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31話 開拓村のゴースト退治3


幼女のゴーストに追われながら、森の中を走り回る。


「痛い!痛い!痛い!痛い!」


「くそ、自分の方に引きつけているのは、狙い通りと言っても……」


……これはきつい。


 あの幼女のゴーストには、魔法も光属性の打撃も通用しなかった。

唯一の突破口は、あの子の遺体。

アンデッドは基本的に、無念を抱えたまま放置された遺体から成るものだ。

ゴーストに攻撃が効かない以上、元になった遺体をどうにかするしかない。


 その遺体は、リゼットが探している。

とにかく、リゼットが見つけるまで、敵を自分に引付け続けなければならない。


 一応、自分の方でも逃げながら探している。

ゲームで鍛えたマッピング能力を活用し、森の外周部から内部に向け、

空白部分を埋めながら走っているが、今のところ、それらしいものは見つからない。


「待って!置いていかないで!助けて!」


「ああ、くそ!」


 後ろからは相変わらず、こちらと一定の距離を保ったまま叫び声を上げる幼女のゴースト。

耳に響くその声は、こちらまで気が狂ってしまいそうになる。

あの冒険者パーティーもあの子にやられたのだろうか?


 いや、あの子に触られても物理的なダメージはなかった。

それにも関らず、あの冒険者の戦士は頭を割られていた。

あれは恐らく、剣による上段からの振り下ろし。


 だとすると、ここにはまだ別の敵がいる?

……これは不味くないか。

今、リゼットは単独で動いている。


「ソージさん!!

あ、ありました!

は、速く来てください!!」


 リゼットの叫び声が森に木霊する。

良かった、リゼットはまだ無事だ。


「……急いで、合流しないと」


 リゼットの声がしたのは、森の中心部。

そこに向かって、一目散に走る。



 そこは、森の中にぽっかりと開いた広場だった。

半径10メートル程のこの空間には、そこだけくり貫かれたように木が生えていなかった。

だが、それ自体は別におかしい事ではない。


「なんだ……これは……」


 その広場の中央には、この赤い世界でも尚、赤い光で書かれた魔法陣。

そして、その魔法陣からはドス黒い瘴気が立ち昇っている。


「ソージさん、右です!!」


 頭上からリゼットの叫び声が聞こえる。

すると、前方の魔法陣の右側から、高速で何かが飛び出してきた。


 ヒヒン、と鳴き声を上げ、こちらに向けて走ってくるのは、

荷台を引いたままアンデッド化した馬が2体。

馬の顔には無数の矢が突き刺さっているが、

構わずこちらに突っ込んでくる。


 この世界で輸送に使用される馬は3メートル程度の大きさがあり、

その様は、まるで大型のトラックだ。

あんなものに轢かれたら、ただでは済まない。


「ッ、このぉ!!」


 すれ違いざまに、右側の馬の足を剣で一閃する。

足を無くした馬は、その速度のまま地面に衝突し、

その転倒した馬に引きずられる形で、左の馬も地面に叩きつけられる。

さらに、転倒した2体の馬に、今まで引いていた馬車の荷台が突っ込む。


馬車の荷台は砕け散り、中に入っていた物品が辺りに散らばり土煙が上がる。


 剣を構えたまま警戒する。

土煙が収まると、アンデッドの馬は灰の山に姿を変えていた。

そして、後ろに注意を向けるが、幼女のゴーストはいつの間にか消えていた。


「はぁ……何なんだよ、一体」


「ソージさん……大丈夫ですか?」


リゼットは軽い身のこなしで、木の上から降りてくる。


「……まあな。

とりあえず、あの幼女のゴーストは、ここまで追って来ないらしい。

恐らく、ここがこの異界の核なんだろう。

……行ってみよう」


左手に盾を構え、慎重に魔法陣に近づく。


「ひ、ひどい……」


「これが、あの子の遺体か……」


 魔法陣の中心には、バラバラにされた幼女の遺体。

無残にゴミのように捨てられたその姿は、間違いなく先程のゴーストのものだ。

魔方陣の上にある遺体は、あの子のものだけではない。

恐らくあの子の両親と思われる、中年の男女の遺体も同様に転がっていた。


「……そして、あれがこの結界の核か?」

遺体の上、空中に禍々しい赤色の宝石が浮いている。


 その様はミレーユさんの範囲拡大版の聖域サンクチュアリの魔法に似ていた。

ブルード鉱山では、聖域の核として聖印を使用したが、

あの赤い宝石が同じく核として使用されているのだろう。


この魔法陣が聖域と同等な魔法であるのなら、恐らく……


「くっ!!」


 魔法陣に触れようと手を伸ばすが、その手に電流が流れたような痛みが走り、

それ以上、手が前に進まない。


「痛ってぇ……ああ、くそ!

やっぱり、そうなのか」


 聖域はアンデッドの侵入を禁止する領域の生成だ。

ならば、この赤と黒の結界は生者の侵入を防ぐためのものだろう。


「さて、どうするか……

リゼット、危ないぞ」


 どうしたものかと考えていると、リゼットも自分と同様に結界に触れようとしていた。

彼女は自分の声に、一旦手を引っ込めたが、代わりに矢筒から一本の矢を取り出す。

そして、その矢を魔法陣に近づける。


「あ……」


「お……」


その矢は特に障害も無く、魔法陣が作る結界内に入っていく。


「なるほど、矢は通るのか。

無機物だからか、それとも無属性だからか?」


まあ、いずれにしても矢が通れるなら、それで十分。


「リゼット、ここからあの赤い宝石を矢で壊せるか?」


「あ、はい……出来ます……」


リゼットは、結界から少し離れた位置から矢を放つ。


「……パワーショット!!」


 その矢は狙い違わず赤い宝石に命中し、砕け散る。

同時に、空間全体にヒビが入り、宝石と同様に砕ける。


世界が、崩れる。


「ッ!!」


 赤い世界が崩れ、明るい太陽の光が降り注ぐ。

空を見上げれば、青い空が広がり、

周囲は青々と生い茂る森林が一面に広がっている。


「ふぅ……戻ってこれたか?」


 どうやら、異界の解除は出来たようだ。

しかし……


 視線を下に向ける。

そこには力を失った魔法陣と、バラバラになった3人分の遺体が残されていた。


 本当に酷い有様だ。

おそらく、10歳にも満たない小さな女の子。

その瞳は苦痛の表情で固まっていた。


 誰がこんなことをしたのか。

それは自分の知る限り、邪教徒以外にあり得ない。


 彼女たちの遺体に聖水をかけ、バラバラになった身体を拾い集め、

一人ずつ丁寧に聖布に包む。


「……哀れな魂にルニア様の慈悲があらんことを……」

胸に手を当て、祈りを上げる。



 その後、周囲を探してみたが、既に犯人はこの場には居なかった。

また、手がかりになるような物も、残された魔法陣以外には何も無かった。


「……くそ、時間切れだな。

仕方ない、一度戻ろう」


アルフレッドとの取り決めは、成果の有無に関わらず、

2時間後に戻ること。


「リゼット。

悪いけどこの子の遺体を持ってくれるか?」


「はい……」


 リゼットには、聖布に包まれた小さな遺体を持ってもらう。

自分はあの子の両親の遺体を持ち上げると、

アルフレッドが待つ馬車に向かって引き返した。



「おう!戻ったか!

あー……結果を聞いていいか?」


 自分達の姿を見たアルフレッドは、嬉しそうに自分達を迎えてくれた。

しかし、自分達が持つ聖布に包まれた遺体を見ると、声を落として結果を聞いてくる。


「ああ、異界の解除は出来た。

おそらくゴーストも、もう出ないだろう。」


アルフレッドに先程の顛末を語る。


「悪いが、もう少しだけ、待機してもらえないか。

冒険者達の遺品の回収をしないと行けないし、

まだ何か犯人の手がかりがあるかもしれない」


「あー……

俺もそうしたいのは山々なんだがな……」


 アルフレッドは、歯切れが悪そうに答えると、

ちらりとアルフレッドの脇に佇む人物の方を見る。


 金色の髪に青い色の瞳の中年の男性。

彼の身に纏う旅用の外套は真新しく、また仕立てが良い。

この男性はカント商会の商人、つまり今回の依頼のクライアントである。


 彼は今回の依頼で、細かいことは専門家にお任せしますと言って、

余計な口出しはしなかった。


 彼からのオーダーはただ1つ。

3日以内に食料を開拓村に届けること。

それだけだ。


 彼は、それまで黙って自分達の話を聞いていたが、

アルフレッドの目配せを受けて前に出る。


「ソージ様、ゴースト退治、異界の解除。

御見事に御座います。」


 彼はまず、自分の報告した結果について、

賞賛の声を上げる。


「……しかし、ソージ様の気持ちは理解致しますが……

我々は開拓村に食料を届けるという重要な使命があります。

輸送路の安全が確保できたのであれば、食料の輸送を優先させて頂きます」


 続く言葉は予想道理のものだった。

言葉遣いこそ丁寧であるが、

そこには、反論を許さぬ強い意志がある。


 実際、こちらはただの冒険者で、彼は依頼人だ。

仕事として依頼を請けている以上、彼の意向には従わなければならない。


「……分かりました。

ですが、1時間だけ時間を下さい。

冒険者の遺品の回収と、セシルさんにも魔法陣の確認をお願いしたいと思います。

……最低限、ここまではやっておかないと、行きは良いですが、帰りが危険です」


「ふむ……いいでしょう。

では、一時間後に出発としましょう」


「有難う御座います。

……そういう訳だ。アルフレッド、セシルさんをちょっと借りるぞ」


 セシルさんは、アルフレッドのパーティーの神官だ。

桃色の髪と桃色の瞳、20代前半の若い女性だ。

彼女はまだ、高司祭ではないので、

紺色の修道服を身に纏っている。


「おう、セシル!

聖騎士様がお呼びだぜ」


「はーい、では、行ってきますね~」


 彼女は、基本的に荒々しい冒険者には珍しく、

のんびりとマイペースな声で答える。



 新たにセシルさんを加え、自分達はあの森に引き返した。

結果として、彼女にも魔法陣を確認してもらったが、

魔法陣が既に機能を停止していること以外は何も分からなかった。

一応、証拠として魔法陣のスケッチを残しておく。


 その後、魔法陣を消して聖水を撒き、

冒険者の遺品の回収して、馬車の元に戻った。



 現在、時刻は午後8時。

開拓村まではまだ距離があるため、今夜は野宿である。

既に夕食は終了し、各々装備の点検や交代で見張りを行っている。


 自分の前には、剣や杖、弓、鎧にローブが置かれている。

冒険者の遺品だ。

自分とリゼットは返り血で汚れてしまった彼らの装備を、

聖布できれいに拭き取っていた。


「おう、まだやってたのか」


アルフレッドが声をかける。


「ああ、まあな。

やることもないし、そのままにしても置けないしな……」


「そうだな……ったくよ。

念願の属性武器を手に入れたって、はしゃいでいたのによ……」


そう言って、アルフレッドは剣を手に取る。


『青龍刀』

青い刀身を持つ、片刃の刀剣。

その刀身は水のように透き通り、刃の向こう側の景色が見える。


属性は水、特殊効果は水属性の吸収。

レア装備だ。


「おい、ソージ。

これ、お前が使ってやれよ」


「いや、だめだろう。

遺品は浄化した後、遺族に渡すつもりだ」


「……ああ、そうか。

お前はレベルは高いが、最近冒険者になったんだったか。

いいんだよ、これで」


「んん、どういうことだ?」


「冒険者が行き倒れた冒険者を、連れ帰る時にはな。

その御代として、遺品の1つを貰ってもいいのさ。

大体、装備は必要な者が使ってこそだろう?

それが、俺達流の供養って奴さ」


「なるほどな……ならば有り難く使わせてもらおう」


 確かに、ミレーユさんも壊滅したパーティーの神官が使用していた、

高司祭のローブを譲り受けていた。


 自分としても水属性の剣は持っていなかった。

ソウルイーター戦で、光属性に頼りきりは危険と分かった現状において、

属性持ちの剣は是非とも欲しい。


「おう、じゃあエルフのお嬢には……」


「私は……これを……」


 リゼットは、狩人が使っていた矢筒を手に取る。

矢筒の中には、アンデッド対策のためだったのだろう。

大量の『光の矢』が入っていた。


 リゼットの選択は、非常に現実的なものだった。


 狩人が使用していた弓は、特にレア装備という訳ではない。

だが、属性付きの矢は、通常の矢に比べて10倍程度値が張る。

1本、2本では大した差では無いが、これが100本以上になると、

結構馬鹿にならない差がでる。


 結局、自分は青龍刀、リゼットは『光の矢』が入った矢筒を貰い、

それ以外は冒険者ギルドを通して、遺族に返却することにした。



 さらに、一日が経過し、アウインの街を出て3日が過ぎた。

自分達は依頼通り、開拓村に到着することが出来た。


 開拓村は一言で言えば、テレビで見た難民キャンプのような有様だった。

村の周囲をぐるりと囲むのは、丸太で組んだ防護柵であり、

アウインの城壁とは比べ物にならない。


また、防護柵の内側の建物も、プレハブ小屋のような木製の建物であり、

何とも頼りない。

さらに言えば、木製の建物があるのは、まだ良い方でテントで生活をしている者も居た。

テントと言っても、モンゴルのゲルのような厚い布を使用した、

しっかりとしたものであるが……


 何にせよ、『衣食住』の内の『住』は十分に足りていない。

そして、今回の依頼にも関る『食』についても、それは同様であった。


 柵の内側にある小さな畑には、ジャガイモが植えられているが、

この村内の人間は100名程度であり、彼らの胃袋を満たすには至らない。


「おお……美味そうだ。

本当に死ぬかと思った」


「ああ、3日前から草の根食ってたからな……

やっと人間の飯にありつける」


 開拓村に到着した自分達は、挨拶もそこそこに開拓村の住民達に食事を振舞う。

アウインから持ってきた、ニンジンや玉ねぎ、ジャガイモ、干し肉を大鍋に放り込み、

柔らかくなるまで煮込む。


 この食事は自分のためではなく、彼らのためのものなので仕方が無いが、

何と言うか物足りない。

ここにカレーのルーとご飯が無いことが、非常に悔やまれる。


 まあ、自分の感想はどうでも良いとして、

この食料が彼らの命を救うことになったのは間違いない。

開拓村は既に飢餓状態に陥りかけており、

死者こそ出ていないが、割とまずい状況だったのだ。


 食事の後、この開拓村の唯一の神官とセシルさんに手伝ってもらい。

バラバラに切り刻まれた家族の葬儀を行った。

この開拓村の小さな墓地には既に5人の墓があり、

彼らの遺体もそこに埋葬された。


 ミレーユさんに神官の儀式を習っていたため、

なんとか無事に行うことが出来た。



「ソーちゃん、リゼちゃん、どうしたの~。

武装なんかして~、帰るのは明日だよ~」


 葬儀も終わり、セシルさんに声をかけられる。

彼女の言うとおり、今日はこのまま、この村に一泊し、

アウインには明日、帰還する。


 自分とリゼットは馬車に乗って過ごしていたが、

アルフレッドのパーティーは、ずっと護衛を担当していたので、

さすがに休息が必要なのだ。


「いえ、村の外の見回りをしようかと。

もしかしたら、この村の近くにも、何か仕掛けられているかもしれない」


 今回の事件、明らかにこの開拓村を潰す意図があったとしか思えない。

まあ、村の近くにそんな仕掛けがあるのなら、この村の住人が気付くだろうが……

念には念を入れておきたい。


「ん~、そっか~

無理はしないでね~」


「分かりました。それでは行ってきます」

セシルさんに見送られ、自分達は村の外に見回りに出た。



「……で、成果は無しと。

まあ、分かっていたけどな……」

あれから、3時間ほど辺りを回ってみたが、これと言った発見は無かった。


 まあ、犯人の意図を考えれば、分かることだった。

そもそも、今回の事件は開拓村を潰す意図があったことは間違いない。

しかし、その手段は非常に回りくどい方法が取られている。


 満足な城壁すら無い村なのだ。

ただ潰すだけなら、直接、開拓村を襲撃したほうが早い。


 あえて回りくどい手段をとる理由を考えたが……

恐らく、その理由は精神的に追い込むためだろう。


 今回の事件は、ひと思いに殺さず真綿で首を絞めるように、

じわじわと殺すようなやり方だ。

実際、空腹による飢え死には、とても苦しい死に方だろう。


 アンデッドは恨みや憎しみから、生まれるものだ。

その思いが強ければ強いほど、生まれてくるアンデッドも強くなる。

もし、背後に邪教徒が絡んでいるのなら、有り得そうな話だ。


 まあ、結局それも推測でしかない。

魔法陣は戻ったら教会に調べてもらうつもりだが、

それ以外の手がかりは、現状では何も無い。


「くそ、納得行かないが、ここまでか……」


開拓村の人間は、ギリギリの中で必死に生きている。


野生のモンスターの襲撃で滅びるのなら仕方が無い。

天候不順による作物の不作で滅びるのなら仕方が無い。

しかし、誰かの悪意によって、彼らが滅びるのは納得が行かない。


だが、現状自分が出来ることは、こうして見回りをするぐらいだ。


「……それも成果は無かったが、

いや、見回りをして何も無かったと、分かっただけマシか」


時刻は夕方、そろそろ日が暮れる。

さすがに、そろそろ戻らないといけない。


帰り支度を始めると、突然、リゼットが弓を構え矢を放つ。


「敵か!」


 すぐに剣を抜き、警戒する。

だが、矢が捕らえたのは……


「……なんだウサギか。

しかし、なぜウサギを?」


「あの、村の人達……みんな、お腹すかせてたから……」


自分の疑問に、仕留めた獲物を片手にリゼットが答える。


「……ああ、そうだな。

確かに、戦うばかりが手段じゃないよな」


 いかんな、犯人を探し、叩き潰すことばかりに頭が固まっていた。

そうだ、出来ることは色々とあるはずなのだ。


リゼットの頭を撫でる。


「良し!何か美味いものでも、狩って帰ろうか」


 開拓村に帰る道すがら、仕留めた獲物はウサギが10羽、イノシシ1頭。

ウサギ肉は初めて食べたが、意外に美味かった。



これにて、開拓村のゴースト退治は終了です。


この話は、第3章に関係してくる話になるので、

第3章の前に回想で入れようかとも思いましたが、

時系列ではこのタイミングになるので、ここに入れました。


次話から2章に入ります。

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