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この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約2年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

悪役のオレがあえて勇者と手を組むわけ 〜勇者のくせに弱すぎるって言ったら責任を取らされることになった〜

 俺は悪役だ。天下の魔王軍に所属し、残虐非道の日々を送っている。騎士団にも目をつけられているが、俺を止められる奴は一人もいない。それは俺が最強で孤高すぎる所以──

「なに言ってるなんのん。お前がしてるのは残虐非道じゃなくてナンパとスカート捲りなんのん。女の敵め」
「知られたくない秘密を暴露するのやめて!?」
「あんた私に借金してるの忘れたわけ? 早く3万ゴールド返してよ!」
「あ、はい、ごめんなさい! たぶん来週には返せます!」
「ねぇねぇ借りてた剣を壊しちゃったぁ。許してくれる?」
「可愛いから許す──じゃなくて壊したの!?」

 いつもハチャメチャそして理不尽ばかりな日々。
 最強? ないない。だって俺より強い化け物しかいないし。
 孤高? ないない。変わった奴か、変な語尾の奴にいつも見張られてるし。

 あぁもう俺の美少女ハーレムライフはいつやってくるのか!
 とりあえず彼女作ることが目標かな!
その1 奥で見守る者
2023/05/08 00:17
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