螺旋の運命を辿るあなたは③
身体の至る所の骨が折れており
リハビリすら出来ず一日中ベッドの上で過ごす日々が続いた。
世間では新学期が始まり友人との再会に歓喜していることだろう。
私はと言うと、
全てを失い元の自分同様に何も残らなくなった。
バタフライエフェクト
因果というのは原因があって結果に結びつくという意味だ。
ただ世の中はうまく出来ており
どんな道を選ぼうとも最終的には私が孤独に生命を終える未来に誘導するのである。
これは何も今に始まったことではない
なんならずっと100年以上経験したことではないか
ただ今回は。
もしかしたら今回は違った結末を迎えられるのではないか。
そんな淡い期待がより一層私を絶望に叩き落とした。
もうこんな人生の繰り返しを終わらせたい
もうこんな思いはしたくない
もういっそ…
私の中に黒い感情が芽生えたその時
病室の戸が開く音がした
「ユウキくん。久しぶり」
その声の主を見た時
私は驚きのあまり言葉が出なかった。
私をユウキと呼ぶのは私の知る限り3人しかいない。
1人は他界し、1人は警察にいる。
そして、最後の1人が私の前に現れた。
「よ、吉崎さん??」
吉崎翠は颯爽と私の前に現れたのだった
予約投稿にしたら後書きに書くことが急に思いつかなくなりました。




