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テーマ詩集:あたし

知らないあたし

作者: 歌川 詩季

 裏表、あるやつです。

 週末から 月曜までの

 あなたが知らないあたしには

 秘められた もうひとつの顔

 都会の夜空を舞うってば


 どきどきしちゃうほど 危うい

 中毒性の牙を生やす スネイクかじりつく


 真っ黒マントがなぜか似合う

 じゃあ 裏地はやっぱり赤色で

 月あかりだけが照らす闇を ごらんなさい

 ミルクで割るなら お布団はいって 寝よ?



 さよならから おはようまでは

 みんなが知らないあたしなの

 探偵は雇わないでよ

 しつこい尾行もやめてったら


 ついついしちゃうのは 買い食い

 優等生の皮を()いだ スクープかじりつき


 まったりプリンにヴァニラ香る

 でも カラメルにがいな なにぬねの

 ひとしずくだけで染まる闇が ごめんなさい

 もうすぐ来るから 姿をくらますけど

 でも、好き♡ は、隠せないタイプ(笑)

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― 新着の感想 ―
[一言]  学校や職場の姿とプライベートな時間の姿。  全く同じな人はきっといませんよね。  らしいなぁ、も。  ギャップすごい、も。  どちらも魅力に繋がるのかもしれませんね。
[一言] 夜はもうひとつの顔、どんなことをしているのか気になりますね。 日中顔を合わせている人にも全然違う顔があるのかも、と思うと一気に想像が広がって面白いなぁと思います。 黒地の裏は赤、映えて綺麗で…
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