異世界研究ノート [プロローグ終了時点の設定]
プロローグ終了時点でソージが把握している異世界の設定についてです。
プロローグ内で説明していることをまとめているだけなので、
読み飛ばしても問題ありません。
モンスター襲撃事件から1日が経過した。
今日は冒険者ギルドに行こうと思っていたが、酷く億劫だ。
そのため、今日は休日にしようと思う。
ちょうどいい機会なので、異世界に来てから昨日までで、
気づいたことをまとめておこうと思う。
アイテムメニューから一冊の本を取り出す。
題名は『異世界研究ノート』
この世界について気づいたことや
現実世界での知識を忘れないように書き留めているのだ。
昨日は本当に大変だったが、収穫も多い日だったと思う。
そのことを忘れないようにノートを開き、書き綴る。
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モンスターについて
第2都市アウインにて劣化魔人とレッサードラゴンと遭遇。
レッサードラゴンとは戦闘を経験。
一撃で首を落とそうとしたが出来なかった。
戦闘訓練の必要有り。
また、今回遭遇したモンスターは本来この場所にはいないはずのモンスターだ。
ギルドにも目撃情報があり、今回の襲撃を偶然と判断するのは危険である。
今後、低レベル帯のフィールドでも高レベルモンスターと遭遇する可能性があることを、
念頭に入れるべきである。
魔法について
魔法はMPを消費する。このときMPが50%を下回ると頭痛が始まり、
20~30%まで消費すると立っていられなくなるほどの強い頭痛が発生する。
この頭痛は非常に危険な状態であり、精神に異常をきたす可能性がある。
例:性格の変化、記憶障害、発狂等。
異世界の住人(以下NPCと記す)は40%程度まで消費した段階で、
魔法の使用を控える。これはこの世界の常識である。
PCはMPさえあれば、どんな状態でも魔法を使用できるが、
NPCは魔法を使うためには高い集中力が必要であるため、
MPが40%をきると魔法の成功率が落ちる。
アイテムについて
アイテムはフラグメントワールドに無かったものもアイテムとして存在している。
例:薬草タバコ
これは工夫次第で様々なことが出来る可能性ある。
もしかしたら、現代知識無双ができるのではないか?
研究の必要有り。