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宗次は聖騎士に転職した  作者: キササギ
第2章 聖者の条件
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40話 異端審問官 エリック



中央教会の敷地内、異端審問官エリックの進路を塞ぐように彼の前に立ちはだかる。


「こんにちは、エリックさん。今、お時間よろしいですか?」


「はい、構いませんが……

私に何か御用でしょうか?」


 エリックは立ち止まると、怪訝な顔で問いかける。

その姿は、その辺に居る普通の聖騎士と何も変わらない。

だが、彼は異端審問官、教会の暗部組織に所属する人間だ。


 自分の中にある異端審問官のイメージは、中世の魔女狩りだ。

適当な難癖を付け、魔女とでっち上げ、処刑する。

ミレーユさんが言うには、この世界での異端審問官はそこまで過激ではないようだが、

それでも注意は必要だ。


 リスクを犯してまで、エリックと会話をすることを選んだのだ。

せっかくなら実のある会話にしたい。


 頭の中で、今回のエリックに話しかけた目的を整理する。

自分が知りたいのは、大司教が先代司教を聖人に指名しなかった件について、不正があったのか。

その手がかりとして、大司教の人柄を知ることだ。


 出来れば教会暗部の人間しか知らないような裏事情が聞ければベストだが……

自分には会話の誘導技術は無いので、高望みはしない。

聞けたらラッキーぐらいに考えよう。


 次に、お互いの状況を確認する。

まず、今回の会話において自分が有利な点は、

自分はエリックが異端審問官であることを知っている事、

そして、エリックはこの場において、普通の聖騎士として振舞う必要があると言う事だ。


 異端審問官は教会の暗部であり、表向きは普通の神官として振舞わなければならない。

つまり、この場ではお互いの立場は対等であり、異端審問官と言う立場を利用した脅しや黙秘は使えない。


 注意しなければならないのは、いくら表向きは対等といっても、何をしても良いわけではないことだ。

教会の事情に踏み込む以上、口論になるぐらいは覚悟している。

しかし、殴り合いの喧嘩に発展してしまうようなことは避ける必要がある。

あくまでも自分の行動は教会の課題解決の為であり、そこから逸脱してはならないのだ。



 頭の中で注意点をまとめると、エリックに対して自分の状況を説明する。

その内容は、彼に自分が教会から課題を出されている事、

貧民外や診療所、ミレーユさん、シモンから聞いた当時の状況、

そして、明日大司教と面会を行う事だ。


 実際には、今説明したことはミレーユさんの報告を通して、教会の上層部には知られているはずだ。

しかし、目の前のエリックは、まるで初めて聞く内容であるかのように、律儀に耳を傾けていた。


「なるほど、ソージ様の状況は理解しましたが……

その事について、私に何か聞きたいことでもあるのですか?」


なぜそんな話を自分にするのか、訳が分からないと、そんな表情でエリックは質問する。


「はい。

自分は明日、大司教と面会しますが、その前に彼がどのような人物か知っておきたいのです。

エリックさんから見て、大司教とはどんな人ですか?」


「……そうですね。

大司教は信仰に厚く、これまでも教会に対して大いに貢献を成されました。

公平にして公正、慈悲深く教会にとって、欠かすことの出来ない素晴らしい方です。」


 エリックは、誇らしげに大司教を絶賛する。

彼の立場からすれば、大司教に対して不満を口にするような事はありえない。

しかし、彼の言葉は立場ではなく、本心からそう思っているように感じられる。


 まあ、そうは言っても、ミレーユさんに教えてもらわなければ、

彼が異端審問官だと気付けなかったので、

自分の感覚など当てに出来たものではないのだが……


 しかし、それを差し置いても、エリックを含めここまで話を聞いた限り、

大司教は私情で判断を誤るような人間では無いようだ。

そうなると、先代司教が聖人に指名されなかった件に、不正は無かったという事になる。


 最初は、大司教と先代の司教の間の確執により、聖人に指名しなかったのではないかと疑っていたが、

さすがにここまで意見が一致すれば、それは間違いであったと考えざるを得ない。


 しかし、そうだとすると不可解な点がある。

丁度良いので、それを目の前の異端審問官にぶつけてみよう。


「なるほど、やはり大司教は公正なお方なのですね。

ですが、疑問があります。

なぜ大司教は、アンナ様に対して1年間もの職務放棄を認めたのでしょうか?」


「それは……大司教の深い慈悲によるものでは……」


 そう言ったエリックの表情は僅かに硬い。

その表情からは、彼も今の状況に納得出来ていないだろうことが読み取れる。


 ミレーユさんも言っていた、昔はアンナを擁護する人も居たが、

今では大半の人間が彼女を辞めさせたいと考えていると。


 これに対して、シモンが周囲の説得を行っていたようだが、

いくらシモンが優秀な人間と言っても、彼は大司教補佐官だ。

最終的な決定権は大司教にある。

彼が公正、公平な人間だと言うのなら、なぜここまで寛大な処置がなされたのか?


「大司教の深い慈悲ですか……確かに、それはあると思います。

しかし、1年と言う期間は明らかに異常です。

私自身、南部教会に所属し、アンナ様とも会話をしましたが……

どう考えても彼女のせいで、南部教会の活動は滞っています。

教会の長として、大司教は彼女を更迭させるべきです」


自分の意見に対して、エリックは硬い表情のまま言葉を返す。


「大司教は、聡明なお方です。

きっと私達には考えも及ばない深い理由があるのでしょう。

それに、あなたの課題を考えるなら、アンナ様がお辞めになることは都合が悪いのでは?」


 そのエリックの答えは、余りにも中身の無いテンプレ回答であり、

おまけに話題を逸らしてきた。

恐らく彼もなぜ大司教がアンナを辞めさせないのかは知らないのだろうし、

彼自身も納得していないのだろう。

だが、エリックの立場からすれば大司教を疑うようなことはしたくないはずだ。

だから、話題を逸らしたのだろう。


 やはり、教会の人間にとっても、大司教の判断はおかしいのだ。

もう少し食い下がってみるか。


「確かに、自分の課題だけを考えるなら、アンナ様に辞められては困ります。

しかし、この問題は自分個人の問題ではなく、教会全体での問題だと考えています。

繰り返しになりますが、教会の事を考えるならば、アンナ様を今すぐにでも辞めさせるべきです」


「では、ソージ様は自身の課題を失敗させてでも、

大司教にアンナ様を辞めさせるべきだという事ですか……

あなたはそれでも良いと」


「いえ、自分にとっては良く無いですよ。

しかし、教会のことを考えたら、それが正しい判断だと言うだけです」


「……あなたは変わりませんね。

ブルード鉱山での主張と同じだ。

自分が下がれば、何でもうまく行くと考えている!」


 今までの慇懃な態度から一転し、厳しい口調でそう語る。

エリックの表情は、先程までの硬さは消え、今は自分に対して怒りが滲む。

表情だけではない。

その雰囲気からは、こちらを威圧するような圧力を感じる。


「別に自分はそこまで大それた考えをしている訳では無いですがね」


 敵意の表情で睨むエリックに対して、こちらも睨み返す。

自分は意味も無く煽っている訳ではないのだ。

だから、ここで引くつもりは無い。


 しかし、エリックの言っていることは分かる。

教会から見れば、自分はブルード鉱山の件で、一度ごり押しをしている。

そもそも、自分がこの世界に来たことで、迷惑を掛けられたのは教会の方だ。

自分が教会のためにと言っても、お前が言うなであろう。


「とにかく、ソージ様への課題は、教会があなたに課した試練です。

あなたは教会の事を考える前に、自分の義務を果たすことだけを考えるべきです」


 エリックは自分から目線を逸らすと、きっぱりとした口調でそう告げる。

会話はこれで終わりだと言うことだろう。


 自分は、その課題の為にこうして聞き込みをしているのだが……

これ以上相手を刺激しても良いことは無さそうだ。


「そうですね。では自分は調査を続けたいと思います。

貴重なご意見ありがとうございました。

そして、課題のためとは言え、失礼な事を言ってしまい、すみませんでした」


 お礼の言葉と共に謝罪をして、頭を下げる。

エリックは自分の脇を通り、立ち去ろうとしていたが、足を止める。


「……あなたは、まだ調査を行うつもりですか」


「はい、やはり大司教に対して、疑問が残ります。

アンナ様に対して、異常に寛大な処置が施されている。

……大司教には彼女に大きな負い目があるのか……

もしくは、彼女が大司教に対して何か弱みを握っているのか……

あまり時間はありませんが、もう少し調査をしてみようと思います」


「あなたは大司教を侮辱するつもりですか?」


「別に侮辱ではないですよ。

課題解決のため、調査をするだけです」


 自分がやってることは、確かに褒められたものではないし、不快に思うことは分かる。

しかし、この程度で侮辱になるのか?

疑問に思うことさえ、止めろと言うのか?


それに、自分は大司教を侮辱しているわけではない。

不正はあったのか、なかったのか。

それをはっきりしたいだけだ。


「……これ以上は止めなさい」


「それは何故ですか?

自分は教会からの課題を解決するために動いています。

エリックさんに質問した自分が言うのも何ですが、

あなたに自分を止める権利はあるのですか?」


 彼は異端審問官なので、自分を止める権利も義務もあるのかもしれないが、

少なくともこの場の彼は、ただの聖騎士だ。

だとするなら、自分がここで引くのはおかしい。

今までの自分の態度は、ただの聖騎士に注意された程度で引くような人間ではない。


 もちろん、そうは言っても相手は異端審問官だ。

彼の言葉に従い、大人しくしていた方が良い。

しかし、今回の事件には人一人の死が絡んでいる。

自分は中途半端な覚悟で関っている訳では無いのだ。


「貴様!

また、屁理屈か!

私は止めろと言っているのだ!!」


 自分の答えを聞いた瞬間、彼の雰囲気が変わる。

はっきりと分かる敵意と共に、腰に下げた剣の柄に手をかける。


……まずい。

さすがにこの場で実力行使は無いと思っていたが、認識が甘かったか。

自分の返答の答えは『いいえ』で決まっているのだが、それを言えば剣を抜いて襲い掛かってくるだろう。


 だからと言って、『はい、止めます』は、ない。

ここで自分の意見を曲げるなら、最初から大人しくしている。

だから、引かない。


……ならば、エリックと一戦交えることは覚悟をしないといけない。


 しかし、この状況でも自分から仕掛けるのは無しだ。

この世界に正当防衛があるかは知らないが、少なくとも自分から仕掛けるのはまずい。

相手に口実を与えることになる。


それにしても、戦闘か……くそ、鎧を着てくれば良かったな。


 今日は調査のために大学に行っていた為、鎧は装備せずに修道服姿だ。

一応、護身用の剣を腰に挿しているが、攻撃の意志はないことを示すため、

剣の柄は握っていない。


 この状況では、剣スキルも盾スキルも中量装備のスキルも発動しない。

自分の力だけで、初撃は耐える必要がある。

チートもなしに、やれるのか?


 ……いや、出来る出来ないではない。

やらなければ死ぬ。

だから、やるのだ。


……覚悟を決める。

精神を研ぎ澄まし、腹に力を入れ、エリックに対して言葉を放つ。


「自分は……」


「おうおうおう!

面白いことやってんな!!

俺も混ぜろよ!!」


 エリックと自分の頭に対して、何者かの手が伸び、がっしりと掴まれる。

自分の頭を掴んだ腕は、蛇のように頭を締め付ける。

流れるような無駄の無いヘッドロック。

いきなりの不意打ちに、自分もエリックも対応できなかった。


「くそ!! なんだ!!」

「っ!! レオン様、離して下さい」


 レオン?

確かシモンの兄で、東部教会の司教だ。

それがなぜここに?


「はっはー、やなこった。

それよりお前ら周りを見てみろよ。

ドン引きされてるぜ?」


ぐりりっと頭をホールドされたまま、無理やり頭の向きを変えられる。


 視界に移ったのは、遠巻きに自分達を見ている大勢の神官達。

目を逸らせば、死ぬような状況とは言え、まったく気が付かなかった。

どうやら周りの状況が見えなくなるほど、自分も頭に血が上っていたようだ。

これでは、エリックの事をとやかく言う資格は無いな。


「まったく、こっちは明日から遠征の準備で急がしいってのに。

お前らそんなに元気が余ってるなら俺と一緒にくるか?

開拓村の異界の調査だ。

運が良ければ邪教徒をぶっ殺せるぜ」


 どうやらレオンさんは、遠征の準備で中央教会に来ていたらしい。

それよりも気になるのは開拓村だ。


「私には別の職務がありますので辞退します。

それよりも、離して下さい」


「開拓村? 第六開拓村ですか?」


「おう、そうだよ。

お前が見つけた異界の調査さ。

本当はお前には参加して欲しいんだがな。

だが、お前は課題をやる必要があるだろ?」


 そう言うと、レオンさんはエリックの頭を離す。

自分の頭は未だ掴まれたままだ。


「おう、エリック。

教会内での暴力禁止な。

こいつの相手は俺がするから、お前は自分の職務に戻れ」


「……分かりました。では、自分はこれで失礼します」


 エリックは冷えた声で、そう一礼すると立ち去る。

一時はどうなることかと思ったが、無事に済んでよかった。


「仲裁、ありがとうございます。

あのままだったら、おそらく血が流れていたと思います」


レオンさんに頭を抱えられたまま、お礼を言う。


「だろうな。

それにしても、お前は怖いもの知らずだな。

あいつが異端審問官だって、ミレーユに教わらなかったか?」


「え、そうだったんですか?」


 もちろん知っていたが、ここで肯定してミレーユさんに迷惑を掛けてはいけない。

とりあえず、誤魔化しておく。


「ったく、白々しいな。

まあいい。ちょっとツラかせや」


 そう言うと、自分の頭を抱えたまま、教会の裏に連れて行かれる。

そこは教会の表通りとは異なり、自分達以外の人は居なかった。


レオンさんは自分の頭を離すと、自分に対して向き直る。


「さて、改めて自己紹介しておこうか。

東部教会司教のレオンだ」


緑色の髪、緑色の目。

それはシモンと同じものだが、体格がまるで違う。

2メートル近い身長に、すらりと長い腕と足。

一見、ひょろ長くモヤシのように見えるが、

聖騎士の鎧を身に纏っていても、その動きに淀みは無く、

相当に鍛えられていることが分かる。


「南部教会の聖騎士、ソージです。

よろしくお願いします」


「ああ、よろしくな。

さて、単刀直入に用件を言うが、大司教への調査はもう止めておけ」


「しかし、自分は教会の課題のために、必要だからやっているのです」


「そうは言うがな。

あまり、老い先短い爺さんをいじめてやるな。

レベル70の聖騎士が自分の周りを嗅ぎ回ってるって、結構な恐怖だぜ。

今頃、ただでさえ薄い髪の毛が禿げ上がっているだろうよ」


「あー……それは……」


確かに自分がやってることは、ストーカーと大差ないな。


「まあ、こっちもただで止めろとは言わんさ。

俺が変わりに何でも答えてやる」


 このレオンさんの提案には、乗るしかないだろう。

先程、騒ぎを起しかけた手前、さらに譲歩してくれているのだ。


「……分かりました。

自分は大司教がアンナ様のために、1年間も職務放棄を認めた理由が気になります。

大司教は彼女に大きな負い目があるのか、または、

彼女が大司教に対して何か弱みを握っているのか。

何か知っていれば、お話頂けないでしょうか?」


自分の質問に対して、

レオンさんはなぜか笑いをこらえるように口元を押さえる。


「ぷっ……アンナが爺さんの弱みを握る?

はは、そりゃないぜ。

あのお嬢は、頭は良いが馬鹿だからな。

爺さんを陥れるなんて、無理無理。」


「しかし、たまたま何か秘密を知ってしまうことはあるのでは?」


「それも無いだろうよ。

そもそも、爺さんは真面目が服を着て歩いている人間だぜ。

それこそ誰かに嵌められでもしない限り、弱みや秘密なんて無いだろうよ」


 ふむ、確かに。

これまで話を聞いた中に、悪い噂のようなものは一切無かった。


「……では、先代司教に対してはどうですか?

彼に対して、大司教は何か負い目のようなものを持っているとか」


「さあな。

俺もあるとしたら、そこだろうと思うがな。

だが、俺は知らんし、それは本人に直接聞いたほうが早いだろ?」


「確かに、それはそうでしょうが……

自分に語ってくれるでしょうか?」


 今まで1年間もの間、周囲の反対を押し通していたのだ。

その理由を、教会に対して信用の無い自分に話すとは思えない。


だが、レオンさんはまっすぐにこちらを見て、力強く言い切る。


「語るだろうさ。

そうでなきゃ、お前と面会なんかしないだろ?」


「それも……そうですね。」


 確かに、大司教からは自分に会う必要は無いのだ。

彼は自分が周囲を探っているのを認識している以上、

自分が聞きたいことも分かるはずだ。

それにもかかわらず、自分と会うというのなら、

何かしら語るものがあるのだろう。


「だろ?

だから、もう止めとけ。

今の答えだけじゃ、まだ足りないかい?」


 レオンさんは、気さくな感じで話しかけているが、

目は射抜くように妖しい光を放っている。


……ここらが潮時だろう。


「いえ、十分です。

聞きたいことは聞けましたので、今日は帰ります。

私のような新参者に対して、貴重な情報を教えて頂きありがとうございます。」


頭を下げ、礼を述べる。


「おう、俺は明日から遠征だから課題の結果を見届けられないが、

うまく行くことを祈ってるぜ」


レオンさんは、胸に手を当て祈りを捧げると、立ち去った。


「……さて、全ては明日だな」


 2日間で得た情報から大司教は恐らく不正はしていないと思われる。

しかし、疑問は残っている。

なぜアンナのボイコットを認めたのか?

なぜ先代の司教を聖人に指名しなかったのか?


これらのことは、明日の面会ではっきりするだろう。



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