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弓と剣  作者: 淳A
海鳴
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土産話  巡礼、カピルニキの話

 何度も読んだんだが、お買い物、お土産情報のページをもう一回読んどこうと思い、「皇国の旅」創刊号を小脇に抱えて船室から甲板へ向かった。 ラーザンタの旅客船、モホーク号の甲板は中々広くて乗客用の椅子がそちこちに何脚も置かれている。 涼しくて気持ちがいい勿体ないような良いお天気だ。


 甲板には俺の他にも何人もの乗客が日光浴していた。 椅子の一つに腰掛けて、特集ページ「大峡谷旅行 外せないこれ!」を開いたら、同じ様にぽかぽかした日差しに誘われたらしく、甲板を歩いていたハトマさんが俺に気付いて近寄って来た。

「おや、カピルニキさん。 大峡谷まで足を延ばされるんで?」

 そう言いながら隣の椅子に腰掛ける。 ハトマさんは四十代の男盛り。 三人の子持ちで目先の利いた所がある商売人だ。 退職するまでずっと港湾工事一筋だった俺とは大した共通点があるって訳でもねえ。 この旅で初めて会ったんだが、なぜか妙に気が合い、今では長年の茶飲み友達のような気安さで毎日世間話をしている。


「ああ。 費用が費用だから迷ったんだけどさ。 六十の坂を越した俺にとっちゃあ、ここまで来るってえのは最初で最後だ。 悔いのねえようにしとこうと思ってな」

「すると、オーク狩りにも?」

「ははは。 さすがにそっちまでは手が出ねえ」

 そこでハトマさんが持ってるのは「皇国の旅」の第二号だと気付いた。 特集記事は「男なら! オーク狩りの全て」。 この旅には持って来なかったが、俺も買って読んでいる。

「おお。 ハトマさんは挑戦するんだ?」

「いえいえ、とーんでもない。 これは読み物として買っただけでして。 まだまだ手のかかる子供がいる身でそんな所に行ったと知れたら、無事で帰ったって女房からどんな愚痴を聞かされるか分かったもんじゃありません。

 実は、私の義弟が旅行会社に勤めていまして。 しかもオーク狩りツアー担当なんですよ。 行こうと思えばいくらでも割引してもらえるんです。

 ところが私の女房ときたら普段はぼーっとしているくせに妙な所には勘が鋭くて。 義弟は私の事を実の兄のように慕ってくれているんですが。 いい年して未だに姉が怖いっていう情けない奴でねえ。 吐けと私の女房に迫られたら、とてもじゃないけど隠しきれやしません。 右から左、何でも筒抜けになるのは最初から分かっているんで。 恐妻家の私には金があったって出来ない冒険ですよ」

 そう言ってハトマさんは体をぶるっと震わせた。 旅の初日から女房が恋しいだの何だの、さんざん惚気を聞かされていた俺は思わず笑った。

「はっはっはっ。 何が恐妻家さ。 愛妻家の間違いだろ。 大体、なんだ、その、隠しきれるんならやってみてえ、て口ぶりは。 そんなんじゃあ奥さんだって探りたくもなるだろうよ。

 悪い事は言わねえ。 止めときな。 それでなくたって怪我をする観光客が後を絶たねえって話は弟さんから聞いているんじゃねえのか?」

「本音をいえば、その危ないって所が男心をくすぐるっていうか。 こう見えても若い頃は結構やんちゃをやりましたんで。 ふふふ。 しかしこの年になって危ない橋を渡ってもいられませんし」

 そう言って、ハトマさんは未練がましくオーク狩りの記事にため息を落とした。 見開きには今にも噛みつきそうな迫力のオークが七頭、こっちを睨んでいる。

「そんなに行きてえなら見るだけ見て来たら? 狩りはやらねえでもさ。 狩りの現場に行った、てだけで自慢の種になるだろ」

「それはまあ、そうだと思いますが。 オークに狩人とそうじゃない人の見分けがつく訳でもないでしょう? 無事で帰れりゃいいですけど、怪我でもして他は何も見れなくなったらそれも残念です。

 そう言えば、これは義弟から聞いた実話なんですが。 去年のツアーに参加した観光客の中にオークを矢で射殺そうとした人がいたそうで」

「はあ? まさかギラムシオ様を真似て?」

「私もそれを聞いた時には仰け反りました。 オークって、この絵どころじゃない化け物なんでしょ?」

「そりゃあ、もう、すげえのなんのって。 といってもさ、俺も生きているオークを見た事がある訳じゃねえがな。 ハトマさんは本島の博物館にあるオークの甲冑、見た事あるかい?」

「いいえ」

「館内案内人が何を使って斬りつけてもいいって言うからさ、俺の手持ちの小刀で試してみたんだ。 いやー、硬いのなんのって。 思いっきり切りつけてやったら小刀の刃が欠けちまった。 言っとくが、いくら小さくたって鋼で、骨だろうと簡単に切れるやつなんだぜ。 なのに甲冑にはかすり傷一つ付いちゃいねえ」

「はああ。 そりゃ噂以上ですねえ。 どうやらその観光客は弓の腕前では少々聞こえた男だったらしくて。 毒矢を使えば自分にも倒せると思い込んだらしいんです」

「どんな猛毒使ったって、ありゃあギラムシオ様じゃなきゃ倒せねえ」

 ハトマさんは俺の言葉にうんうんと頷きながら言う。

「少しばかり弓矢がうまくたって生きた伝説にそうそうなれるもんじゃありません。 なんと言っても土台が違いますよ」

「ところで、その弓矢でオークを狩ろうとした奴、無事だったんか?」

「止めるのを振り切って行った後、行方知れず、て話でした」

「そ、そうか。 そりゃ気の毒に」

「気の毒、ですかねえ? そりゃ親御さんはお気の毒ですが。 そんなバカ息子を育てた責任だってあるでしょ。 私に言わせりゃ、ほんとに気の毒なのはその尻拭いに追われた私の義弟ですよ。 客の親に、何で止めないんだ、と怒鳴り込まれて。 それこそ親のくせに何で旅に行くのを止めないんだって言い返したい所です。 だけどその親がお偉いさんだったもんで。 捜索隊を出すやら何やら、もう大騒ぎ。 義弟は連日連夜の残業で、あやうく女房に逃げられるとこだったんですから。

 こう言っちゃなんですが、ギラムシオ様と自分の区別もつかないようじゃ、どっちみち長生き出来なかったと思うんですがねえ」

「まあ、そんな事をしでかす前に、ちょびっと人の迷惑ってもんも考えてもらいてえよな。 いやはや、一口に会社勤めと言ったって聞いてみなけりゃ分からねえ苦労があるもんだ。 雨風に晒されねえ楽な仕事だとばっかり思っていたぜ」

「仕事の苦労なんて傍から見ただけじゃ中々分からないもんですよ」

「すると、今年のオーク狩りは取り止めになったのかい?」

「いいえ。 それどころか今年は去年より参加者が倍に増えたと言ってました。 元々このツアーは狩りをしている所を見学するだけで、狩りをするのが目的じゃないんです。 年齢制限やら持病のあるなしの検査とか、結構な狭き門らしいんですが、それでもすごい人気で。 キャンセル待ちの客が列をなしているんだとか。 それじゃあ会社としても止められないでしょう」

「ふうん。 子供に先立たれた親御さんには気の毒だが、他の奴がした間違いを見りゃ同じ間違いをしねえで済む、て事もあるよな」

「うーん、それならいいんですが。 せっかく先人の貴重な体験を見ていながら学べない人ってのはどこにでもいるようで。 義弟によると、今年も弓矢を持ってオーク狩りに行きたいって人が現れたんですと。 しかし客に向かって、勝手に死んでろ、では商売になりませんしねえ」

「そりゃあ困ったもんだな。 前金払いの客ばっかじゃねえだろうし」

「私が支店長ならオーク狩りは前払いに限りますね。 それと万が一の事があっても会社に責任は負わせないという一筆を書かせます。 でなきゃ参加お断りです」

「さすがはハトマさん、言う事がツボを突いているぜ。 いっそ弟さんと一緒にその旅行会社に勤めたらどうなんだい?」

「実は、義弟の会社の社長が私の島に支店を出したいらしくて。 そこの支店長をやらないかって声を掛けられたんですよ」

「へえ。 引き受けるんだ?」

「いえいえ、断りました。 本業がこんなに忙しいんじゃ、そっちまでとても手が回りません。 下手な色気を出して女房に逃げられたら元も子もないと言うか。 義弟に、仕事と女房とどっちが大事なんだ、なんて意見しておきながら、自分が同じ事して女房に逃げられたら示しが付きませんし。

 ともかく今回ここには商用で来たんで、遊び回っている時間がたっぷりある訳でもないんです。 仕事が終わったらギラムシオ様のお住まいのある湖を見るくらいで帰ります。 来年の六頭杯には家族連れで来るつもりなんで、第一駐屯地の近くを下見しとこうとは思っていますが」

「ほう、六頭杯。 そりゃあいい。 今年も中々の賑わいだった、て聞いてるぜ」

「だからなんでしょうねえ。 来年の話だって言うのに宿屋はどこも予約で一杯なんですよ。 宿探しに何通手紙を出した事か」

「それで結局予約は出来たのかい?」

「義弟の伝手があったおかげで何とか。 持つべきものは旅行会社に勤める親戚ですな」

「ははは。 そうそう、家族連れならケルパ神社を参拝したらどうだい?」

「ケルパ神社?」

「ギラムシオ様が檀家をなさっている神社でさ。 大変な御利益があるんだってよ」

「おや。 それは知りませんでした。 有り難い御札でも売っているんですか?」

「御札くらいどの神社だって売ってるだろ。 それよりさ、ギラムシオ様がお求めになった破魔矢と寸分違わねえ物が買えるんだと」

「おお。 それはすごい!」

「いくらだか知らねえが、どんなに高くたって自分用に一本は必ず買うつもりでいるんだ」

「カピルニキさん、その情報はどこから?」

「俺の末っ子が皇国に嫁いでいてな。 と言っても住んでいるのは南なんで、今まで北を訪れた事は一度もなかった、て言ってたが。 今年、亭主が六頭杯の出場選手に選ばれたんで、娘も観光がてら応援に行ったんだ。 その時夫婦でケルパ神社にお参りしてきたんだと。 娘は嫁いでかれこれ十年経つんだが、今まで子宝に恵まれなくてね。 正直な所、本人だってとっくに諦めていたと思うんだが、マーシュで会ったら、なんと来年二月が予定日なんだ」

「それはそれは。 おめでとうございます。 亡くなった奥様もさぞかしお喜びでしょう」

「ありがとよ。 ケルパ神社は元々安産祈願の霊験あらたかで有名な神社らしいぜ。 ギラムシオ様の奥様もそれで参拝に行った、て話だしな。 安産祈願の御札を娘に買ってあげようと思ってるんだ」

「これは良い事を聞きました。 ケルパ神社を子孫繁栄、安産祈願の名所として観光案内の中に載せるよう、義弟に言っておきます」

「御利益は子宝や安産だけじゃねえと思うぜ。 娘の亭主は信心のしの字もねえ男なんだが、境内に入ったら、すっと心が洗われる様な心地がした、と言ってたからな」

「ほほう。 そういう事でしたら是非とも御一緒させて下さい。 ところで来年生まれるお子さんはカピルニキさんの初孫なんですか?」

「いや、孫は八つを頭に五人いる。 で、何か土産を買っていきてえんだが。 子供の喜びそうな物とか何かないかね? ハトマさんはお子さん達へのお土産を何にするか決めたのかい?」

「それなんですが、ギラムシオ様の着せ替え人形ってものがあるらしいんですよ。 えーと」

 ハトマさんが第二号に乗っている「お勧めの一品、寛ぎの一時」のページを繰っていると、俺達のいた甲板から少し離れた所で人がそっちこっちに駆けずり回っているような音が聞こえて来た。

「おや? 何でしょう」

 それから間もなくして、船員が甲板にいた乗客に駆け寄って来た。

「御客様、大変申し訳ありませんが、連絡があるまで各自の船室にお戻り下さい」

「何か揉め事でもあったのかい?」

「御心配の必要はありません。 改めて船長から説明があると思います。 取りあえず甲板から全員退去との連絡が届きまして」

 俺とハトマさんは顔を見合わせたが、船員に逆らわなきゃならねえ理由はねえし、おとなしく船室へ戻った。


 結局その日に船長からの説明はなく、船は予定通り翌日早朝に桟橋を離れた。 出航してしばらくたった頃、船長から魂消るような説明があった。

「ギラムシオ様とその御家族が乗船なさっていらっしゃるギラムシオ号がこの船の前方を航行中です。 間もなく船影が見えると思われます」

 乗客から一斉に、うわああという大きな歓声が上がった。

「ギラムシオ号が見え次第お知らせします。 それまでどうか騒がずお待ち下さい。

 尚、船頭に立つのは一度に十名様と限定させて戴きます。 十五分交代で、船室番号順にお呼びします。 次の組が甲板中央、その次は甲板後方でお待ちになるのは構いません。

 それ以外のお客様は自分の順番が来るまで甲板に出ないで下さい。 終着地のブラースタッドまで三日間ございます。 順番は何度も回って来るはずなので、焦って押し合い、割り込み等をしない様、お願い申し上げます」

 そこで乗客の一人が手を上げて質問した。

「見る時間を選べませんか?」

「今日の分は甲板後方に時間表を張り出しておきます。 お好きな時間帯の船室番号の方に交代してもらえないかどうか、お客様同士で直接お聞きになって下さい」

「旅程の変更はないんでしょうか?」

「明日停泊予定だったマドリン桟橋には停まりません。 このままブラースタッドへ直行致します。 終着時間の変更はないと思われますが、皇国では御用船の追い越しは絶対禁止となっております。 少々遅れた場合、何卒御容赦下さい。 ギラムシオ号は漁船なので、この船の航行速度を最低に落とす必要があるのです」

 ギラムシオ号が漁船? 小さなどよめきが広がった。

 隣にいたハトマさんが俺に小声で聞いてきた。

「どうして漁船に乗っていらっしゃるんだと思います?」

「うーん。 分からねえ。 でもよ、豪華船に乗っていらっしゃるよりずっとギラムシオ様らしい感じがするんじゃねえか?」

「そう言われてみればそうですね」


 間もなくほんとにギラムシオ号が見えてきて、俺達の船はその後ろをずっとくっ付いて行く事になった。 自分の順番が待ち遠しくてそわそわしたが、先に見終わって甲板から下りて来た乗客が食堂で興奮してしゃべっているのを聞くのも楽しかった。

「弓を持っていらしたんですよ! あれがギラムシオ様に違いないです。

 こう、こんな感じで。 ばんばんばん。 矢を番えていらっしゃらなかったから、きっとお稽古なさっていらしたんでしょう。 船の上でも精進怠りないだなんて。 さすがギラムシオ様ですねえ」

 俺の順番が回ってくるまで後二時間ある。 いくらなんでもそんなにいつまでもお稽古なさってはいねえだろう。 そう思うと見れた人が羨ましかったが、ギラムシオ様のお姿をこの目で拝見出来たってだけでも十分すげえ。 ここで文句を言ったら罰が当たるってもんだ。

 とは言っても運が悪けりゃ自分の順番の時にギラムシオ様が甲板にいらっしゃらねえ、て事もありうる。 内心気が気じゃなかったが、どうやらしょっちゅう甲板に出ていらっしゃるようで。 みんなそれらしきお姿を見ている。 中にはマストに上っているギラムシオ様を見た、て人もいた。

「マスト?」

「旗の付け下ろしをなさっていたんです。 さささという感じで。 いやー、素早いのなんの」

 旗の上げ下ろしなんてラーザンタの船じゃ下っ端がやる仕事だ。 そもそも旗を上げるのにマストに上る必要があるのか? 所変われば、てやつなのかもしれねえが。 それを聞いていた隣のテーブルの人が言った。

「ほんとに腰が軽いと言うか。 何でもお出来になる御方なんですねえ。 私が見ていた時ギラムシオ様は釣りをなさっていました」

「釣りって。 一本釣り?」

「いえ、小振りの銛で。 船縁に立って、こんな風に、ずばっと。 遠目じゃ何という魚か分かりませんでしたが。 一メートルはありましたね。 お見事なものです」

「「「ほおー」」」


 そうこうしている内にいよいよ俺の番が来た。 俺達の船の方がずっと高いおかげでギラムシオ号の甲板を歩いている人の姿がはっきり見える。 ただ百メートルは離れているからお顔までは区別がつかねえ。 でもあの中の誰かがギラムシオ様なんだと思うと、有り難くて思わず手を合わせて拝んだ。

 すると甲板を歩いていた一人が突然体をひゃらひゃら揺らし始めた。 おっ。

 隣にいたハトマさんが上擦った声で言う。

「も、もしかして、あれが噂のヒャラですか?」

 俺は力強く頷いた。

「間違いねえ。 娘の亭主が踊ってみせてくれたのとそっくりだ」

 あっという間に時間切れとなり、俺はハトマさんと一緒に食堂に下りて行った。

「カピルニキさん。 この旅からお戻りになったら、是非、私の島へ遊びに来て下さい」

「ああ。 機会があったらな」

「いえ、そんな悠長な事をおっしゃらず。 この旅からお戻りになったらすぐ、いらして下さい。 旅費は私が持ちます」

「一体何をそんなに焦ってるんだ?」

「私がギラムシオ様を見たって話を早く女房に言いたいんです」

「そんな事、何も俺がいなくたって帰ってすぐ言えばいいじゃねえか」

「そりゃ言う事は言いますよ。 だけど言ったって法螺話だと思われて信じてもらえやしません。 鼻で笑ってお仕舞いです。 しかしカピルニキさんが嘘じゃないと一言おっしゃって下さったら信じてもらえるはずです。 大峡谷まで行った巡礼なんて私の島には一人もいやしません。 一口に巡礼と言ったって巡礼の格が違います」

「はははは。 ハトマさん、そりゃ日頃の行いを改めた方がいいぜ」

「何をおっしゃる。 私の日頃の行いなんて誰の前に出したって恥ずかしくない立派なもんですよ。 だけど話がここまでぶっ飛んでいたら、女房じゃなくたって信じられないのは無理もないです。 自分がこの目で見ていたって信じられないんですからねえ。 それに大峡谷での土産話も是非聞かせて戴きたいですし」

 

 この旅から戻って以来、俺は世間から「巡礼ノサーノ」って呼ばれる様になった。


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