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スペシャルなお部屋
私は不幸ではない
私は不運でもない
そして
ツイていなくもない
ただちょっと
欲張りだっただけ
わがままだっただけ
無い物ねだりしてただけ
見回すと
物が溢れてる
人も…
人間ってさぁ
手の届かない物を欲しがるんだね
でもそれは良い事
目標を持つって事になる
でもさぁ
絶対手の届かない人っているじゃん
結婚してる人とか
偉人とかさ
芸能人には興味ないんだ
偉人も諦めがつく
でも
結婚してる人って
手が届いても
手を伸ばしちゃいけないんでしょ？
私はね
男女間の友情って成立すると思う
それなのに
友達にさえなれない
それはね
世間の色メガネのせい
男と女二人で居ると
いかがわしい想像しか出来ない人達のせい
でもそいつらが消えても
きっと手には入らない
諦めよう
これ以上切なくなる前に
いっそ諦めてしまおう
私は幸せなんだから
欲張る気持ちが不幸を呼ぶ
焦る気持ちが不運を運ぶ
何も要らない
でもね
私の心は常に開いてる
あの人を友として
無二の親友心友として
迎え入れるそこだけは
常に開いてる
他の人は絶対に入れない
特別な心の一室
みんなも持ってるよね？
そんな素敵なお部屋を
