プロローグ
初投稿です。よければ見ていってください。
──昔々、世界には対となる『原初』の存在、『魔王』と『女神』がいた。その存在によって世界と生命は創造されてゆき…
『魔王』は魔物を。『女神』は人類を、それぞれ創造した。それから長い年月をかけ…『魔王』と『女神』は戦争を行った。魔物と人間、多くの命が失われた。その戦争の勝者は『女神』であったが、代償として『女神』も封印されてしまった。
そこから人類と魔物の争いは続き…現代へと至る。人類と魔物の争いは今も続いており、世代は違えど魔王が魔物を率いている。『女神』は今も封印されており…そんな世界を救うために、『女神』の遺した希望…『勇者の剣』エクスカリバー。
……そして今日、そのエクスカリバーを引き抜く挑戦をするために訪れた2人の少女…
「うわっ…すごい人だね…皆も剣を抜きに来てるんだろうか。」
それこそが私、リア。白い髪をボブヘアにしており、目の色は左目が赤色、右目が青色。背はそれなりに高い方。17歳。それと…
「うっ…人がいっぱい…私、ここ無理かも…帰っていい…?」
わたしの親友、ディネリンド。同じく17歳。緑色の髪を肩まで伸ばしていて、常に手作りの深緑色のマスクをつけている。メガネを愛用してるわたしの親友。
そんなわたしたちはフォード村と呼ばれる、片田舎の町から勇者の剣に挑戦するためやってきた。
「まぁまぁ、そう言わずに…ね?せめて一緒に剣に挑戦してから帰ろ?」
…まぁ、見ての通り…ディネリンドはあまり村から出るタイプではない。所謂引きこもりだ。ただ、魔法の才能がずば抜けて高いため選ばれた。
逆にわたしは、魔法はからっきしだが運動神経がいい。村一番の身体能力だ。
「次の方どうぞー!」
衛兵の声が聞こえる。森の奥深くにエクスカリバーはあるのだが、しっかり防衛がされている。
「ほら、ディネリンド!行こ!順番来たから!」
「うぅ…さっさと終わらせて、早く帰ろ…?」
先にディネリンドが剣に挑戦する。
「──えいっ…!やぁっ…!」
…が、見事に動かない。ピクリともしない。剣がそういうものなのか、ディネリンドが非力すぎるのか…
「はぁ…はぁ……駄目だったや…リアもやってきなよ…帰りたい…」
「ほんとに疲れてるじゃん」
苦笑しながら剣へと向かう。…と、剣がほんのり光り出し…
「─わたしも、勇者に…」
物語で語り継がれてきた、勇者。…わたしもなれるなら、なってみた──
「──いたっ!」
…呆然としてしまう。手のひらには少し焼け焦げたような後。そして…
『エクスカリバー が 個体名:リア の 魔族の血 に 反応 しました』
……理解できない文章が、そこに広がっていた。
下手くそ文章、内容グダグダのこんな物語でも読んでいただければ幸いです。