2018/08/15に見た夢 また夢の中であの子に会う
こんな夢を見た。
仕事を終えて自宅に帰る。
自宅は大手ショッピングセンターの屋上に建てられたワンルームマンションなので、ショッピングセンターで今日の晩飯を買ってから帰ろうと思い、店の中に入る。
行こうと思えばショッピングセンターの入り口にあるエレベーターで屋上のマンションまで住民は直通で行けるのだけれども、エレベーター前を通り過ぎて進むと店内が一望できるスペースに出る。
店内は客で賑わっていて、笑顔の子供など見ると、擦り切れてボロ雑巾の様な姿の自分は見ているというだけで警察に通報されてもおかしくない風貌で、生まれてきてすみませんと思ってしまう。
子連れの親子を見ていると、そんな可能性も自分にはあったのかも知れないと、不敬な思いに囚われて少し悲しくなるのだけれど、そんな未来はあり得なかったと思えば心を取り戻せた。
メンタル強し俺‼︎
今日を乗り切るための命の水と言えるアルコール9%の缶チューハイ二本とツマミを買い、部屋に帰るために上層階を目指す。
気分は天上人なのだけど、薄暗い住民専用通路はコンクリート打ちっ放しでデザイン重視というよりも、世紀末救世主伝説的な廃退感がしないでもない。
それは地上の土地不足を、既にある建物の上に建設すると言う、ウィンウィンな関係と言う思想で作られた低所得者に配慮されたマンションであるのだが、俺はウィンウィンと言う言葉を使う奴が大嫌いだった。
個人的な見解ではあるのだけれど、ウィンウィンと言う奴に限って自分の利益のことしか考えていない奴であるというのが俺の考えですあるのだけれど、これはあくまで個人の見解であると言うことは付け加えておく。
そんな事を考えながら階段を上っている時に一人の女性とすれ違った。
黒いリクルートスーツを身に纏った二十代前半で右の目元にある小さなホクロが印象的なショートカットの女性。
お互いにすれ違う時にチラッと相手を確認しただけなのだけれども、どこかで会った気がして記憶を探るのだけれど思い出すことができなかった。
「ちょっと‼︎」
そう声を掛けられて肩を掴まれたので振り返ると、俺の肩を掴んでいたのはすれ違ったばかりの女性だったのである。
俺は思わず痴漢行為などしていないと言うことをどうやって証明しようかと考えたのだが、存在自体が諸悪であると言われたら弁解の余地がないと言う事も知っていた。
終わったか?人生。
そう覚悟を決めた時に彼女は言った。
「こんな自分を惨めにさせる夢ばかりを見るのは、現実でちゃんとした生き方をしていないからと自分でも気がついているのに、それを改善するのがもう自分一人の力ではどうにもならないと思って何もしていないからだって、前にも夢の中で言ったけれど、まだそんな生き方をしているの?」
思い出した。
彼女はたしかに前に夢の中で出会ったアイドルを目指す女性で、以前見た夢の中では地方の学習塾のポスターにモデルとして出ていたのである。
それを踏まえつつ俺は答える。
「それが簡単に変えれるならば、それはもう俺じゃないだろ?」
それを聞いた彼女はどうしようもないなと言う顔をして、ため息を一つついてから言った。
「きちんとしなさい。自暴自棄にならないで。私はまだまだだけれど、前よりは稼いでいるわよ?」




