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閑話・初級専門教師の魔術師。

 まさかあんなヤツが居るとはねぇ、、


オレは初級のヤツを教える教師をしている。

実力はたいしたことはない。

ギルドマスターをしてる師匠に「実戦は止めとけ!。」って

言われたくらいだからな。


でも魔法が好きなんでこの仕事をしてるんだ。

ガキどもならオレでも教えられるからな。

相手がガキだと教えるのを面倒がる連中も多いんでオレの

仕事は途切れない。

ありがたや。


でも・・あんなヤツ初めてだったよ。

10歳位になると体もできて来るから魔法で多少の無理を

させても大丈夫なんだ。

アレはもう15・6だろう。


知ってる限りの方法を色々試したんだがどうにも発動しない。

頭に来て帰ったんだが次の日に行って驚いた。

ほんの豆粒大ながら火魔法が発動してやがった!。


一緒に居た魔法使いが発動させたらしい。

問い詰めたら友人に聞いた発動方法を試したんだと。

もうビックリだね。

なにしろ自分の魔力すら感じ取れなかったんだ。


方法は秘密かと思ったら大したことだとは思ってないようで

細かく教えてくれた。

う~ん・・よくできてる。

魔力がどんなものか感じさせるところから・・か・・


コノ世界じゃあ余程のヤツでない限り多少の魔法は使える。

魔法使いを名乗れるほどじゃあないがな。


発動方法を教えてくれた魔法使いは最初から多少の魔法を使っていた。     

なのでもう一段上を教えた。

うん・・出来のイイヤツだと思う。


オレの教えられるのは初級程度だ。

なので師匠に次の教師を紹介してもらおうと思ったんだが

なぜか興味をもったようで自分で城に乗り込んで行った。


あー・・気の毒に・・

昔っから興味が湧くと一直線だから・・

修行もスパルタだし・・・


魔法使いは回復魔法ができるようになっていたという。

アレができるのはほとんどが神官なんだがマレに魔術師とか

魔導師の中にもできるヤツがいるんだよ。

〔賢者〕なんて呼ばれたりするんだ。


師匠によるとまだそれほどの威力じゃあないらしいがそれでも

貴重な〔賢者〕のタマゴだ。

師匠が気に入る訳だよな。


勇者の魔法もヨタヨタながら上達してるそうだ。

アイツが色々つきっきりで教えてるらしい。


「アレに教えとくと勇者に教え込んでくれるから手間が省けて楽でイイよ。

お前は教えるのが上手いがアレもかなりイケるな。

教師役の才能もありそうだぞ。」


・・あのう・・オレの仕事の妨害、やめてください。(汗。)


「まあ、そんなことをしてるヒマはアイツ等には無いさ。

ヒヨコ以下で冒険者も無理な勇者だからなぁ。

つきっきりでやっても魔王と戦うなんてのになれるか怪しい。

勇者を召喚したのはココの国だけじゃあないが勝てたのは

先代の魔王とったヤツだけだしな。」


どうやら勇者より魔法使いの方を気に入ってるらしい。

当分アイツラはこの師匠のオモチャなんだろうなぁ・・と

ため息な魔術師さんなのでした。

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