9話 初クエストは問題だらけ[テンプレ]
あの後、防具を買ったり、生活必需品を買ったり、色々してから宿に戻り、就寝した。
朝起きて食事を取り。いざ、初クエスト!
「さ、行こうぜ!ロナリア!」
「う…うん…」自信なさげに言うので
「おいどうした?便秘か?」というと
「ちげぇよ…はぁ…今日死ぬのかな」
「お前なんでそんなに弱気なんだ?」
「そりゃ、冒険者ってのは80%が死ぬんだぞ…」耳を貸さずに
「さぁ、行こうぜ!」
「はいはい…」
ギルドに到着し、クエストを受ける。
クエストはギルド嬢のおすすめだ。
(だがしかしギルド嬢はオバハンだったな…)
近くの俺達が転移(?)した平原に来た。
「クエストはここにいる魔物10匹か」
「ゴブリンとかいればいいのにな」とロナリアが言う
「スライムとか?」
「何言ってんだよ!スライムはB級だぞ!」
「は?そんな強いのか」
「物理攻撃は効かないし、魔法も威力が85%も減衰するんだぞ」(めちゃくちゃ強いやんけ)
「そ、それはそうと、お目当てが見つかったぞ」遠くを指さして言う
「ん?おーいるなー、よく見つけたな」
俺は前世の頃から視力が良かった。あだながマサイ族になるくらい(遠い目)
「まぁな」ゴブリンは定番の腰巻と棍棒だけという姿だった。俺とロナリアは剣を抜き構える。
「よし初戦闘だ!!」
「グギャアアアオオアアアアアアアエェェイ!」
「ふん!(スカッ)」
「おりゃ!(スカッ)」(2人して何やっとんねーん!)
「グギルルオォアアアアイェルルア!」
「うわぁ!」目の前を棍棒が通り過ぎる。
「あっぶねぇ!!」
「二人がかりでこれってやばくね?」とロナリアがド正論をぶちかますも、返す余裕も無い。
「うりぃやあぁあ!!」ゴブリンの脳天を剣で叩き、ゴブリンは絶命した。
「先が思いやられすぎじゃね?」俺が呟く
「せやなぁ…」ロナリアも呟く
「やるっきゃないだろ…(泣)」
猪の魔物2匹とゴブリン7匹を追加で狩った。
「帰るか…」
「せやな…」