表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

異世界ササキ商店

【異世界神】騒動

作者: 山田 勝

『これは邪教だ!ボーホーだ!今から我等、大戦果研究会に改宗しなさい!』

『ええ、この建物は、私たち大戦果研究会が、もらってあげます。そして、貴女は特別に幹部にしてあげるわ』

『ナムミョーホウレンゲーキョー、ナムミョーホウレンゲーキョー・・・』


 ・・・・

「と話す方々が来て困っています」


 ・・・私はアリスです。精霊教の巫女をしています。女神教の言い方でしたら、聖女になります。

 最近、変な人達が勧誘に来て困っています。

 もしかして、異世界の神かもしれないと、ここに相談に参ったのです。

 ここには、異世界人がいると聞いたからです。


「ナムミョーホウレンゲーキョーは、どの文献にも載っていません。・・・もしかして、異世界の神かもしれません。だから、異世界出身のササキ商会の商会長にご相談に参ったのです」


「なるほどね。ナムミョーホウレンゲーキョーと唱えたのね。多分、日本の宗教だと思います。しかし・・今は、忙しくて、相談は後になります・・」

「そんな・・・少しでいいので、お時間を取らせません」


 ・・・私は、アズサ・ササキ、クラスごと日本からこの世界に召喚された。魔王軍と戦ってもらいたいと言われたけど、私だけ断って、お城から逃げて、この国にたどりついた。

 召喚されたと言っても何の能力もない。

 ソロバンを知っていたいので、ドワーフさんにお願いして、作ってもらって、やっと、商売が軌道に乗ったの。


 今は商会長まで出世したが、商会員は、孤児のロザリーちゃんだけなのよね。


「アリスさんと仰るのね。・・・12歳、若いわね。ロザリーちゃんと同じ年齢だわ」


 ロザリーちゃんはまだ、出社していない。

 3日前に、商品の伝票の確認を忘れたので、叱ってしまった。

 だから、気にして、来ないのかもしれない。後で、下宿先に行って、慰めなければいけないわ。


 その矢先、精霊教の聖女、アリスさんから、相談を受けた。

 最近、変な宗教がやって来て、勧誘するのだと言う。


「分からないわ。私のいた世界では、熱心に宗教を信仰する人は限られていたからね。詳しくは分からないわ。それに、今、従業員を探しているから」


「そうですか・・・失礼しました・・・」


 その時。ドワーフのワシムさんが飛び込んできたの。ソロバンを作ってくれた恩人よ。


「大変だ。アズサさん!ロザリーちゃんが、変な宗教に入って、勧誘しているぞ!四の辻だ!」

「え、何?」

「きっと、それです。異世界から来た神を信仰しているのだと思います」


 私はワシムさんとアリスちゃんとともに、街頭の辻に行った。


「滅びるのです!大戦果研究会を信仰しなければ地獄に墜ちるのです!さあ、この大戦果新聞を買って下さい!」


「ロザリーちゃん!」


「ヒィ、アズサさん。私は、昨日までのロザリーではないのです。ホッケのギョウジャなのです!」


「一体、何があったの?」


「友が出来たのです!私はタロウ名誉大会頭と一緒に、世界平和の道を進むのです!」

「商会やめるの?ミスは誰にでもあるわ。この前は叱りすぎたわ。ごめんね。考え直して、生活はどうするの?」

「大丈夫なのです。ショテンゼンシンが私を守ってくれるのです!お金が三倍になって返って来るのです!」


 ガシ!


 私はロザリーちゃんを抱きしめた。

「私はこの世界に来て、ひとりぼっちよ。だけど、ロザリーちゃんが私についてきてくれて、助かったわ。

 だから、この宗教に入ってもいいから、だから、商会をやめないで」


「ウグ、私は特別な存在になるのです!」

「貴女は私にとって、特別よ!もう、家族よ。だから、いなくならないで!」

「ウグ、グスン、ウワ~~~~~~~ン」


 パチパチパチパチ!

 道行く人たちが足を止め。ささやき始めた。

「ええ、話や」

「若いね」

「青春だぜ」


 恥ずかしいけど、ここで、ロザリーちゃんを失うわけにはいかない。

 しばらく、抱きしめて、お互いに泣いた。

「グスン、グスン、ロザリーちゃん!」

「ウワ~~~~ン、ごめんなさい。アズサさん!」



 ☆ササキ商会店舗


「これ飲みながらで良いから、落ち着いて、ロザリーちゃんを勧誘した宗教の話を聞かせて」


「はいなのです」


 ・・・3日前、納入先の確認を忘れて、アズサさんに怒られたのです。伝票を見ていたら、猫ちゃんが店先を歩いていたので・・・


「それは、もういいわ。ミスは誰にでもあるわ。猫ちゃんを見たら、私に一言、声を掛けてから、周りを確認して追いかけるのよ」


 ・・・グスン、グスン、有難うなのです。

 泣きながら、帰っていたら、女の人に声を掛けられたのです。


「どんな人?!」


 ・・・とびきりの笑顔なのです。とにかく、明るくて、


『泣き顔の君に、マンカイ!コマンネチ!』

『ヒィ・・クス、クス、クス』


 股を広げて、下品な芸をするのです。だけど、笑ってしまいました。


「あの、皆様、マンカイって何ですか?」

「「「アリスさんは知らない方がいい!」」」

「話を進めるのです」


 ・・・拠点に連れて行かれたのです。

 そしたら、老若男女、大勢いて、


『新規者、大戦果!仲間になろう!』

『正しい宗教を信仰しよう!』

『君は、間違った教えを信じているな。このままだと地獄に墜ちるぞ』


『へえ、そうなのですか!大変なのです!アズサさんに教えなきゃ!』


『さあ、祈るのです。ナンミョーホーレンゲーキョー、ナンミョーホーレンゲーキョー・・・』


『『『ナンミョーホーレンゲーキョー、ナンミョーホーレンゲーキョーナンミョーホーレンゲーキョー、ナンミョーホーレンゲーキョーナンミョーホーレンゲーキョー、ナンミョーホーレンゲーキョー』』』


『名誉大会頭!タロウ様の健康と長寿をお祈りいたします~~~~』


 ・・・そして、私は入信を決意したのです。


『いい?機関誌を皆に勧めるのよ。ロザリーちゃん。貴女、美味しいレストランを知っていたら、独り占めをする?』


『しないのです。アズサさんに教えるのです!』

『これは、ノルマじゃない。私と相談して決めた目標よ。約束、今月は強化月間だから、三部契約してきなさい』

『はい!』


 ・・・私は友達がいないのです。だから、辻に立って、新聞を皆に勧めていたのです。


「なるほど、アリスさんの件もあるから、調べて見ます。ナムミョーホーレンゲーキョーって、南無妙法蓮華経かな。

 私の世界の経文ね。

 異世界人かもしれない」


 そして、私、アズサ・ササキは、彼らの布教の方法を調べた。


「これは・・・・」


 一つの仮説が思い浮かんだ。

 まずは、アリスさんね。


 ☆精霊教の庵


 アリスさんは、精霊魔法の癒やし手として、近隣の農民のために、安く治療を行っていた。

 精霊教も分派が別れて、大小あるが、

 アリスさんは、村の泉を依り代にしている。言っては悪いが、零細の教団、アリスさん一人しかいない。


「ナムミョーホウレンゲーキョーでなければ到達しない境地があります。アリスさん。改宗・・・」


「まあ、騒がしいわね」


 今日も勧誘に来たが、庵には、アリスちゃんの他に、高位の女神教の聖女様がいらっしゃっる。お茶会をしていた。


 事情を話して、領都の女神教支部から、来てもらったのだ。聖騎士の護衛付きだ。


「いい庵ね。聖泉も、神気を感じるわ。精霊様は女神様の御身が別れて生まれたとする説もありますわね」


「マリアンヌ様、女神様は天界に行かれた精霊女王との説もございますわ」

「まあ、アリス様、でしたら、我等は姉妹ですわね」

「「フフフフフフフ」」


 大戦果研究会の勧誘員たちは、固まっている。

 女神教、人族最大派閥、ここにケンカを売ったら、それこそ次の日には、大戦果研究会の会館は燃えるであろう。


「帰ります。私たちのタロウ大名誉会頭は、アカデミーから、名誉図書館利用永年権を受賞される日・・・ですわ」

 精一杯の強がりを言って、


 帰って行った。


 彼らは、弱小の精霊教の教団を狙って布教をしていたのだ。


「女神教徒の聖女様、有難うございました」

「いえ、いえ、我等は互いに手をつないで、魔王軍と戦わなければなりません。宗教のことで争うなど、具の骨頂ですわ」

「フフフフ、そうですね」


 そして、もう一つ、個人への勧誘、悩みを抱えていたり。承認欲求が強い人を狙っているようね。


「ですから、我が大戦果教は、女神教、精霊教に並んで、世界三大宗教と言われています」

「そうか・・そうか」


「今度、法王、国王、タロウ展を行います。是非、来て下さい!」

「そうか、そうか」


 否定も肯定もしない言葉で聞き流す方法を提案した。

 これは一定の効果を得たが、

 やっぱり、入ってしまう人がいる。


 農村では苦戦しているようだ。農村では、仲間意識が強固だ。仲間にはご先祖様も含まれている。

 信仰は村ごとだ。


『大戦果研究会に入らなければ、地獄に墜ちます。堕地獄です』

『なら、ご先祖様はどーすんべ』

『時空を遡って救われます。クオンジョウブツです。タロウ様が過去に行って救います』

『何だ。タロウってお化けか?その場、その場で都合の良いことをいってんじゃねえ』

『入らなければ、救わないって、ケチ臭い神だな!』


 入信する者はOではないが、


 それでいい。私はロザリーちゃんだけ救えれば良いのだ。

 都市部では、一人を拠点に連れ込み、大勢で囲み勧誘する。

 その手法に気を付けれるように宣伝もした。


 そして、我がササキ商店に、アリスちゃんの村の聖泉の水を卸してくれることになった。


「いらっしゃいませ。聖泉から汲んだお水です。瘴気の浄化や、疲れたときに飲むと効果が現われます」

「いらっしゃいませなのです。とても、美味しいのです!」


 フフフ、二人はすっかり友達になったようだ。

 白百合のような清純な美少のアリスちゃんと、向日葵のような明るい美少女のロザリーちゃんの二人で、売上げは上がったわ。


「フフフ、アリスちゃん有難う。今日は遅いから、泊まっていったらどう?新商品のスゴロクあるから、三人でやろ?」

「そうなのです。アリスちゃんと遊べるのです!」

「・・ええ、お言葉に甘えます。お願いします」

「「やったーー」」


 ☆大戦果研究会本部


「何だ。これは?ロザリーなる者の脱会届とな・・」

「はい。名誉大会頭・・・最近、ササキなる者が、悪知識ササキとして君臨し、シャクブクの邪魔をしております」


 ・・・我はタロウ、異世界転生をしたらしい。記憶が曖昧だ。しかし、自分の名前と信仰していたナムミョーホウレンゲーキョーだけはしっかり覚えていた。

 東京の教団本部に、教団職員に採用してくれと直談判をしに行ったが、その後、事故にあったと記憶がある。


 我は人間か?いや、俺自身がコウアンの大本尊だったに違いない。

 毎日手を合わせていた文字曼荼羅ご本尊・・・


 有名なコミックで、槍と融合した鍛冶職人の話がある。

 そのイメージで合っている。

 ご本尊と我が融合した。

 その逆か?いや、はたまた俺がご本尊になったのか?


「分かった。転生者かもしれない。我が自らシャクブクに行こう。大悪を滅せなければならない。シャクブク大行軍だ!」


「「「ハハー」」


 ☆ササキ商会


「「「ナムミョーホウレンゲーキョーナムミョーホウレンゲーキョーナムミョーホウレンゲーキョーナムミョーホウレンゲーキョーナムミョーホウレンゲーキョーナムミョーホウレンゲーキョー・・・」」」


「ヒィ、大変なのです。お店を取り囲まれたのです!」

「ええ、大変だわ。アリスちゃん。ロザリーちゃん隠れて!」


 ・・・深夜に、お店に、大戦果研究会の人たちが来たわ。どうしよう。


「ササキなる者は前に出てこい。我と対話をしよう。法論だ!」


 ・・・30代後半かしら、頭は坊主だけど、あれは日本人?転生者?

 話がしたいけど、通じなそうね。

 情報を交換したいわ。

 どうする。


 とにかく出るわ。

「アリスちゃん。ロザリーちゃん。逃げて、マリアンヌ様に知らせて」

「「でも・・」」

「いいから、取り囲まれているけど、隙を付いて、逃げるのよ」

「「はい!」」


 私は戸を開け。タロウなる人物と対峙した。

 ・・・・・・・

「このソウジョウマンめ!」

「ゾクシュウめ」

「大悪め!」


 信者は口々にアズサを罵る。

 しかし、それをタロウが止めた。


「大戦果研究員よ。静まれ。我等は対話をしにきたのだ」

「「「ハハハハ-」」」


「いいかね。ササキ殿、100万遍題目を唱えれば、福運を積み

 自分が変わり周りが変わる。

 そして、一億万遍をあげると、信仰の王様になれる。

 一億遍をあげるには、1日3000遍を唱えるとして、70年以上かかるのだ。

 7.0ヘルツの題目は宇宙の真実と合体して、クガシシキまで到達し、題目一つに100万回のハイタッチと同じ効果が生まれるのだよ。

 君はどう思う?」


 ・・・ここは、一端、受け入れる発言をした方が・・・いいかも


「つまり、クガシキに題目が到達すれば、題目と精神がミックスして、宇宙を旅して行けるってことですね」


 ・・・正直、自分でも何を言っているか分からない。


「な、何と、君はヘイサイモン一門だと思ったが、ダイダバッタだな。ダイダバッタは釈尊の兄弟だった。

 君を副会頭にしよう」


 ・・・ワケ分からないけども、ここは、はっきりと断るべきね。


「断ります」


 その時、ササキ商店店舗の中で様子を伺っていたアリスが、両手を天につき。精霊に助けを求めた。


「精霊様!どうか、アズサさんを助けて~~」


「副会頭を断るとは・・理由を述べよ・・・もしや、ソウジョウソウジョウマン・・本物に近い偽者ほど罪が重い。偽金は本物に近いほど罪が重いのだ。

 フン、悪を滅する祈り。タロウ自ら、題目を唱えてやろう!」


 ピカ!――――――――


「「「何?」」」

「あの女の頭の上に、光が、まぶしいーーー!」


 アズサの頭の上に微精霊が集まった。

 微精霊、癒やしの効果がある。気持ちを落ち着かせるために、アリスは呼んだのだが、大勢やって来て集まり大きな光球のようになった。

 アズサ以外の、皆の目をくらませる結果となった。


「ヒィ、まぶしい!タロウ様、こいつは妖怪です!退治しましょう!」


 しかし、

 タロウは、しばらく、茫然自失とした後、


「・・・・帰るぞ!撤収だ!」


 と命令をし、そのまま信者を引き連れて帰った。





 ☆


「あいつら帰ったのです!アズサさん無事なのですか?」

「アズサさん!」

「あら、精霊様が集まると、気が清浄になるわ。さすが、精霊の愛し子ですね」

「そ・・そんな私は必死で・・」


「お~い。アズサさん無事か?」


 ササキ商会と協力関係にあるドワーフたちが戦斧を抱え応援に来た。


「皆様、ご心配をおかけしました」

「いいさ。それよりも、これから、警備員を派遣しようか?」


「いいえ。もう、こちらには来ない気がします。理由は分かりませんが・・」

「そうなのか?しかし・・・」


「皆様、お水です。お食事も作るので食べて行って下さい!」

「「「おおー、ロザリーちゃんのご飯は最高だぜ!」」」


 ・



 ・・・・・


 一方、タロウ達、大戦果研究会は・・・


「名誉大会頭、何故、帰ったのですか?追撃のチャンスです!」

「一体、あの現証はなんですか?」


 と研究員が問うたが、皆に、同じことを答えたと言う。


「大戦果研究会は健在だ。我等の負けではない。このことは決して口にしてはいけない。命令だ!」




 ・・・あの光球、もしや、竜の口の法難、なら、邪は我等なのか?



 ☆13世紀日本身延山中・・・


「大変です。蒙古が敗退しました」

「何?」


 ・・・と言うことは、幕府が我等を迫害した結果、教典通り、他国侵逼難が起きた。

 邪教の祈祷と、迫害者、武士の戦いにより。蒙古軍が負けたとな?

 何が起きた。蒙古は幕府の間違いを糺す仏の御使いではなかったのか?


「幕府から迎えは?」

「ございません」


「なら、この事は我が門下は決して言及してはいけない」


「しかし、他宗派から、言われたら・・」

「その時は、大蒙古は消滅したか?と言え」


「「「ハハー」」」


 ・・・・・・


 くしくもタロウの発言と、タロウが信仰していた坊さんの言動は一致した。

 その後、教団は小さいながらも存続し、世間を騒がしたが、やがて、それもなくなり。

 タロウは95歳になった。


「まだ、引退が出来ない。独りで信仰をしたいのだが、後継者が育たない・・・」


 ・・・この宗教は、ハングリー精神がなければ、ただの家の宗教だ。学園を作り子弟に高度な教育を受けさせた結果。

 豊かになり。ハングリー精神が失われ、官僚のように、セクションの争いの場になってしまった。


 息子を海外布教部、副名誉会頭代理補佐にしたが・・・息子には後継者は無理だ。


 ふと、あの日の光球の事を思い出す。


 もし、あの時、ササキなる者に教団を差し出し、大会頭に迎え、我が門下生に下ったのなら・・・


「結果はどうなっていたであろうな・・・ウゥ・・ウグッ」


 ・・・・


「大変です!大名誉会頭が、リョウジュセンにいかれました」


「「「ナムミョーホウレンゲーキョーナムミョーホウレンゲーキョーナムミョーホウレンゲーキョー」」」


 葬儀後、すぐに、「後継者は俺だ!」と争いが勃発し、六派閥に別れた。

 各々、タロウ師は、俺のことを後継者と考えていたと主張した。

 結局、

 誰もタロウの心中を察することは出来なかった。いや、しなかったという方が正しいであろう。




最後までお読み頂き有難うございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ