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夏生詩集3

よかれと思って

作者: 夏生

よかれと思って

したことが

よくない方向へ

動いて

空回りして


なぜ、も

問われず

寄り添う

言葉は

どこにもなく


押し出され

叩かれ

はじに

はじきとばされた


まちがっていた

よかれは

よくなかった


省みる言葉

つぶやいても

誰もきかない


ゆるさない

ゆるされない

よどみ、にごった

空気を

吸うには

あまりに

痛かった


私はまちがって

いない

そこから

まちがいが

はじまっている

ことを

気づかない


集団に

吸収された

正しさ


矛先を

向けることが

正しさか

問い返す

勇気のない

縮こまった心


だまることで

よかれ、は

よくなるか

だまることで

よくなかった

ことは

変わるか


















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― 新着の感想 ―
[良い点] なんか、そう言う気持ちになる様な 出来事って・・・ 起こってしまいますよね・・・(悩) [一言] あわわっ! 良い点のコメントが もの凄く暗いっ!? えっと・・・ どうしようぉ~(…
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