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オカルト謎探偵の偉業!? 6


 オレは宿しゅくはくしつのドアをけて、セラッピドそうかんにはそう(そう)ろうてもらうことになった。


──*──*──*── 廊下


 オレもセラッピドそうかんいっしょろうた。


 パタン──としずかにドアをめて、セロのフォローをすることにした。


マオ

「 セロは…ああってるけど、べつにセラッピドそうかんきらってるわけじゃないんだよ。

  ちょうのうりょく使つかうのって…たいりょくてきにもせいしんてきにもハードらしいんだ。

  セロはながかんしゅうちゅうしないといけないから……そばてもなにもすることはないんだ。

  だから、セラッピドそうかんほかけんつだいをしていたほういとおもうよ 」


ティーバン・セラッピド

「 ワトスンくん…。

  きみあにおもいのおとうとだね 」


マオ

「 そうかな…(////)」


ティーバン・セラッピド

ぼくつだこといなら、こうあまえてもどらせてもらうとするよ 」


マオ

「 うん…。

  此方こっちでもそうりょうさくせいするよ。

  もみたいにかんせいしたらってくね 」


ティーバン・セラッピド

「 そうしてもらえると此方こちらたすかるよ。

  ──これ、10ねんものけんりょうが6けんぶんはいってるふうとうだよ。

  ホームスにわたしてくれるかい? 」


マオ

「 うん。

  こんなにがとう。

  セロもよろこぶよ 」


ティーバン・セラッピド

「 そうだといんだがね… 」


 りょうかたすくめてせたセラッピドそうかんは、ほんのすこしだけりょうかたすぼめるとさみしそうなかおをして1かいつづかいだんかってろうあるした。


 セラッピドそうかんかいだんりるのをおくって、姿すがたえなくなったのをかくにんしてから、ドアをけて宿しゅくはくしつはいった。


──*──*──*── 宿泊室


マオ

「 セロ──、セラッピドそうかんかえったよ。

  それから──これ、セラッピドそうかんから『 セロにわたしてくれ 』ってわれたよ。

  10ねんものが6けんぶんだってさ 」


セロフィート

「 ティーバンさんはワタシではなく、マオにわたしたのでしょうね? 」


マオ

わたそこねただけじゃないのか?

  ふかなんていとおもうけどな 」


セロフィート

「 それならいですけど… 」


マオ

ふうとうたしかにセロへわたしたからな 」


セロフィート

「 はいはい 」


マオ

「 セロ、このド素人しろうとつくったそうりょうんだ? 」


セロフィート

「 ティーバンさんへかえしましょう 」


マオ

かった。

  ふうとうれておくな 」


 ざんねんぎて使つかえないそうりょうふうとうなかれたらベッドのうえげた。


マオ

「 セロ、このけんがいしゃんでるし、たいまいそうされてるからせないけど、どうするんだ? 」


セロフィート

がいしゃがんきゅうさえあればいです。

  どおり、〈 (げんしつ)(みなもと) 〉でがんきゅうこうせいします 」


 そうったセロは〈 (げんしつ)(みなもと) 〉ですうげつまえぼうしたがいしゃがんきゅうびょうこうせいした。


 おもうけど、がんきゅうだけってわるいよな…。


セロフィート

「 マオ、がいしゃじょせいがいえいぞうながします。

  じゅんませてますから、マオはえいぞうながらこしてください 」


マオ

「 またかよ…。

  オレ…このぎょうきらいなんだよ… 」


セロフィート

「 そうわずにこしげてください 」


マオ

えいぞうながらこすのってむずかしいし、たいへんなんだからな! 」


セロフィート

ってます。

  だからこそ、マオにこしてほしいです 」


マオ

「 オレがこすよりも、セロがこしたほうかんぺきだとおもうんだけどなぁ 」


セロフィート

「 そうわずに。

  マオがじきしつこしたりょうけんかいけつさせるためひつようです 」


マオ

「 …………もぅ…。

  ずるいんだよ、セロは! 」


 オレはムスッとりょうほほふくらませながら、あきめモードでこしろしてすわった。


 テーブルのうえにはセロがようしてくれたげん稿こうようとペンがかれている。


 こしをするときには、げん稿こうようひだりがわからよこきすることになっているんだ。

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