第9章:校長からの「お礼」と生徒会長とのデート
第9章:校長からの「お礼」と生徒会長とのデート
佐伯雄太の事件が解決し、久我は校長室へと呼び出された。
「久我先生。この度は、学園の闇を暴いてくださり、本当にありがとう」
若き女校長、早乙女咲は、優雅な微笑みを浮かべていた。彼女は、久我の向かいのソファに腰掛け、Dカップの豊満な胸元を包む白いブラウスのボタンに、久我は思わず視線を奪われた。
「私の直感は正しかったわ。あなたのその力、やはりこの学園には必要だった」
早乙女は、そう言って、ゆっくりと立ち上がると、久我のそばまで歩み寄ってきた。彼女の艶やかな香水の香りが、久我の鼻腔をくすぐる。
「さて、お礼をしなきゃね。どの子が良いかしら?私の権限であなたのお望み通りにして良いわよ」
早乙女は、久我の頬にそっと手を添え、妖艶な微笑みを浮かべた。
「まずは、あなたの童貞を弄ぶツインテールの小悪魔、黒瀬 遥?」
「それとも、学園の完璧なアイドル、白鳥 麗?」
「それとも、その豊満な胸が苦悩の種だった、いつも俯きがちな純粋な美少女、花咲 唯?」
「それとも、歪んだ愛からあなたに救われた可憐な、月島 雫?」
「それとも、謎多き美人保健医、黒崎 蘭?」
「――それとも、このわ・た・し?」
早乙女は、久我の耳元に唇を寄せ、挑発的に囁いた。
彼女の吐息が久我の耳をくすぐり、背筋に電流が走った。彼の心臓が不規則に跳ねた。
ツインテール、アイドル、豊満な胸、救われた生徒...校長が口にした公開情報が、久我の頭を猛スピードで巡った。しかし、久我の脳裏では、その表の属性とは全く異なる裏の真実が、彼の呪いに誘発されて猛烈に作用した。この誘惑に乗れば、全てが終わる。教師という立場、生徒たちとの信頼、そして彼自身の**「呪い」**との戦いそのものが――。
久我の視界に、走馬灯のように生徒たちの胸に触れた時の記憶が鮮やかに焼き付いた。
水着越しに黒瀬遥のDカップの柔らかな塊を押し付けられた感触と、「一人ぼっちは、いやだ」という孤独な心の声。
タオル越しに、Fカップのブラが大きくB70の胸を包み込みきれず、淡い乳首が露わになった白鳥麗の、屈辱に耐えるような声。彼女の無防備な姿が、理性の淵を揺さぶる。
衝突の瞬間、体操服越しに掴んでしまった花咲唯のHカップの重みと「この締め付けが…もう嫌だ」という悲痛な叫び、そして「あなたの光で、私の胸もぴかぴかになったらいいなって」という純粋な願い。
保健室で揉んだ月島雫のCカップの控えめな丸みと、「先生に、全部、あげるから」という過去との決別の言葉。そして、彼女が涙ながらに「先生に救っていただいたお礼」だと告白し、抱きしめた久我の腕に回った熱い抱擁。
さらには黒崎蘭のFカップの生の乳房に触れた際に何も読み取れなかったという冷たい空白と、彼女の理性を試すような嘲笑。
久我は、生徒たちの純粋さと彼が与えた「救済の光」が、この背徳的な誘惑によって汚されることを、肌で理解した。「呪い」が全身の血を騒がせ、「教師の理性」という細い糸が千切れかかっている。目の前の早乙女校長は、彼にとって抗いがたい誘惑そのものだった。
「な、何を…っ、校長!」
久我は、絞り出すような声で、その名を呼んだ。その声は、一瞬、恐怖に震えた。
「合格よ、久我先生」
早乙女は、クスッと笑いながら、久我から少し離れた。その表情は、先ほどの妖艶な微笑みとは違う、清らかなものだった。「あなたの中の『教師の理性』が、最後まで勝つかどうか――私は興味があったの。この学園の暗部と戦うには、その強固な『理性』が必要だから」
「でも、お礼は本当にしたいの。あなたにしかできないお礼を差し上げましょう」
早乙女は、久我の目を真っ直ぐに見つめ、笑みを浮かべた。
「生徒会長の白鳥麗さんから、あなたに感謝の気持ちを伝えたいと、私に相談があったの。せっかくだから、二人でゆっくり過ごしてきてはいかが? デート費用は、この封筒で賄えるわ。彼女を救ったのは、あなただけだもの」
久我は、校長の言葉に驚きを隠せない。彼女は、すべてを見透しているかのように、久我と麗の関係を後押ししていた。久我の「呪い」を理解し、それを最大限に活かそうとする彼女の思惑は、久我を生徒会長との甘い、そして危険なデートへと誘うのだった。




