表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
サキュバスの冒険  作者: みーたーなー
8/43

7

「頼もー!」


元気よくギルドのドアを開けた、パートナーとして親友のユリアちゃんとクロノアくんを連れてきた、二人共暇だったみたいで喜んでついてきてくれた。


ユリアちゃんは純血の吸血鬼で爵位も高いみたい、命令するだけで精神力の強くない者達は命令に背く事ができないそうだ。見た目は黒い目と黒い長髪の子で紫色のドレスを着ている、趣味は紅茶を飲んで落ち着く事、あまり使わないけど武器は鞭。


クロノアくんは地獄から来た死神さんで、現世で悪い事をしている子がいないか観察や判断、地獄への報告などをしている。見た目は銀髪と赤い目、黒い執事服を着ている、筋肉がほとんど付いてないけど結構力持ち、力が強すぎて全力で闘う時には武器が壊れてしまうから戦闘は基本的に素手。


「冒険者登録に来ました!」

「ではこちらのシートを書いて下さい。」

「はい!」


近くのテーブルを探て三人で座った


「種族聞かれてるけどクロノアくんどうするの?」


流石に死神と書いちゃダメだよね


「そうだな…恐怖の化身と中二病の塊とで悩んでいるんだが...」

「もうバカ言わないでよ…地獄の使者でいいでしょ!」

「お!中々痛々しくて悪くないな、噓も付いてないし。」

「凄くいいね!クロノアくんらしくてかっこいい名前だよ!」

「そうそう…もっと褒めてくれてもいいわよ。」


そう言って扇子で口元を隠していてもわかるぐらいユリアちゃんが嬉しそうに返した。


「年齢は?」

「二人と同じにしておいてくれ。」

「能力は?」

「書かなきゃいけないのかしら?」

「適当にごまかそうぜ。」

「じゃあ三人共空を飛ぶ能力と書いておくね。」

「チームの名前は?」

「闇を感じさせるのがいいな。」

「ひどすぎなければ適当で。」

「じゃあダークネストリオでいい?」

「「異議なし」」

「いやいや大ありだー!」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ