冷風
「トビ、あれ、どうしたの?」
俺が指差した先には我が家で一番大きな旅行鞄が置いてあった。 ぱんぱんに膨れて。
明日の朝、俺はダンホフ本邸に向けて出発する。 人待ち顔な旅行鞄は俺の為と考えて間違いない。
「何かお気に召さない事でもございましたか?」
「いや、ほら、たった五日の旅なのに、やけに大荷物だと思ってさ」
「たった五日とは。 どういう意味でございましょう?」
「どういう意味って。 ダンホフ本邸なら往復四日だし、式は二時間程度で終わるだろ。 父上母上、兄上達と話したりするけど、早く家に帰りたいから遅くとも三時には失礼するよ」
そう言った途端、トビの表情が引き締まる。 いつも引き締まっているが、普段の三割増し?
「単なる招待客でしたらその日の内にお帰りになれますが、旦那様は親族です。 親族なら庶子の結婚式であったとしても一日や二日は泊まるもの。 今回は公爵家次代。 しかも旦那様の実兄の正妻の実兄の結婚式です。 お泊まりだけで一週間。 お帰りが十一日後だとしても長い内には入りません」
「い、一週間? でも泊まるなんて言ってないのに」
「あちらは当然お泊まりになると予想しているでしょう。 ですからわざわざ泊まるとこちらから伝えておりませんでした。 日帰りなさるなら式次第に大幅な変更が必要で、少なくとも一ヶ月前にそれならそうと連絡しておかねばダンホフ家に大変な負担を強いる事になるかと存じます。
まさか旦那様はサジ殿の結婚式と同程度の規模とお考えでいらした?」
「いや、さすがにそれはないよ。 もっと豪華だろ。 あれだって伯爵家次男の式とは思えない超豪華版だったけど」
「念のため伺います。 もっと豪華とは、どの程度をお考えですか?」
「えーと、三倍はいくんじゃない? 客の数も費用も。 だけど中身がいくら派手だって式の時間まで三倍に延びたりしないだろ。 それに俺は主役じゃないし、主賓でもない。 正装の軍服は要るけど、普段着一枚と着替えが二、三枚」
あれば充分、と続けようとしたが、トビの瞳がぎらぎら光り始める。
ひーっ。 俺、何かまずい事でも言った?
「サジ殿の結婚式と比べるなら、客数、費用、どちらも十倍以上とお考え下さい」
「じゅ、十倍?」
「ダンホフの資産を考えればそれでさえ大変慎ましいと申せます。 ダンホフの十分の一もないプラドナ公爵家が、三年前に挙げた継嗣の結婚式と同程度ですので。 因みに親族は一ヶ月滞在致しました」
「一ヶ月?! なんでそんなに時間がかかったの?」
「プラドナ公爵はバトッチエ王国、マクハージランサ王家の血筋であり、奥様もバトッチエ王国出身の為、外国から参列した親族が多く、観光がてらの滞在だったからでしょう。 しかし親戚はほとんど国内のカイザー公爵の結婚式でも親族は一ヶ月近く滞在しております。 そちらは持参金の査定に手間取ったようで」
「それが終わるまで帰っちゃだめ、て事?」
「主賓が帰らないのに他の客が帰る訳にはまいりません。 主賓である陛下の御名代には金の流れを把握するお役目もございます。 上級貴族の結婚となると少なからぬ金が動くものですから。 例えばミサ様の先の結婚では一億の金がデンタガーナ国に流れたと噂されております」
「だけど金を数えるのに一ヶ月って。 かかり過ぎじゃない?」
「現金を数えているのではありません。 宝石、不動産、会社、美術品、船舶、飛竜、名馬等。 目録を見ただけでは価格を正確に査定出来ない物がほとんどである為、時間がかかるのです。 査定が終わるのを待つ間、客の無聊を慰めるのに連日連夜披露宴や舞踏会が開かれるという訳です」
「そ、そんなあ。 今回はどれくらいかかりそう?」
「此の度の結婚式に関しては、主賓は式当日にお帰りになるでしょう。 ダンホフの資産はリューネハラの十倍以上ございます。 リューネハラの全財産を持参金にしたとしてもダンホフの資産が二倍になる訳ではありません。 陛下にとって千億が千百億になろうと千十億だろうと誤差の範囲のはず」
「なら俺が帰ったっていいじゃないか」
トビの眼光が厳しさを増した。 あやうく一歩下がりそうになったが、ぐっと踏み止まる。 かろうじて。
「貴族の結婚式では親族の顔合わせが行われる事をお忘れですか? それは主賓と招待客が帰った後、始まります。 夕食会を挟んで親族の顔合わせがてら舞踏会という流れになるでしょう。 ですから舞踏会に出ない訳には参りません。 余程の理由がない限り。 欠席すれば恨みを買う事さえ考えられます」
「顔合わせって。 ダンホフ公爵夫妻とリューネハラ公爵夫妻にはもう何度も会っているのに? 新郎新婦の兄弟にも挨拶しなきゃ怒られる、とか?」
「兄弟が幼少、或いは母親の爵位が低いのでしたら会わなくとも問題はありませんが、ナジューラ殿の異母兄、ロジューラ殿は正嫡子で亡母はブルセル国の王女である為、第六位王位継承権をお持ちです。 分家されたので国内では無爵ですが。
ところで、旦那様はダンホフ公爵家の第一正嫡男子に関する噂を御存知ですか?」
「必ず殺される運命とかいうやつ? 単なる噂だろ?」
「数百年もの間、誰にも抗えなかった運命であった事は歴史的事実です。 五百人以上殺された正嫡子、全員が愚かだったとは到底思えません。 賢い者でも失敗した事に成功したのなら並々ならぬ策士と申せましょう。 当代を上回る相場師という噂が立つだけの事はあります」
「相場師、て事はお金持ちなんだ?」
「暮らしぶりは質実ですが、国内有数の資産家です。 広さだけを比較するなら北最大の地主は旦那様ですが、地価を考慮すれば一番はロジューラ殿でしょう。 ダンホフ銀行とは別に個人で為替銀行も経営しており、将来当家が商品を輸出する時には何かとお世話になると思われます」
「その人に挨拶して終わり、て訳にはいかない?」
「ダンホフ家の正嫡子はロジューラ殿、ナジューラ殿、ユレイア様だけですが、庶子でも社会的に重要な地位に就いているか、北で手広く商いを成功させている方揃い。 このような機会に挨拶すべきかと存じます」
「えーと、庶子の兄弟は何人いるんだっけ?」
「男女合わせて四十二名です。 三名を除けば全員ナジューラ殿より年上で、全員既婚。 ですから夫々の配偶者とその親兄弟にも紹介されるでしょう。 庶子の母とその親族も参列するはず」
「一人で四十二人産んだ、訳ないよな」
「ダンホフ公爵の愛人は二十人おります」
「はあ。 でもさ、他の愛人と顔を合わせる結婚式に出席したい人なんているの?」
「準大公にお目通りが叶う人生最初で最後の機会に欠席する人がいるとは思えません。 尚、公爵夫妻の兄弟姉妹とその配偶者も参列します。 旦那様はサジ殿の結婚式でフィシェルズ大公にお会いになりましたが、ダンホフ公爵夫人の兄弟姉妹はその方だけではございませんし、彼らの子供達、つまりナジューラ殿の従兄弟も参列すると思います。
旦那様がお会いになった事があるのは親族のごく一部。 九割は今回初めてお会いする方々で、これに花嫁側の親族も合わせましたら少なく見積もっても数百人との顔合わせ。 一時間や二時間で紹介し終わる人数ではございません」
迷ったが、勇気を出して聞いてみた。
「途中で帰ったら、まずい?」
勇気を出すべき所を間違えたようだ。 今晩、うなされるかもしれない。
「旦那様をお止め出来る人はおりません。 花婿にとって相当なプレッシャーになる事だけ、お心にお留め置き下さい」
「プレッシャー? なんで?」
「新郎新婦は主賓と祭祀長のお姿が見えなくなるまで見送るのがしきたり。 祝詞を奏上なさるのはハージェス東軍祭祀長との事。 そちらの見送りもございます。
主賓と祭祀長は馬車でお帰りになるので夫々一時間程度で済むでしょうが、旦那様は飛竜で御出発なさる。 ロックでしたら視界から消えるのはあっと言う間ですが、茶竜だと離陸から竜影が完全に見えなくなるまで一時間以上かかります。 飛行場はダンホフ本邸内にあると聞いておりますので、見晴らしはここ以上に良いでしょう。 見送りが終わるのは日没近くになると思います。 それまで招待客は帰れません。 招待客は式場での宿泊を遠慮するのが礼儀。 しかし日没後に帰るとなると客数が多いだけに事故や混乱が予想されます」
「招待客は何人ぐらいなの?」
「出席が確認されたのは五千八百三十二名と聞いております。 因みに、この客数には客の侍女や護衛の数は含まれておりません」
「俺は義弟だし、見送りはなしでいい。 ナジューラ義兄上にちゃんと言うから」
「旦那様がどれ程御遠慮なさろうとあちらは見送るでしょう。 そうせねば後々大きな問題になり得るので」
「誰が問題にする訳?」
「皇王庁です。 旦那様を見送らないとは公爵の分際で準大公を目下に扱った振る舞い。 そのような非礼、皇王庁が看過するはずはございません。 たとえ旦那様にとってはどうでもよい事であっても。
例えば旦那様はサリ様の実父でございますが、公式の場では臣下として振る舞わなくてはなりません。 陛下の御名代が御臨席になる結婚式は公式の場。 そこで血縁だから姻戚だからと非礼を許しては、血縁や姻戚関係が身分を上回った事になります。 実際過去には皇王族の血縁、姻戚がその立場を悪用し、政治を混乱させた例がいくらでもあるのですから」
「ナジューラ義兄上は俺との関係を悪用するような人じゃないよ」
「本人にそのつもりはなくとも公爵家の縁者や奉公人の中に不心得者がいないとは限りません。 悪用するかしないか。 真に遺憾ながら数十万に上る親戚の奉公人を監視する余裕が当家にある訳でもなく」
思わずでっかいため息をついた。 ううう。 こうなると知っていたら招待されてもうんと言ったりしなかったのに。 と出発前日に言っても遅いんだけど。
「どうすれば一番迷惑が掛からないと思う?」
「主賓と祭祀長がお帰りになった後で旦那様が御退席になる時、他の招待客がいる前で、準主賓としての役目を無事終えて安堵した、とおっしゃっては如何でしょう。 すると花婿が旦那様の御足労に感謝し、お泊まりを勧めるはず。 そこで、義兄上のお言葉に甘えます、とお返事なされば、そこからは私人。 親戚としての滞在となります。
他の招待客は予定通りに帰れますし、翌日ナジューラ殿が旦那様の御出発を見送りしてもしなくても問題になる事はありません。 但し、親族としての宿泊になるので顔合わせと舞踏会には出席する事になりますが」
「踊らなくてもいいよな?」
「踊るのがお嫌でしたら踊らなくとも結構ですが、その場合ダンホフかリューネハラの誰かと話し続ける事になりましょう」
「俺の親族と話しちゃだめなの?」
「少しでしたら構いませんが、御自分の親族とばかり長話なさらないよう御注意下さい。 何分ダンホフ、リューネハラ、どちらも控えめが美徳とされる家風ではございません。 旦那様のお姿を遠目に拝見しただけでは満足せず、御家族の会話に割り込もうとするでしょう。 しかしダンホフ公爵夫妻、或いはリューネハラ公爵夫妻と談笑なさるのでしたら大丈夫です。 ホストとの会話に割り込む度胸のある者はそういないでしょうし」
正直に言うと、ダンホフ公爵夫妻とリューネハラ公爵夫妻、どちらも苦手だ。 いや、いじめられたとかはない。 だけど全然笑わない人達だからさ。 もっとも上級貴族が笑ったら怖いけど。 とにかく難しい話をされたってなんと答えたらいいか分からないし、弓矢の話なんか向こうが分からないしで。 間が持たなくてすごく疲れる。
サリの様子とか話せば盛り上がるんだろうが、サリに関しては、とてもお元気です、くらいしか話しちゃだめなんだって。 皇王族の事を話したいなら、話してもよいという許可を御本人から頂戴するのが先なんだとか。
だから俺から話せる事なんて何もない。 それでなくともダンホフ公爵は会えば会う程訳が分からない人だ。 俺が証人としてダンホフ家にお世話になって以来、何度も会っているけど。
ダンホフ公爵はずっと俺の事を見下していた。 それはまだ分かる。 俺だって自分の事、運がよくて昇進しただけの男だと思っているし。 賢い訳でも金儲けがうまい訳でもない。 サジ兄上の結婚式の時だってサジ兄上をすごく大切にしていて、俺の事は、サジ殿の弟だから、ついでに大切にしてやるか、瑞兆の実父でもあるし、て感じ。
ところが今ではとても恭しい。 以前と比べて雲泥の差がある。 世間体があるから仕方なく様付けしてます、という態度じゃないんだ。
理由が分からないだけに嬉しいと言うより不気味でさ。 そりゃナジューラ義兄上の命は助けたが、船を乗り換えた無礼を許してもらったし、猫又の件でもすごく助けてもらった。 それでチャラだろ。 新年の時皇王陛下が親しげに話し掛けて下さったから扱いが上向いたんだと思うが、ダンホフ公爵程あからさまに態度を変えた貴族は他に誰もいなかった。 だからって、なぜ急に恭しくなったんですか、なんて聞けないし。
好かれている事はありがたい。 たぶんそのおかげで飛竜もただなんだろう。 だけど上級貴族の付き合いは本人の好き嫌いとは全く関係ない事の方が多い。 おまけに事情や都合次第で仲良くなったり犬猿の仲になったりする。 今好かれていても都合次第でいつ嫌われるか。 と思うと、素直に甘える気にはなれない。
ともかく親戚付き合いは貴族の基本だ。 基本はやっておかないとサリを取り上げられる。 そうならないよう、がんばるしかない。
だからトビの助言に従って泊まりました。 ええ、ええ、舞踏会にだって出ましたとも。 次々親族を紹介されながら。 簡単な挨拶だけで終わったから誰が誰だかもう覚えていないけど。
幸か不幸か、ダンホフ公爵夫妻とリューネハラ公爵夫妻がお地蔵さんみたいに俺の両隣に張り付いていてさ。 相手の親族が自分の親族以上に長話しないよう、目を光らせていたんだ。 俺としては助かった。 なにせ五百人以上いた。 アピールポイントを一人一分しゃべっただけで終わるのに五時間かかっちゃう。
え? 五百人なら八時間二十分だ?
そ、そう? ……計算するの、早いんだね。 暗算大会の常連さん?
ま、五時間だって長い、て事に変わりはないよな。
とにかくっ。 皆さんに挨拶しました。 外国から来た親戚も沢山いたが、是非我が国へお越し下さい程度で引き下がってくれたからほっとした。
もちろん、はい、お邪魔します、なんて誰にも言ってません。 こう見えても俺は同じ間違いをした事はないんだぜ。 似たような間違いならした事あるけど。
それはどうでもいいが、顔合わせが終わる頃にはヘロヘロ。 長居すればするほど何か間違えそうな気がして、早く部屋に戻って寝たかった。
「あの、ダンホフ公爵。 夜も更けた事ですし、そろそろ」
「踊りたいでしょう。 分かっております。 お楽しみになさっていた事は。 長々お待たせ致しました。 さて、誰をパートナーになさいます?」
ダンホフ公爵の言葉に辺りの皆さんの目が輝いた。 俺と踊れば話のタネになり、他の人に自慢出来るからだろう。
「え。 あ、明日は朝早く出発したいと思っておりまして」
「帰心矢の如し、ですか。 矢の名手なだけに。 ふふっ」
念のために言うと、不気味な笑いじゃない。 普通の温かい笑顔だ。 ちらっとダンホフ公爵夫人を見たら目を見開いている。 夫の笑顔を見たのはこれが初めてだからかもしれない。
レアな笑顔を見せようと押すべき所で引いたりしないのがダンホフだ。 そのお手本を見せてやる、と言わんばかり。 微笑みながらダンホフ公爵がプレッシャーをかけてくる。
「では尚の事、今、踊りませんと。 飛竜の背で踊るのは難しいでしょう?」
ダンホフ公爵の言葉を聞いて周囲の親戚がどっと笑った。 何がおかしいのか俺にはさっぱり分からなかったが。
一部の人達から天然とか打たれ強いと誤解されている俺だけど、実はプレッシャーに弱い。 ダンホフ公爵の笑顔はそんな俺に嫌と言わせない圧があった。 悪意は感じられないから脅しているんじゃないと思うが。 どちらかと言えば好きな子を喜ばせたくてやり過ぎ、うざがられている子供? でも相手が子供ならこらこらとなだめられるが、ダンホフ公爵に向かってこらこらなんて言えないだろ。
それでなくても俺はダンホフの飛竜をただで借り、皇太子殿下の舞踏会や自領に顔を出している。 ダンホフ公爵にとって飛竜を飼うのは大した金じゃなくても、俺にとっては、いや、誰にとっても大した金だ。 踊るくらいで喜んでもらえるなら断りたくない。 下手にすねられて明日出発させてもらえなかったら困るし。
じゃ、誰を誘う? 国内の親戚で俺に熱い視線を向けている人はいなかった。 俺に選ばれたら後で誰にやっかまれるか分かったもんじゃないと知っているからだろう。
外国の親戚は踊る気満々に見えるけど、自己紹介の言葉を聞く限り皇国語が流暢な人はいなかった。 言葉の行き違いがあったらどうする? 言った言わないの修羅場になったりして?
切羽詰まった俺は視線を師範に向け、誰にしたらいいの、と聞いた。 戻って来たのは、ふん、勝手にしやがれ、だった。
ぬうう。 自分だって飛竜に乗って楽してるくせに。 アドバイスをくれないなら師範も踊ってよ。 俺が二、三人としか踊らなかったらその人達がすごく目立っちゃうけど、師範も踊ってくれたら少しはましだろ。
目に力を込めて縋ったが、きれいにスルーされた。 他に頼りになる人を一生懸命探したが、父上と母上はダンホフ、リューネハラの人垣に囲まれ、遥か遠くで話し込んでいる。 俺の親戚が近くにいないか見回したけど、声や視線が届きそうな距離には誰もいなかった。
ナジューラ義兄上はミサ義姉上に熱い視線を送るのに忙しく、俺の方を見ようともしない。 いや、別にね、いいんですよ。 結婚式の日に困りきっている義弟を助けなくたって。 仲睦まじくて何より。
しょうがないからヒャラを踊った。 それならパートナーはいらない。
はい、ウケました。 ウケ狙いでやったんじゃないのに。
あ、何。 その疑り深い目。
俺がウケようとしてやった事がウケた事なんてない。 それを分かっているのに人の結婚式でウケ狙いなんかする訳ないだろ。
んもー、冷たい。 冷たいよっ。 世間の風って。 マッギニス補佐より冷たいとまでは言わないが。 師範と同じくらいかも。
うーん。 師範の方が、すこーし、強め? おかげで踊っている間汗をかかずに済んだのは助かったけど。