初めての女子のスク水
実は、ミツルは、まだ下着も男子用だった。
ジウルフマンの事務所で、女子のワンピースに着替えて、車で現場へいっていたのだ。
夏休み。
ジウルフマンから、スク水を渡される。
もちろん、女子用だ。
そして、女の子向けのティーシャツと、スカートも渡される。
ジウルフマンから、隣の街の小学校のプール開放にいくように言われる。
自宅に帰り、スク水を手に取る。
胸の当たるところと、『かわいらしい蕾』と賛辞されたところに裏地が貼ってあった。
スク水を横に置くと、もうひとつ渡されたものを手に取る。
女子用のパンツだ。
メーカーによって、余裕のあるものもあるのかもしれないが、女子でなければ穿けない面積だ。
ミツルは、ドキドキしつつ、おそるおそる初めて女子用のパンツを穿いた。
安物だとゴワゴワなのかもしれないが、渡されたパンツは、気持ちのいい履き心地だった。
できれば、ずっと……。
とんでもないことに気づいた。
いくらするのかわからないが、嫌でも、ずっと穿いていくことになるのだ。
スカートも穿いて、ティーシャツを着た。
着た状態を確かめるため洗面に。
とりあえず、スカートの状態を見た。
ひざより少し上のミニスカートだった。
少し気を付ければ、パンツが見えるということはないようだ。
後ろに下がって、全身を見る。
美少女には程遠いが、こういう女、居るよという感じだった。
洗面を出ると、ミツルパパが仕事から帰ってきた。
ミツルパパ「すっかり娘だな」
ミツル「着替えてくる」
ミツルパパ「そのまんまでもいいんだぞ。いや、一着しかないなら、汚すと困るか」
ミツル「うん」
ミツルパパには、悪意は、無かった。
ミツルは、引き返せないところにきていることを思い知らされた。
学校で、トイレは、どうしてる?
聞かないで( =^ω^)
確かに、個室入れば覗かれるはずだし( =^ω^)