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信じたくないのに信じざるをえないのか

とりあえず読んで下さい。

 「はい」

俺はインターフォンにでた。

「ヒ、ヒロキこの子はだれだ。」

ちなみに俺の名前は田中宏樹だ。

「宇喜多どうした?とりあえず落ち着け。まず部屋にはいれ。」

俺の親友の名前は宇喜多透だ。

 ドアを開けたら小太りの子供がいた。「はじめまして!お父さん!」

えっもしかして…

「君、何歳?」

その子供は言った。俺の聴きたくなかった数字を。

「十歳!」

 十という数字が俺の頭を駆け巡る。十年前。それは俺が唯一付き合っていた時代だ。その子供は俺の顔色が変わったのを察して勝ち誇ったように言った。

「これでわかったでしょ。僕はあなたの子供なんだ。」 あっちょっとまて十歳の子供なんて世の中に腐るほどいるだろ。そう思った俺の顔色の変化をまたもや敏感に察して

「僕のお母さんの名前は高田麗子。聞き覚えあるよね。」

一瞬にして俺の考えは潰された。こいつ本当に十歳なのか。 小太りなところは俺に似ている気もするが性格は間違いなく麗子だ。人の表情を読むのが得意なところや頭の回転が速いところがそっくりだ。

「で、君は俺に何をしてもらいたいんだ。」

俺の子供と名乗るやつは言った。

「その前に親子なんだから名前で呼んでよ。僕の名前は義人。義の人でよしひと。」

俺は何でこんなことになってしまったのかと思い半ばイラついたこえでまたきいた。

「義人は俺に何をしてもらいたいんだ。」

やつは口を開いた。

「家出してきたからここに夏休みが終わるまで僕を住まさせてもらいたいんだ。」

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