プロローグ:呪いの教師と、Dカップの招待状
プロローグ:呪いの教師と、Dカップの招待状
久我奏太は、女性の胸に触れることでしか、その心の奥底の真実(闇)を読み取れないという、あまりにも悍ましい**呪い(サイコメトリー能力)**を背負っていた。
彼は、この**「変質者」**にも等しい能力のせいで全てを失い、誰とも関わらぬよう、山間の山荘に逃げ込み、筋金入りの童貞として己の欲望と才能を、血の滲むような決意で封印していた。彼の平穏な日々は、能力を使う必要のない、永遠の逃避のはずだった。
彼の能力の鍵は「女性の胸」。彼の罪も、彼の運命も、全てそこに集約されていた。
女校長の甘い毒
そんな久我の静寂は、若き女校長、早乙女咲の出現によって、唐突に引き裂かれた。夏の強い日差しの中、彼の山荘に乗り付けた高級車から降り立った彼女は、三十代後半とは信じがたい、雪のように滑らかで瑞々しい肌を持つ美魔女だった。
早乙女は、久我の小説を愛読していると語り、すぐに核心に触れた。
「先生のその才能、こんなところで腐らせるなんて、私には許せませんわ」
彼女は久我のサイコメトリー能力を全て見抜いていた。その艶めかしい唇が、彼の最も恥ずべき秘密を弄ぶ。
「先生の能力は、女性の胸を…ふふ、まるで運命の赤い糸、いや、運命のDカップといったところでしょうか?」
早乙女校長はそう言って、からかうように微笑んだ。そして、破格の条件で早乙女学園の**「臨時教師」**として久我を引き抜こうとしてきたのだ。
ブラウスのボタンと秘密の生徒
「私の直感が言うの。あなたは学園の闇を暴くべきだわ。そして、その過程で、私の心の奥底まで、もっと深く、ねっとりと、この胸の奥まで知ってほしいの。お近づきになりましょう?」
早乙女は顔を近づけ、その豊かな胸の柔らかさが久我の腕に触れるほどだった。久我の脳裏に、彼女の挑発的な微笑みと共に、ある学生の名前が浮かぶ。
「久我さん、あなたはユウキという学生を知っているわね?彼は私の教え子で、この学園の首席だった。あなたを私に推薦したのは、彼よ」
彼女はさらに言葉を重ねる。
「ユウキは最高の傑作だったわ。彼には敵わないかもしれませんけど、久我先生もなかなか魅力的よん」
早乙女はそう言うと、静かに立ち上がり、久我の目の前で、彼女のブラウスのボタンをひとつ、またひとつと、久我の焦燥感を測るようにゆっくりと外し始めた。
「さあ、先生。あなたの能力で、私の心の奥底を、私のDカップを覆う柔らかな布ごと、貪るように読み取ってみせて」
ブラウスの下から現れたのは、純白のレースに包まれた、呼吸に合わせて波打ち、久我を試すように微かに揺れる豊満な胸。白い下着の隙間から、谷間の柔らかな肉がこぼれ落ちそうに見える。久我は、その大胆すぎる誘惑に、思わず息をのんだ。
そう微笑む校長の誘いに乗り、久我は美女と美少女たちがひしめく華やかな学園へと足を踏み入れた。
俺の童貞としての平穏な逃避生活は、最速で、最も背徳的でエロティックな結末を迎えたのだった。