↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
弓と剣  作者: 淳A
零れ話 III
PR
347/490

移転  ホワイダ管財部部長の話

「暖房予算調整額は百七十五万ルーク、前年度比四割増となりました」


 六月の上旬に開かれた緊急会議の冒頭、第一大隊管財部第三課課長スタッフトランドが、台風でいくつもの倉庫の屋根が吹っ飛び、相当な被害が出た六年前の予算調整を思い出させる沈鬱な顔で報告した。

 暖房や修理など建物の保守管理業務をしているのは総務部第八課だが、燃料購入及び暖房施設の修理に関わる収支決算と予算の提出は第三課がしている。 先週の管財部定例会議で、暖冬だとしても石炭と薪不足は確実と第八課課長テーストニから報告があり、スタッフトランド課長が暖房予算調整額を弾き出した。 それが予想を遥かに上回る数字となった為、第一大隊管財部の予算調整会議とは別に臨時会議が開かれる事になったのだ。


 数字を聞いた第八課の者は全員僅かに仰け反った。 その後で、やっぱり、と言うかのように肩を落とす。 今年の暖房予算は前年比二割り増しで組んでいた。 暖房関係の事故や故障は一つもなかったし、暖房係が燃料を無駄遣いした訳でもなく、厳冬などの天候が原因なのでもない。 又、スタッフトランド課長は正確無比で知られ、第一大隊管財部内では一度も計算間違いをした事がない事で有名だ。 そのスタッフトランド課長の見込みが今回だけ甘かったという訳でもない事は出席者全員が承知している。

 彼が出した数字に間違いなどあるはずもないが、一縷の希望に縋るかのようにテーストニ課長から質問があった。

「そこまで増えたのは給水設備防寒工事対策費二十万を計上したからですか?」

「いいえ、それは設備投資ですので暖房費には含まれません。 石炭と薪の追加購入費だけでこの金額になりました」


 会議室が重苦しい沈黙で包まれる。 何が原因か誰も言葉に出そうとしない。 マッギニス大隊長補佐が引き起こす寒波が原因である事は今更指摘するまでもない事だから。 ただマッギニス大隊長補佐が起こした寒波である事、それによって暖房費が跳ね上がっている事は事実だが、寒波となった理由を後で聞いてみれば当然至極と思うようなものばかり。 つまり大元の原因はヴィジャヤン大隊長という事になる。


 ヴィジャヤン大隊長が第一庁舎に執務室を持たれる前は燃料不足になったとしても予算調整で充分対応出来る額で収まっていたのだ。 では第十二大隊に不足分を出してもらう? だがこちらが出せと言った所で、あちらに出す金があるのか?

 それにこれ程燃料を使ったのは第一庁舎に貴賓室があり、重要なお客様をしょっちゅうお迎えしている関係上、暖房をけちりたくないという事情があるからだ。 お客様に暖房をけちったと思われたくない事までヴィジャヤン大隊長の責任ではないだろう?

 ヴィジャヤン大隊長は出せと言われたら出すとおっしゃるだろうが。 マッギニス大隊長補佐がそんなこちら都合の増加出費に同意なさるとは思えない。 下手をすると責任を感じられたヴィジャヤン大隊長が自費で負担なさるとおっしゃるのではないか? そうなったら大変申し訳ない事になる。


 随分ヴィジャヤン大隊長を庇うじゃないか、と言われても仕方がないが、それは私を含めた会議の出席者のほとんどが「弓と剣の会」か「豪弓会」の会員だから言うのではない。 そもそも第十二大隊長執務室が第一庁舎にあるのは、ヴィジャヤン大隊長が北軍に金銭的な負担をかけまいとなさったからだ。 第一大隊長の任務は将軍をお守りする事にあり、常にお傍にいる必要があるから第一大隊長執務室も第一庁舎にあるが、それ以外の大隊長は夫々御自分の庁舎を持っている。 

 それにどの大隊にも既存の庁舎があるため一般には知られていないが、大隊長には昇進と同時に自分用の庁舎を建てる事が許されているのだ。 ところがヴィジャヤン大隊長は、大隊を持たないのに新庁舎を建設するのは金の無駄遣いです、とおっしゃり、それを御辞退なさった。 その御配慮が裏目に出てしまった、という訳だ。


 もし寒波が御自分の庁舎で起こった事なら何度吹き荒れようと部下が身の不運を嘆くくらいで、ヴィジャヤン大隊長が縮こまりながら謝罪して回る必要はなかった。 又、暖房費が増額になっても御自分の隊の予算から出る。 小さい庁舎を暖める費用がこれ程巨額になるはずもなく、勿論第一大隊管財部が予算のやり繰りで悩む事もない。

 残念な事に寒波の威力は強まる一方。 そのうえ今年が厳冬の可能性だってある。 外が吹雪だからヴィジャヤン大隊長の間違いがなくなるという訳でもない。

 問題は人災でありながらいつ何回あるのか誰にも予想が出来ないという事だ。 年内に後何回寒波があるかを予想するのは今年の冬に何回雪が降るかを予想するより難しい。 ヴィジャヤン大隊長御本人に直接お伺いした所で次の寒波はいつかなど予測は出来ないだろう。


 因みに、スタッフトランド課長は年末までに後三回(大一、並一、小一)の寒波があると想定していた。 それに関しシーリッグ第八課長補佐が質問した。 

「三回とした根拠は何ですか?」

「根拠はありません。 強いて申せば過去の発生回数からの類推です。 ヴィジャヤン大隊長の出頭日数を寒波で割ると、平均して二十五日に一回となります。 ヴィジャヤン大隊長は年末から年始にかけて皇都に滞在なさいますし、御領地への出張やお立場上御出席なさらねばならない御招待もおありになる。 という事で、その分を差し引きました」


 妥当な線だと思う。 とは言え、出席者の瞳に不安の影がちらつかなかったと言えば嘘になる。 もしその三回全てが「大」だったら? また回数に上限がある訳でもない。 四回目、或いは五回目があったら?

 すっかり北の水に馴染んで下さっているヴィジャヤン大隊長だが、入隊なさってから僅か四年。 御年二十二歳で大隊長の重責を果たされているのだ。 矢継ぎ早の昇進で業務の流れに関し御存知ない事がまだまだ沢山おありになる。 今後も寒波が増える事はあっても減る事はないだろう。 

 毎日寒波が押し寄せる訳でもあるまいし、一世一代の大博打を打つ気で年末まで放置する道がないでもない。 だが万が一、他の大隊から燃料を借りる事態になったらブロッシュ大隊長がどれ程お怒りになる事か。

 恐ろしいのはその怒りの矛先が向かう先だ。 まさかマッギニス大隊長補佐と一騎打ち、とはならないとは思うが。 ではどこに向かう? それを死傷者なしで丸く収めるにはどうすればいい?


 温厚とは言い難い性格の上官なだけに、いざという時止められる部下がいないという不安がある。 ブロッシュ大隊長の相手が誰であろうと仲裁して戴くには最低でも副将軍、そこで手打ちとならなかったら将軍にお願いせねばならない。 しかもそこでさえ仲裁が不備に終わる事がないとは言えないのだ。

 そしてもし他大隊にも余裕がなく、借り入れ不能となったら、戦時でもないのに補正予算を組む事になる。

 入隊三十六年を数える私でさえ補正予算を実際に組んだ事はない。 特筆に値する事だから北軍史に記録されるだろう。 いくら私のせいではないとは言え、自分の名前がそんな理由で北軍史に残る事は避けたい。

 そこまでいかなかったとしても暖房費だけが問題なのではない。 会計官にとって夏が涼しいのは有り難いが、ものには限度と言うものがある。 手がかじかむ様では仕事にならないし、今日か明日か明後日か、と毎日びくびくしながら夏服で出頭するのでは士気にも関わる。 かと言って用心する余り冬服で出頭して寒波がなかったら暑くてやり切れない。

 マッギニス大隊長補佐を怒らせないで下さい、とヴィジャヤン大隊長にお願いした所で無駄だ。 誰よりも寒がりなヴィジャヤン大隊長が、故意に寒波を引き起こしているはずはない。 唇を紫色にして、ぷるぷる震えていらっしゃるヴィジャヤン大隊長を見かけるのは日常茶飯事で、思わず駆け寄って抱きしめたくなる程なのだから。 そのヴィジャヤン大隊長を掴まえて、寒いから何とかして下さいだなんて。 たとえヴィジャヤン大隊長が新兵だったとしても言えるものではない。


「最早、将軍へヴィジャヤン大隊長の移転を陳情するしかないのでは?」

 リューハーマ課長補佐が、葬式でお悔やみの言葉を述べるかの様な声で発言した。 出席者の表情が一段と曇る。

 同じ庁舎であれば毎日のようにヴィジャヤン大隊長のお姿を拝見する機会もあるが、庁舎が違えばそんな機会はなくなる。 どんなに任務がきつかろうと頑張れるのは、偶にヴィジャヤン大隊長からお声をかけて戴いたり、ヒャラを踊っていらっしゃる姿を遠目に拝見する事があるからなのに。 それがなくなるだなんて、落胆という二文字では片付けられないものがある。 真夏に冬服を着用せねばならない事と比べて一体どちらがより士気を削ぐか、と聞かれたら返答に困るが。


 ともかくヴィジャヤン大隊長が第一庁舎にいらっしゃる限り、これからも暖房予算は増加の一途と覚悟せねばならない。 年度半ばの調整額でさえ既に笑って済ませられる水準を超えているのだ。 来年度予算がどうなるか推して知るべしと言える。

 出席者全員の瞳に苦渋と諦めの色が浮かんだ。 ため息をつきながら陳情を決議しようとした所で、アニルドナ部長補佐が発言した。

「第一庁舎から引っ越しを余儀なくされた場合、ヴィジャヤン大隊長はどちらへ移転なさるのでしょう?」

 第一庁舎ほど暖房がきいている所は他にない。 他の庁舎で同じ事をやらかしたら執務室に暖炉が付いている役付はいいが、暖房が行き届かない普通の大部屋で仕事をしている平の兵士達にとって冗談ではないだろう。 いくらヴィジャヤン大隊長のお顔が見られるのは嬉しくても風邪を引く者が続出しては任務の遂行にも差し支える。

「極限まで我慢するとしても相当な暖房費増は避けられません。 それによって収支が赤字となったら大隊長の責任問題になります。 ヴィジャヤン大隊長がどんなに頭を下げて間借りを頼み込んでも軒並み入居を断られるのでは?」


 会議の出席者はアニルドナ部長補佐が猛虎会会員で、弓関係の会には入会していない事を知っている。 ヴィジャヤン大隊長の行く末を気遣った発言をした事に、皆意外な顔を見せた。 猛虎会の会員には両方入会する事に関し抵抗を感じる者が多いようで、アニルドナ部長補佐が所謂「隠れ(若ファン)」である事は私しか知らない。

 スタッフトランド課長が発言した。 

「タケオ大隊長でしたら義兄弟の誼もございます。 入居をお許し下さるのでは?」

「正式の第三大隊長ならその可能性はあったと思うが。 年内は大隊長見習でいらっしゃる。 トーマ大隊長への御遠慮があるだろう。 トーマ大隊長御自身は構わないとおっしゃって下さるかもしれないが。 何分お年がお年だ。 無理はさせられない、とお考えになれば、義兄弟であろうと爆弾を抱えたヴィジャヤン大隊長を入居させる事に、うんとはおっしゃるまい」


 テーストニ課長が私に質問した。 

「ヴィジャヤン大隊長の指揮下に入りたい王侯貴族が建設中の兵舎がありますが。 あれを新庁舎として使うのはだめなんでしょうか?」

「大きさから言えば適当だが、最初の宿舎がまだ完成していない。 暖房を入れるのは最後だから年内の入居はまず無理だ。 それに金を出した兵士が帰国した後ならヴィジャヤン大隊の庁舎にしてもいいだろうが、来年入隊した兵士がその翌年に帰国したとしても庁舎として使えるのは早くて二年後となる」


 取りあえず陳情するのは懸案事項として保留し、予算調整額だけを決め、会議を終了した。 いずれ決議するつもりではいたが、先送りしている内に「予調大寒波」が第一庁舎を襲った。

 さっさと決めておけば、と内心誰もが後悔したと思う。 陳情には管財部の役付(課長と係長)の三分の二以上の同意が必要だ。 それを集めようにも風邪が蔓延しただけでなく、つるつるの床で転倒した際に手首をねんざした者もいて、翌週も定例会議の出席者は半数以下。

 そのうえ七月に入ってすぐ、神域内で何やら不穏な事件があった。 予調大寒波の余波で多忙を極めていたが、それでも様々な憶測が飛び交い、そうこうしている内に突然、ブロッシュ大隊長が退官なさると発表があり、第一大隊の指揮はトーマ大隊長が執られる事になった。

 なぜかそれはカルア将軍補佐から第一大隊の全中隊長へと伝えられ、ブロッシュ大隊長から退官の御挨拶はなく、そのままブロッシュ大隊長が出頭なさらない日が続いた。


 正式な手続きを踏むなら陳情の提出先は大隊長執務室だ。 トーマ大隊長は出頭なさっていたが、着任なさるのは八月一日付け。 という事で、着任前は他部隊の陳情になるので署名は出来ない。 

 首を長くして八月を待っている間に「評価寒波」が起こった。 これに関しては「弓と剣の会」会報で前後の事情を知る事が出来た。

 何でも寒波前日ヴィジャヤン大隊長に来客の御予定があり、会議室でお待ちになっていたが、相手に何か手違いがあったらしく直前になって取り消された。 空き時間が出来たので、ヴィジャヤン大隊長は今の内に所感を書いてしまおうと思われ、マッギニス補佐の人事評価を取り出して書き始めたのだ。

 普通の大隊長なら人事評価をそんな風に気軽に取り出して書き始めたりはなさらないだろう。 だが今までヴィジャヤン大隊長の部下の評価は全てマッギニス大隊長補佐がなさっていたらしい。

 ともかく、あと少しで書き終わるという所で緊急出動命令が出た。 慌てたヴィジャヤン大隊長は評価を会議室の机の上に広げたまま飛び出した、という訳だ。

 人の評価を見るなんて失礼とは思っても、そこに広げっぱなしで置いてあれば嫌でも見てしまう。 翌日お戻りになったマッギニス大隊長補佐が、この大公開を知ってお怒りになったのも無理はない。 ヴィジャヤン大隊長も大いに反省され、二度と会議室で人事評価を書くような真似はしないと誓われたのだとか。


 わざとではない。 これに限らず。 だからこそ余計予測し難いのだ。 そしてマッギニス大隊長補佐は容赦ない。 故意だろうと過失だろうと、また謝罪や反省があろうと、罪は罪、とお考えになる御方だから。 たとえ罰する相手が自分の直属上官であっても罪に相応しい罰を帳消しにはなさるまい。

 評価寒波は予調大寒波より明らかに軽かったため、部内の査定では「並」で落ち着いたが。 まだ七月が終わらない内に二回目だ。 年末まで小一で済むはずがない。

 トーマ大隊長は着任の御挨拶もそこそこに陳情を提出して下さったが、陳情は普通どんなに急を要するものであろうと実現するのに半年以上の時間がかかる。 補正予算を組まずに燃料不足を乗り切るにはどうしたら良いか、私はアニルドナ補佐に部内で対策を協議するよう指示を出した。


 ところが大方の予想に反し、八月中に寒波は一つもなかった。 部内には陳情を撤回した方がいいのでは、と言う者さえいた。 だが九月にヴィジャヤン大隊長が先代陛下お見送りへと向かわれた際、予定していた船を急遽変更された事が伝わった。

 御用船を変更する? そんな事が出来るものなのか?

 私は子爵だが、所詮は下級貴族。 皇王族のしきたりに関して詳しいとは言えない。 それでも御用船を当日変更するだなんて、してはならない事と言えるくらいの常識はある。 ヴィジャヤン大隊長はもう別の船で御出発なさったのだからお止めしようもないが。 しかも代わりにお召しになったのは平民の漁船なのだとか。 どんな事情があったにしろ、これは「並」や「小」では収まるまい。


 私は補正予算手続きに関する勉強会を開く準備をし始めた。 すると予期せぬ知らせがトーマ大隊長から届いた。

「ヴィジャヤン大隊長は第二庁舎に移転する事になった」

 第二庁舎は副将軍のための庁舎で、大きさは他の庁舎に比べて四分の一程度だが、中々手の込んだ造りで暖房設備も完璧だし、情報部の指揮は副将軍の管轄だ。 皇都での諜報活動の指揮を任されるようになったマッギニス補佐にとっても都合が良いだろう。

「将軍が状況を鑑み、事は急を要すると御判断下さり、ジンヤ副将軍と直接交渉して下さったようだ」

 思わず安堵と失望の混じった溜息が漏れた。

「ではヴィジャヤン大隊長がお戻りになり次第、移転なさるのでしょうか?」

「いや、移転は明日だ」

 御本人が不在の間に引っ越し? 第一庁舎から蹴り出された事をお気になさるようなお人柄ではないにしても、少々強引ではないのか?

 マッギニス大隊長補佐が、それに待ったを掛けなかった事を不思議に思ったが。 ここに執務室があるのはヴィジャヤン大隊長、マッギニス大隊長補佐、タマラ中隊長補佐の三名だけだ。 大掛かりな引っ越しでもない。


 ふと、マッギニス大隊長補佐が阻止しなかったという事自体が何かを物語っているような気がした。 もしかしたらマッギニス大隊長補佐は最初から第二庁舎へ移転したくて何度も寒波を発していたのではないか?

 ところでこの移転以来、ヴィジャヤン大隊長がいずれ第一大隊長に、そして次期副将軍になるという噂が更に信憑性の高いものとなった。 序列上最下位の大隊長の執務室が第二庁舎にあるのが異例なだけでなく、今回はマッギニス大隊長補佐昇進の噂も絡んでいる。

 人事評価の「五」は遠からず昇進するという合図だ。 マッギニス大隊長補佐が昇進するとしたら大隊長か、ヴィジャヤン副将軍補佐だろう。 人事評価を会議室に置き忘れたのは、ヴィジャヤン大隊長が第一大隊長へと序列が上がり、次に副将軍となる。 その後釜にマッギニス補佐を据えるおつもりで、根回し代わりに人事評価をわざと会議室に置き忘れた、という事らしい。


 移転にまつわる本当の事情を知っている私でさえ、そんな風に言われてみれば何となくそんな気がしてくるのが噂の怖い所だ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。