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宗次は聖騎士に転職した  作者: キササギ
第2章 聖者の条件
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46話 発動


 課題の期日まで、魔法陣の完成を目指して作業を行った。

昼間は、自分とアンナ、そしてリゼットで作業を行い。

夜はシモンとミレーユさんにも協力して貰う。


 また、残りの作業と平行して、自分の聖騎士の鎧と聖印を使用して、

ミニチュア版の六重聖域を試してみてが、想定通りの魔法が発動することも確認した。


 そして5日後。

自分とアンナは中央教会にやってきた。


 今日は、課題の期限日であり、ビクトル氏の命日でもある。

作業は既に終わっており、昨日は何度も確認を行った。

また、ビクトル氏の研究成果を論文としてまとめ、提出する準備も出来ている。


「……よし、それでは行きますか」


 ビクトル氏は聖人か否か。

それが今日決まる。




「……なぁ、本当に行くのか?」


 いざ行かん、と前に進み出ようとした直後、

アンナは不満そうに言葉を述べる。


「行くに決まってるだろう?

というか、まだ言ってんのか、いい加減に納得しろよ」


「だってよー……

今更、爺さんと大司教が友人だったって言われても……

そう簡単に信じられるかよ……」


「遺書にも書いてあっただろうに……

今日は六重聖域の魔法も発動させるんだから、

大司教との面会はさっさと済ませるぞ」


 まったく、こんな所でグダグダしてても仕方が無い。

アンナを置いて教会に向けて歩き出す。


「あ、ちょっと!

置いてくなよ!

まだ、心の準備が!」


 慌てて駆け寄ってくるアンナにため息をつきつつ、

改めて二人で教会内に足を踏み入れた。



「大司教、南部教会司教アンナ、聖騎士ソージをお連れしました」


 教会内でシモンと合流した後、彼の案内で大司教の部屋に通される。

5日ぶり、2回目の訪問だ。


 室内の様子は、5日前に来たばかりなので、以前と変わりない。

本棚には溢れんばかりの魔法書、

机の上には薬草やフラグメントが入れられたビンが置かれている。

まるで研究室のような部屋。


ただ、前回との違いと言えば、

部屋に入って正面にある重厚な黒い机に座っている大司教の後ろにいる男だ。

異端審問官エリック。

彼は直立不動で大司教の後ろに控えている。


 彼がなぜここにいるのか?

シモンの代わりだろうか?


 疑問はあるが、今重要なのは大司教に課題の成果を報告することだ。

視線を大司教に合わせ、胸に手を当て一礼する。


「南部教会司教アンナを説得し、ここに連れて来ました」


 アンナにアイコンタクトを送る。

アンナの顔には未だに不満の表情があったが、

こちらの合図に頷くと、先程までの不満の表情が一瞬にして消える。

まるでお面のような無表情。


その表情のまま、一歩前に進み出ると深く頭を下げる。


「ご迷惑をお掛けしました。

主神マーヤに仕える神官として、恥ずべきことをしたと深く反省をしております。

また、教会ならびに関係者各位に対して、多大なるご迷惑をお掛けしたことを、

心より謝罪致します。

今後は、このようなことがないように、心を入れ替え、

神官としての職務を果たしてまいります」


 アンナは、すごくまともに謝罪した。

直前までの態度が態度だっただけに、

正直、『反省してマース』とか舐めた態度で謝罪したらどうしようかと思っていた。


 アンナ自身は、ビクトル氏の遺書を読んで

真面目に職務に当たることについては納得している。

しかし、大司教に対しては疑念が消えたわけではないようだった。


 まぁ、人の感情はそんなに簡単に割り切れるものではない。

たとえ社交辞令的な謝罪だとしても、今はこれで良いだろう。


自分も再び頭を下げ、彼女の擁護に回る。


「このように本人も深く反省しており、今後は職務に復帰すると誓っています。

どうか寛大なご対処を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」


「……ふむ。

その謝罪を受け入れよう。

今後はより一層、職務に励みなさい」


「……ありがとうございます」


 大司教は落ち着いた声で謝罪を受け入れ、

アンナは頭を下げたまま、それに答える。


「ソージもよく課題をこなしてくれた。

ご苦労だった」


「いえ、主神マーヤに仕える神官の一人として、

当然の事をしたまでです」


 これで今回の課題の最低限はクリアしたことになる。

アンナに対しても特にお咎めは無いようで、とりあえず一安心だ。

もっとも自分達にとっては、ここからが本番だ。


頭を上げると、大司教の前に進み出る。


「ソージよ、お主との約束……

ビクトルを聖人として認めるだけの功績があれば、彼を聖人として認める。

お主は、奴の功績を見つけることは出来たかの?」


「はい、私達はビクトル氏の遺産を見つけました。

是非、大司教にも見て頂きたい」


 大司教の問いに頷くと、鞄の中から用意しておいた書類を取り出す。

ビクトル氏の遺産、『大規模結界セクステット 六重聖域サンクチュアリ』その魔法についてまとめたものだ。


「ほう……」


大司教は興味深そうに頷き、書類を受け取ると、

その場で読み始める。


「く、くく……」


「大司教?」


大司教は一通り書類を読み終えると、何かを抑えるように身体を震わせる。


「く、ふふ!

ふは、はははは!!!」

ビクトルめ、やりおったか!!」


 大司教は突如として、大きな声で笑い出す。

その姿に今まで直立不動だったエリックでさえも困惑している。

彼の視線がこちらに向き、『何をしやがったこの野郎』と彼の目が言っている。

その目線に対して『知るか、くそ野郎』と返しておく。


 そんなやり取りをしていると、大司教はようやく落ち着いたのか、

ゴホンっと、咳払いをすると口を開く。


「ああ、いや、すまんのう。

ソージよ、これを見てくれんかの」


 大司教はそう言うと、本棚の中から大きな封筒を取り出すと自分に渡す。

一体この封筒に何があるのか?

疑問に思いつつも、その封筒の中に入っていた書類を読み進める。


 そこに書かれていたのは、見たことのある魔法陣。

そして、重奏魔法(アンサンブルマジック)を基本とした魔術理論。


「これは……六重聖域?」


 間違いない、それはビクトル氏の遺産である六重聖域だった。

使われている技法から、魔法陣の形まで、まるで同じだった。


 いや……違う。これには代用魔法。

つまり、聖騎士の鎧を人型に見立てる手法が入っていなかった。


「ふむ、気が付いたか。

ああ、その魔法は六重聖域よ。

だが、大きな魔力ををまとめるための、あと一手がどうしても足りなくての。

くく……まったく、その手があったか!

本当に死んでからもムカつく奴じゃのう!」


「なんだと、コラ!!」


「落ち着け」


 大司教の言葉に食って掛かるアンナに対して、

彼女の頭にチョップを叩き込む。


「へぶし!!」


 頭を押さえてうずくまったアンナを置いて、

大司教に言葉をかける。


「……大司教も同じ魔法に至っていたのですね」


 いや、むしろ考えてみれば当たり前だ。

もともと六重聖域の魔法は、ビクトル氏が大司教の話を聞いてから、

それを元に作り出したものだ。

むしろ、オリジナルは大司教である。


 しかし……これはまいったな。

完全に頭から抜けていた。

これでは、六重聖域はビクトル氏と大司教、二人の功績と言うことになる。

つまり、単純に一人頭の功績は半分になってしまい、

『ビクトル氏を聖人とするための確かな功績』が怪しくなってしまう。


 どうしたものかと考えていると、大司教は自分の分の論文をびりびりと破り捨てた。

まるで、自分自身の功績を捨て去るかのように。


「大司教!

ビクトル氏の六重聖域、それはあなた無しには成り立たなかったはずです。

あなたには、功績を手にする権利がある」


 自分がビクトル氏を聖人とするために動いていたのは、

彼には聖人として認められるだけの功績が有ったのか、無かったのか。

それを知りたかったからだ。


 自分は彼を何としてでも聖人にしたいと言う訳ではない。

特に誰かの犠牲の上で成り立つ功績ならば、なおさらだ。

そもそも、今回の課題の出発点は、大司教がビクトル氏との確執による私怨で、

彼を聖人として認めなかったのではないか、という疑問だったのだから。

これでは、最初とは真逆なだけだ。


だが、大司教は首を横に振る。


「ああ、そうだな。

だが、これで良いのだ。

あやつはな、他人に功績を譲られたりするのが大嫌いな奴じゃったからの。

故に、ワシの功績を譲ってやるのだよ。

今頃、あやつは天国で悔しがっておるだろうよ」


 冗談めかして大司教は笑う。

その笑みは、とてもすっきりとした表情であり、

一片の悔いも感じられない。


 もちろん、大司教は言葉通りに嫌がらせのために譲ったわけではない。

自分には大司教が何を思って譲ったのか、正確に測れる程、

彼の事を知っているわけではない。

しかし、おそらく彼は自分の功績よりも、友情を取ったのだろう。


 そこには、自分には立ち寄れない、彼らだけの納得があるようだった。

そうなると、これは彼らの問題であり、

所詮外野である自分には、語るべき言葉は無い。


 それに……大司教の決断は、素直にすごいことだと思う。

自分自身が生涯を賭けて研究した成果、それを友人とはいえ、他人に譲るのだ。

もしも自分が彼の立場なら、自分にそんなことが出来るだろうか?


胸に手を当て、礼をする。


「もしも、聖人に相応しいのは誰かと問われれば、

私は大司教クリストフこそが相応しいと答えますよ」


「なに、それほどでもないさ。

さて、ビクトルの功績は確かに受け取った。

また、南部教会司教アンナの職務復帰も確認した」


「……ありがとうございます」


 大司教の言葉にアンナは感謝の言葉を述べる。

その表情は、先程の作った無表情ではない、

目の前の大司教のやり取りを見ての、困惑した表情だった。


 人間の感情は簡単には割り切れない。

でも、これが切欠になって、

少しずつでも大司教とアンナの関係が修復してくれれば良いと思う。


 大司教は大切そうに書類を部屋の隅にある金庫に保管すると、

自分達に向かって言葉をかける。


「では、次は実物をワシに見せてくれないか。

準備は出来ておるのだろう?」




 アウイン中央にある地下水道の入り口で、

リゼットとミレーユさんと合流すると、

大司教とエリックを連れ、地下の祭壇に移動する。


「ふむ、ビクトルめ。

アウインの地下に勝手に作りおって。

一言で良いから、相談して欲しかったのう。

まったく……王族からの嫌みったらしいお小言を聞くのは、

ワシらなのにな……」


「ええ、そうですとも!」


 大司教の言葉に、シモンはぐっと力強く頷く。

本当に、上に立つ人達は大変だ。

責任者の仕事は、責任を取ること。

実際に責任を取るのは、事を起した本人ではないのである。


 まぁ、お小言ですむのなら、不幸中の幸いと言える。

さすがに、今回の事で大司教がその地位を辞することになったら、

申し訳なさ過ぎる。


 そんなことを考えていると、大司教は魔法陣に近づき、

直々に確認を行う。


「……ふむ。

良く出来ておる。

これならば、問題なかろう」


「ありがとうございます。

よし、それでは始めましょうか!」


 大司教からも太鼓判を貰った。

ならば、あとは最後の仕上げである魔法の起動だ。


 自分の言葉に大司教は頷くと、魔法陣から離れる。

その代わりと言うように、魔法陣の中央に移動するのはアンナだ。

今回の魔法の発動、その為の呪文詠唱。

それを任されたのは、アンナだ。


 彼女はビクトルの娘であるし、何よりも自分達の中では一番魔力が高い。

アンナは実験で作ったミニチュア版の六重聖域でも、起動に成功している。

彼女なら本物の六重結界でも発動させることが出来るはずだ。


 しかし、そのアンナは緊張のためか動きが硬い。

手足は震えているし、キョロキョロと視線が落ち着かない。


「だ、だ、だ、大丈夫だよな?

し、失敗しないよな?」


「落ち着いて、深呼吸です。

練習通りにやれば大丈夫です」


「さっさとやんなさい、へタレ」


「気合入れろ!

ビクトル様にアンナはやれるってことを見せてやれ!」


 情けない顔で、こちらを見るアンナに対して、

シモン、ミレーユさん、そして自分がそれぞれ言葉をかける。


「アンナよ。

この魔法はビクトルから、お主に送られたものなのだろう?

ならば、気負う必要など無いではないか」


「ち、違う。

本当は違って、本当はこれはソージが……」


アンナは涙目になると、ブンブンと首を振る。


「……なぁ、本当にアタシでいいのか?」


 彼女は縋る様な目で自分に対して、口を開く。

だが、自分は彼女の目を真っ直ぐに見た上で、

彼女の声をばっさりと切り捨てる。


「それを決めるのは自分じゃない。

アンナが自分で決めることだろう。

ビクトルの娘として、その志を受け継ぐ気が無いのなら、止めればいい」


 ビクトル氏の遺産を自分は手放した。

その使い道を決めるのは、あくまで彼女だ。


自分の言葉に対して、アンナがどう思ったのかは分からない。

しかし、彼女は何かを振り払うかのように涙を拭う。


「やるよ……アタシがやる!!」


 アンナはゆっくりと息を吸い、ゆっくりと吐き出す。

彼女は目を閉じ、精神を集中させる。

たったそれだけで、周囲の魔力が活性化していくのが分かる。


そして、彼女は目を開け、詠唱を始める。


「――右手に宿れ、光の聖域よ。

右足に宿れ、光の聖域よ。

左足に宿れ、光の聖域よ。

左手に宿れ、光の聖域よ。

頭上に宿れ、光の聖域よ。

そして、我が胸に宿れ、光の聖域よ!」


アンナの呪文により、魔法陣に光が灯る。


「――右手には聖剣を握り、左手には盾を構え、

兜を被り、鎧を纏い。

我が故郷、我が同胞、その全てを不浄なる者から守護することを、ここに誓う!」


「発動せよ――六重聖域――」


 アンナの自分自身の存在をぶつける様な、力強い詠唱。

その詠唱が終わった瞬間、魔法陣はまるで太陽のような眩しい光を放つ。


 その光は魔法陣からあふれ出し、空間全体を塗りつぶすように広がっていく。

しかし、その光に対して恐怖は感じない。

その光は、暖かく、とても優しい。


 光はやがて粒子になり、徐々に空間全体に溶けるように消えていく。

後に残ったのは、まるで鼓動のように明滅を繰り返す魔法陣だけ。

だが、目には見えなくても、聖なる魔力が空間を包んでいることは感じられる。


「で、出来た……

やったよ、アタシ。出来たんだ……」


安心して力が抜けたのか、アンナはその場に崩れ落ちる。


「おい、大丈夫か!」


慌てて駆け寄り、倒れたアンナの身体を支える。


「ソージ、見たか!

やったよ!」


「おう、よくやったな!!」


 にっと満足そうに、まるで子供のようにアンナは笑う。

初めて彼女の笑顔を見た気がする。

彼女との出会いは、はっきり言って最悪の部類であったが……

まぁ、この笑顔が見れたのなら、それも良かったのだろう。



 頭の中で感慨にふけりつつも、

倒れたアンナの手を取り、彼女を立たせようとした瞬間――


――大地が揺れた。


 まるで、頭を殴りつけられたような大きな揺れ。

1度だけではない、2度、3度と大きく揺れる。

その揺れは激しく、アンナを抱き起こそうと手を伸ばしていた自分は、

バランスを崩し床に倒れてしまう。


「くそ! 何なんだ一体!!」


地震?

いや、何か違う。


 断続的に続く激しい揺れ。

しかし、これは地震のような波打つ揺れとは違う。

まるで、隕石でも落ちてきたかのような、叩きつけるような揺れだ。


「な、なんなんだよ!!

これ!!

あ、アタシ失敗してないよな!なぁ!」


「落ち着け!!

大丈夫だから!!」


 声を張り上げると、パニックになりかけているアンナの身体を抱きしめる。

右手でアンナを抱き、左腕に装備した盾を頭上に掲げる。


 これで最悪、天井から石材などが落ちてきても大丈夫。

と言っても、盾の大きさはそう大きくは無い。

無いよりもマシといった程度か。


いや、それなら――

頭の中でショートカットに登録されている魔法を選択する。


「マテリアルシールド!!」


 物理攻撃を防ぐ光の障壁。

これがあれば盾よりも広範囲をカバー出来るはずだ。


 アンナを抱きかかえたまま、揺れが収まるのを待つ。 

揺れは最初に比べれば小さくなったが、まだ続いている。

震度で言えば4から5と言ったところか。

日本人故に地震には馴れている。

そのため、アンナのようにパニックにはなっていないが、

今の状況はかなりまずい。


 何がまずいかと言えば、ここは地下だと言うことだ。

耐震構造がしっかりしている日本ならどうと言うこともないが、

ここアウインは、そうではない。

最悪、全員生き埋めになる可能性も有るのだ。


 揺れが小さくなったことでアンナを身体を抱いたまま、

魔法陣の外にいる皆の所に戻る。

皆もまた地に伏せて、揺れが収まるのを待っていた。


自分は、皆がマテリアルシールドの範囲に収まるように魔法をかけ直すと、

そのまま皆と一緒に揺れに耐える。


そして、1分ほどで揺れは収まった。


「みんな怪我は無いか!

今の内に地上に出るぞ!!

エリックは大司教を頼む!!

シモンはミレーユさんを!!」


「分かりました、大司教失礼いたします!」


「うむ、すまんのう」


「私はいいわ、むしろシモンは大丈夫?」


「はい、なんとか。まだ、足元が揺れてるようで気持ち悪いですが……」


「よし、リゼット、アンナしっかり捕まってろよ!」


 左手にリゼット、右手にアンナを抱きかかえる。

チートによって強化された自分の身体にとって、

女性二人分の重さなんて無きに等しい。


とにかく、二人を抱えて急いで地上に出る。



 こうして、自分達は逃げるように地上に出た。

しかし、安全なはずの地上でも、とんでもないことが起きようとしていた。


「なんだよ……あれ……」


 地上に出た自分達が見たもの。

それは、アウイン南部地区、下水道の辺りから、ゆっくりと起き上がる黒い物体。

その物体の大きさは、アウインの中央部からでもはっきりと見える程の巨体。

大きさは50メートルは下らない。


とてつもなく巨大な黒い物体。


それは――馬鹿みたいに巨大なスライムだった。



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