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写真集リリース

短めというより。

これが俺のペースです。

ジウルフマン「これが、発売を予定している写真だ。どうしても、これは、やめてくれというのがあったら考える」

渡されたノートに写真が貼られていた。

ミツルにとっては、恥ずかしくない写真など一枚もなかった。

それでも、当惑したのは、体重計と、身長を測る台に乗った写真に、体重と、身長が記入されていた。

だが、見本として渡されていた他の女の子の写真集3冊にも、裸で、体重と、身長を測って、結果も記載されていた。


発売。

ミツルの写真集は、目立つ所に置かれていた。

女のひとがきたので、その場から離れてほんやを出た。

色んな想いがぐるぐる回っていった。

誰が、自分の写真集を見るのか?

男の子な身体に、『かわいらしい蕾』のしっかりある裸をどう感じるか?

更に、ISとはいえ男子だった写真も入っていた。

男子だったときの写真は、見本より先にもらっていた。

ジウルフマンの要求に応じるのでいっぱいで、気付かなかったが、ツインテールのヘアピースにかけてあったリボンが、男子の時は、青いチェック柄で、女子になったときは、赤い無地だった。

読者は、初めての、裸で写真撮影で、恥ずかしさのあまり『かわいらしい蕾』を押さえてしまったと思うのか?

赤い無地のリボンのツインテールでも、本当に『かわいらしい蕾』と賛辞された部分を押さえる写真はあった。


公園の前を通り過ぎようしたとき、ベンチに座る男が、自分の写真集を食い入るように見いっていた。

恐る恐る覗いて見ると、トイレに入っていった。

ミツルは、何を意味しているか……。

男の精神の中では、特に『かわいらしい蕾』は、無残に蹂躙されているのだ。

ミツルは、既に恐るべし世界に足を踏み入れていた。



ツインテールは、そっち系の趣味。

眼鏡は、変装。

普通は、逆なんだけどね。

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