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magic eye  作者: 雨音ema
2/2

おみくじ

「待て!」

ここのクラスの先生なのか、名簿と笛をを持っている。

「お前

が転校生の井吹愛か?」

「は、

はい。そうですが・・・。」

先生は険しい顔をした。

「そうなのか・・・お前が転校生か。」

ぱっ

っと花が咲いたように急に先生の表情が明るくなった。

私が不思議な顔をしてみると

「ま、まー。入れ。」

そう言われ、1年B組の中に入ると。

「転校生だ!!」

ザワッ

っとクラスの雰囲気が変わった。

「お前、どんな魔法が使えんだ?」

「格闘の魔法か?」

など質問攻めにあった。

「ではこの学年の決まりの『おみくじ』をやろうと思う!」

おぉーっ!!

え?ぇ?おみくじ?

「おぉ。井吹は初めてか・・・。

おみくじでパートナーを決めるんだ。そして一学期までそのパートナーを

決めるのが、『おみくじ』だ。」

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