12・ヘタレな勇者は飛ばされる。
ダンジョンから上がって来た連中を拘束した。
勇者に電撃魔法を使わせたよ。
コレを喰らったことのあるヤツはそう居ないはずだ。
耐性を持ってるのもほとんどが勇者だしね。
魔力のヒモは便利だよ。
マジックハンド代わりにもなるし。
グルグル巻きにしたから逃げ出せるわけもない。
ということでオハナシした。
結果発表!
依頼者は王城の人間。
名前は分からなかったけど偉そうなヤツ!。
依頼はダンジョンで行方不明にすること。
報酬は冒険者達の犯罪を見逃すことと金。
なるほど。
ちなみにナニをしたのかな?
酔っぱらって貴族でもエライ方をぶっ飛ばしちゃった・・。
まあ、お忍びだったそうだけど。
相手がお貴族様だと最悪打ち首なんだそうだ。
ハハハ・・・。
お酒に飲まれてはイケマセン。
連中にダンジョンの宝箱の金を半分渡した。
口止め料だ。
連中は驚いていたけどコッチもコレはイイ機会だと思う。
城からだと抜け出すだけで一苦労だろうしね。
冒険者たちには直接報告に行かない方がイイと忠告した。
手紙とか間接的にしたほうがイイと。
でないと始末しようとするかもしれないからね。
まったくオレも疑り深くなったもんだよ。
純真な少年のオレを返せぇ!。(笑。)
風魔法を使って連中の前から飛んで消えることにした。
跡を付けられたくなかったから・・・。
あー・・ちょっと失敗だったね。
勇者のヤツはどうも高所恐怖症だったらしい。
降ろしたら気絶してやがった。
これで暫くは大丈夫だろう。
一応自分達をチェックしたから迷子マーカーとかも
つけられてないって分かってるし。
勇者のレベルはなんとか新米兵士くらいってとこだな。
レベル並の戦闘力とはまだ多分いかないだろうけど。
身元を隠して他国に逃げ出すにはちょっと情報が足りない。
出国手続きとかも分からないし・・・
まあ、イザとなったら密出入国してやるけどな。
なんとか逃げ出せたけどレベル上げは継続しないといけない。
いつ城の連中にバレて追手がかかるかもしれないから。
冒険者にでもなってみようか・・
テンプレどーりなら登録できればソレで身分証明になるハズ
だからね。




