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第三話 ギルドカード

ゴールデンウィーク、、、どこ行こうかな

ギルドのおかしな空気にさっさと用事を済ませて帰ることにする


「こんにちは ご用件は何ですか」


「こんにちは ギルドカードを新しいものに変えるので来てほしいと連絡があったので来ました」


嵩樹はそう言うと懐から手紙を出した


「拝見させていただきます、、、これは」


「あの どうかされましたか?」


手紙を読んでいた職員が驚いた顔をした


「い、いえ問題ありません それではこれまでご利用されていたギルドカードをお出しいただけますか」


言われた通りにギルドカードを渡す


「少々お待ちください」


そう言うと奥の部屋へと消えていった


「カードが変わるって言ってたけど、どういう事だろう」


嵩樹は手紙を受け取った時のことを思い出す



『お兄ちゃんちょっといい?』


『おう、どうしたロッテ』


『はいこれ』


ロッテの差し出してきたのは手紙だった


『読んでいいのか?』


『開けちゃだめだよ それはお兄ちゃんのギルドカードを更新するための書類だから』


『更新?』


この間登録したばかりでもう更新する必要があるのか疑問に感じる


『ぼくと結婚すると安全に過ごせるって話したよね』


『ああ、まあその話がなくてもロッテは俺の大切な嫁だけどな』


そういわれたシャーロットは顔を赤くする


『もう、お兄ちゃんの女たらし』


『その事が今回の更新に関係あるってことか』


『うん、そういう事』


シャーロットは大袈裟な動作で頷く


『えーとね 結婚したら安全なのは前説明した通りなんだけど、その結婚してるよーって証明する方法がないでしょ』


『ああ確かにそうだな』


嵩樹はシャーロットの言いたいことが分かった


『つまり、ギルドカードに記載するってことか?』


『ピンポンピンぽ~ン お兄ちゃん大正解!』


《確かにギルドカードならわかりやすいか》


『ということで、お兄ちゃんにはこの手紙を持ってギルドに行ってもらいます』


『分かった 行くのはいつでもいいのか?』


『うん カードはもうすでにできてるからいつでもいいよ』


『わかった 今から取りに行ってくる』


『はーい 行ってらっしゃ~い』




《は~ 早く帰りたい》


相変わらずそこら中から視線を感じる


「お待たせいたしました」


ギルドの職員がトレーに何かを乗せて戻ってきた


「こちらがタカキさんの新しいギルドカードになります」


渡されたのは角度によって色の変わるとても目立つカードだった


「すごいでよタカキさん! マスターが直々にカードを御作りになられたのは記録によると300年ぶりのことです!」


ギルドの職員が興奮した様子で言ってきた


「おいおい、まじかよ」


「ギルマスのカードかよ、、、」


話を聞いていた冒険者たちもざわつく


「・・・」


しかし、嵩樹は素直に喜ぶことが出来なかった


なぜなら、、、カードの表面に日本語で”ロッテたん俺の嫁”と彫られていたからである


《ロッテーーー!!!!》


嵩樹は心の中で叫んだ


もし、私の免許証に同じようなことが彫られていたら速攻で再発行手続きをします

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