夢の中
何をかきたかったのかわからない物語です
物語さえもどうかわからず
いつか更新します
彼女はさまよう。
ここがどこかも知らずに。
「ちょっと疲れてきたかも」
共に歩く少年がぽつり、と呟く。
「ひとりは、寂しいもんね」
少女の方を向き、小さく微笑む。
「今日は、何月何日、何曜日?」
なにか思いついたかのような、そんな声のトーンで彼女は言う。
問われてどこか周りを見渡して、やがて右手側に大きな教会が建っており、その大きな時計の前で顔をあげて覗きこむ。
「ええっと、二時」
「二時、か」
夏の太陽とセミの鳴き声が景色をも眩ませる。
ふいに一人の女が立っていた。彼女は言う。
「死ぬことは決して難しくない。なぜ、人は死を恐れるのだ。それは、自分を愛しているから。」
女の言うことなど聞く耳を持たずに二人は歩く。
やがて、女の目の前に、少女が立つ。
女は振り下ろす。鈍器の持つ手を。
「あなたは、自分が好き?」
女は、ただ一人佇む。
誰もいない無の世界で。
やがて少女の目が覚め、いつも通りの日常を過ごすことを、女は知らないまま。
読んでいただきありがとうございます!!
思ったのですが、訪問者数?を知ることができる機能怖いですね恥ずかしいですね
小説を投稿する勇気をおくれ
あと文才