ノート3:北軍兵士
姓のあいうえお順です。
名前の右隣の「」はその人視点の話。紹介文の最後に()で括られている場合、その話の中に初登場しているか(名前だけの時もあります)重要な役割を果たしています。
あ行
アーリー副将軍補佐:
補佐って結構人気のポジション、と本人が知っている訳ではないが将来の活躍に期待したい人。 (「特命」)
アラウジョ:「稽古相手」
若と同じ剣道道場に通った。 次章でサダの部隊に配属される予定。 サダより二つ下。
ゲン・ウェイド:「指導」「軍対抗戦」
初登場時は軍対抗戦の大将候補。 実はこの人とベルビバッケンのどちらをシナバガー男爵令嬢と結婚させようか迷ったが、男爵夫妻は「美女と野獣」と言う理不尽な裏設定があったため、顔の良さが災いして夫の座を逃がした。 サダより十歳上。 (「引き分け」)
テイ・ウェルター中隊長:「虹橋会」
イーガンの奇跡を経験した虹橋会会長。 若が生まれた日にウェイザダ山脈の麓でロックを目撃した。 (「英雄」)
エンドリーズ小隊長:
犬ぞり試験の試験官。 親父なんてダサイ、と言う反抗期の息子の態度が色紙を見せて以来親父ってすごい、と言う手放しの賞賛に変わった。 息子が扱い易くなったのは嬉しいが、理由がちょっぴり残念な気もしている。 (「色紙」)
オスタータグ小隊長:
弓部隊の平民出身の小隊長。 退官の時、しっかり若から色紙をもらった。 (「根回し」)
オンスラッド中隊長:
若の最初の上官であるソノマ小隊長の上官。 (「根回し」)
か行
カウロン:
若が入隊した翌年退役。 (「悪い奴」)
オカ・カルア北軍将軍補佐:「入隊」「召喚状」「涙目」
どうしてこの人が主要人物ではないのだ、と言う抗議のメールこそなかったけれど、密かに人気のあるキャラ。
ギャッツ中隊長:
軍警。 その後出て来ないと言う事があまりよくない事が起こった事を物語る。 (「軍牢」)
キューパリ:
あだ名が「えぼし」の人。 (「悪い奴」)
ケイザベイ小隊長:
百剣の第二位。 ここまで上り詰めたのだから当然出番はあるはず、と虎視眈々。 (「中隊長補佐」)
ブンとゼン・コシェバー:「双子」
猛虎の従者。 情報伝達のスピードアップに貢献する。 (「伝書鳥」「お弁当」)
コバベッシイ:
西門門番。 (「緊開」)
さ行
ザイルキ:
デュエインの前の軍対抗戦大将。 (「丸くなる」)
シナバガー:「若の日」
父がベルビバッケン男爵次男。 北の名花と名高い美人、ラフィア・シナバガーを見事射止める。 後に軍対抗戦北軍大将として優勝。 どうやってあの美人を口説き落としたのかが北軍の十大不思議のひとつに数えられている。
シルモニ:
後年、子爵となる豪弓会会長。 弓とは腕力だけではないと言う事を証明した。 豪腕なだけに彼が的場に立つと左右から人が消える、という恐るべきノーコン。 (「派閥」)
ソイ・ジンドラ:
ジンドラ子爵家次男。 実妹リオがオキ・マッギニスと結婚して以来、密かに恐れられるようになった。 (「思い込み」)
ジンヤ副将軍:
先代ジンヤ男爵。 爵位は既に息子に譲っている。 (「根回し」「特命」「会議」)
スカイリーブ小隊長:
ハン・デュイデの上官。 (「緊開」)
スコビル大隊長補佐:
ここで何も言わないとかえって次の出番がありそうに見えてしまう。 しかし二度と出番はない、と言い切るのが難しい人。 (「特命」)
ステューディニ中隊長:
氷で橋を作る事を考えついた建築家。 (「落ちた橋」)
スパルヴィエリ小隊長:
弓部隊の平民出身の小隊長。 退官の際、ちゃっかり親戚の分も若に色紙を書いてもらった先見の明は侮れない。 (「根回し」)
オダ・スリカンス軍曹:
六頭の章、オークを殺した直後に出会った三人の北軍兵士の内の茶髪。 女を巡るごたごたの末、殺されちゃった人。 (「オーク」「ぬれぎぬ」)
スレッテン中隊長:
フィッチ小隊長の上官。 名前だけの登場では終わらないかもしれないが、終わるかもしれない微妙なラインに立つ人。 (「従者」)
ソーア:
犬ぞりを巧みに操る犬ぞりレースの記録保持者。 時々下ネタを若の前で言ったりして豪弓会会員になぐられている。 悪気はないだけに痛い人。 (「決意」「犬ぞり」)
ビン・ソーベル中隊長補佐:「英雄」
トタロエナ族出身で大峡谷に詳しいためウェイザダ山脈への旅の水先案内人に選ばれた。 イーガンの奇跡を経験したひとり。 (「虹橋会」)
ソスナ:
太鼓のうまい人。 (「六人目」「犬ぞり」)
アキ・ソノマ小隊長:「敬遠」
弓部隊、若が入隊した時の上官。 (「根回し」)
た行
ラム・ターコッタ:「日傘」
パリメー(弦楽器)が上手。 実家は傘屋。 (「社交ダンス」)
ダラガー:
弓の名手として有名。 三十年以上前に死んでいる。 (「根回し」)
デサンレ:
若が猛虎に助けられた出会いの時、駐屯地からやって来た三人の兵士のひとり。 灰色の髪。 (「オーク」)
セキ・デゴーテ:
ロゼゴーテ参照。
ハン・デュイデ:
西門門番。 第百七十三小隊上級兵。 読書が趣味。 (「緊開」)
マン・デュエイン小隊長:「悪い奴」
軍対抗戦で大将を務め、上級兵から小隊長に昇進。 悪い噂は消えなかったが婚約者であるタミと無事結婚した。 (「詐称」)
ドミ・デュシャン:
後年、男爵。 実家は牧場。 短パンをこよなく愛し、動物の数を正確に数えられるという才能がある。 (「派閥」「若便り」「決意」)
ルカ・トーマ大隊長:
サダも猛虎もこの人の大隊所属のスタートだった。 退役間近で猛虎がその後を引き継ぐ。 (「根回し」)
クイ・ドーラン小隊長:
トーマ大隊長の義兄だがトーマ大隊長より大分年下なのはトーマ大隊長が二十歳年下の妻と再婚したため。 (「従者」)
な行
ナタンゾン小隊長:
弓部隊の平民出身の小隊長。 退官の際若から色紙を貰った事はもちろんだが、その色紙にサリの掌スタンプを入れて貰った。 この「瑞兆色紙」はナタンゾン家の家宝となる。 (「根回し」)
ノーラン小隊長:
軍警。 (「ぬれぎぬ」)
は行
ハイツマン小隊長:
メイレが医療部隊だったときの上官。 (「死神」)
テム・バスラー:「星読み」「予定日」
星読みの村出身。
バーステン:
西門門番で、ケルパがサリを背に走っているのを物見櫓から見た兵士。 サダほどではないが、中々の視力と言える。 (「緊開」)
アロ・ピエレ:「画家」
若の絵が売れて人気画家となった。 (「決意」「視線」)
モア・ファイフォ小隊長:
北の猛虎が入隊した時の上官。 (「丸くなる」「敬遠」)
シン・プリービ:「部外者」
プリービ伯爵家の三男。
ベルビバッケン:
シナバガー参照。
ホウ小隊長:
結婚により除隊。 その空いたポストにコオ・タマラが入った。 (「夜更かし」)
ネイ・ポクソン中隊長:「信頼」
猛虎を指導し、軍対抗戦大将に推した人。 後に猛虎が大隊長に昇進した時、補佐となる。 猛虎より十一歳年上。 (「悪い奴」「追う」「副隊長」「婚約」)
ま行
ハシェ・マルヘンセ:「強い人」
第十一代マルヘンセ侯爵。 後に近衛軍へ移籍し近衛副将軍となるが、北軍兵士としてスタートした。
ミサンラン顧問:「顧問」
猛虎が一位になる前、百剣の一位だった人。 ミサンラン子爵家の次男。 退官前の階級は中隊長。 退官後は百剣顧問として在籍。 (「出仕」)
ルノ・ミゼーロ:
「弓と剣の会」発起人。 初出以来、一年以上名無しだったが「秘密」が投稿された事により名前を貰った。 作者による過去の改竄を如実に物語る人。 (「弓と剣の会」「秘密」)
モイ軍曹:
デュエインの二年前、軍対抗戦で大将を務めた。 後に小隊長に昇進。 猛虎が中隊長になった時、補佐に昇進した。 (「従者」)
エド・モーガン:
物まね上手。 「天の気」でディーバを悔しがらせたのは、この人がグイシーンを追い払ったから。 お出迎えが成功した縁の下の力持ちのひとり。 (「決意」)
トビノ・モンドー北軍将軍:「六頭杯」「屋内的場」「貧乏くじ」
モンドー子爵。 祖母であるモンドー子爵未亡人(ヴィジャヤン伯爵令嬢)に育てられた。 モンドー子爵未亡人はサダの曾祖父の妹。 モンドー将軍の冗談が受けた事はあまりないのだが「婚約」では大受けした。 (「入隊」「落ちた橋」「召喚状」「密命」)
ら行
リバステン:
物見櫓にいた兵士。 (「緊開」)
レンガスーケ:
第六十三小隊隊長。 (「誘拐未遂」)
ロゼゴーテ(グン・ロゼンソンとセキ・デゴーテ):
猛虎の従者。 若より八歳年上。 ロゼゴーテはあだ名だが、これでしか呼ばれていない。 グンは乗馬が苦手、セキは水泳が苦手。 (「他人のそら似」)




