一話完結転生もの
俺は死んだ。
と思ったら生きていた。何故か体が小さい。視界には知らないメイド服の女がいる。何が起きた。
【一年後】
どうやら俺は記憶を持ったまま異世界に転生していたようだ。魔法がある典型的なファンタジー世界らしい。親父の職業は地方貴族で、それなりに裕福なようだ。母親は美人。あとかわいいメイドが一人家にいる。
【六年後】
家にある本を使って魔法の訓練をし続けたら、魔法の天才だとよばれるように。あと俺はどうやら順調にイケメンに育っているらしい。メイドは俺にベタぼれ。メイドに毎日抱きついて性欲を発散。
【三年後】
精通したその日に童貞をメイドで捨てる。
【一年後】
色々あって首都にある魔法学校に入ることになった。入試の成績は主席。次席の女が俺に敵意満々だ。
【三ヵ月後】
上位貴族のピザデブが次席の女にちょっかいをかけていたので、助けてやった。次席の女は俺にベタぼれ。俺の女にする。
【二ヵ月後】
ピザデブが仕返しのために、国内有数の暗殺者を送ってきた。しかし俺のスーパー級の魔法で撃退。学園長に一部始終を報告して、ピザデブは魔法学校追放。
【一年後】
珍しいハイエルフの女が新入生として主席で入ってきた。俺が世話係をすることに。
【三日後】
ハイエルフは俺の女になった。魔力で精力上昇を施して、毎晩次席の女と一緒に可愛がる。
【半年後】
魔法学校二年生の伝統行事である舞踏会で、この国の王女様と出会う。王女様を狙う他国のスパイを俺の魔力で退ける。王女様が俺に惚れる。
【一ヵ月後】
王女様が俺を追って魔法学校に転入してきた。
【一日後】
王女様が俺の女になる。
【一年後】
魔法学校最高学年になる。最高学年は学外活動が許されるので、街のギルドに冒険者登録。登録の際に潜在魔力を測る機械が壊れ、ギルドの人に驚かれる。俺の女たちと一緒に依頼を受けまくる。
【三日後】
2日でギルドのランクがCからBになった。Bランクに2日であがるというのは史上最速らしい。受付のおねーさんを俺の女にする。
【一日後】
ギルドの荒くれ冒険者に因縁をつけられ、迷宮内で襲われた。しかし、返り討ちにする。
【三ヵ月後】
ギルドのランクがSSに到達する。ランクSSは国内で数人の称号らしい。
【四ヶ月後】
魔法学校卒業試験をかねた闘技大会でなんなく優勝。この国の王様に、是非この国の魔法兵の将軍になってくれと言われる。
【一ヶ月後】
隣国との戦争勃発。魔法学校の生徒はそのまま、魔法兵として戦争に参加することになった。俺は魔法学校生徒隊の司令塔となって、戦争に参加する。
【二日後】
衛生兵の少女を敵兵の攻撃から救う。
【一分後】
衛生兵の少女が俺の女になる。
【二週間後】
敵国の女将軍を捕らえる。女将軍はどうやら洗脳されているらしい。洗脳を解いて俺の女にする。
【一ヵ月後】
俺たち魔法学校生徒隊は『無敵部隊』として有名になっていた。俺は司令塔としての功績によって、国の建国以来三人目の永世栄誉勲章を手に入れる。
【二ヵ月後】
戦争終結。倒した国を統治する最高司令官に就任することに。
【一日後】
倒した国の姫様を俺の女にする。
【一年後】
倒した国を復興させた結果、その国の国民投票によって大統領に就任することに。国の有力者の娘が俺の女になる。
【半年後】
邪神が復活する。我が国だけは俺の魔力による結界のおかげで被害がでなかった。
【一ヵ月後】
邪神に滅ぼされていった国を併合してゆく。併合先のプリンセスが俺の女になる。
【一ヵ月後】
対邪神の国際連合が成立。俺は議長に就任。
【三ヵ月後】
俺の全魔力を使って、邪神を倒すことに成功。俺は魔力を使い果たして、永い眠りにつく。
【三年後】
成長した俺の女たちが探し出した神々の遺跡の秘法によって、俺は復活した。俺は世界の英雄となっていた。
【二日後】
世界政府の終身皇帝の地位に就く。
【二日後】
俺を神と奉る人々によって作られた大宮殿に住まうことになった。
【四日後】
全世界の美女たちが俺の女になりたいと我が宮殿に押しかけてきた。全員俺の女にする。
【一ヵ月後】
宮殿に大ハーレムができる。
【半年後】
大ハーレムで俺の女たち全員と性交する。千人以上の女を可愛がるために全魔力を精力増強に使い果たして眠りにつく。
【一時間後】
腹に痛み。気づいたら俺の腹に包丁が刺さっていた。体は魔力が尽きていて動かない。
かすれた目で包丁を刺した相手をみたら、なんと脱童貞のメイドだった。
【一分後】
薄れていく意識の中、そういえばメイドとは魔法学校に入って以来、一度も気にかけていなかったことを思い返す。
【数秒後】
俺は死んだ。