3話 起死回生の機会
(転生してからもう10年経ったのか…)
と感慨に耽っていると
「おい!さっさと働け!」
と、怒号が響いた。
この通り、俺は奴隷落ちした。
そんで今日(転生してから)10回目の誕(転)生日だ。
「はぁ…そろそろ心躍る冒険が始まってもいいんじゃね?」
「おい!なに喋ってやがる!働け!」
(ていうか、10年待った俺の精神力を自慢したいわ)
「おい、なぁ、聞いたか?カイン、脱走したってよ」
こいつは同僚(?)のロナリアだ。
「どうせすぐ捕まるだろ」
「はぁー、俺達も脱走したいよなー」
「一応、計画はあるんだが…」
「マジで!?」
「正直言ってこの工場と牢屋以外の場所を知らんからな。外に行っても警備が居て…とか。そもそも脱走できても俺達には行くあてが無いだろ」
「そっかぁ」
と雑談していると
ドカァァァァァァァァンと爆発音がした。
「なんだ?」
と不機嫌そうに言いつつwktkしながら待っていると…
「作業に集中しろ!」
と指揮官が言った。
(なんだよ、つまんな…)
とひとりごちていたら
「きゃぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁ!」
「逃げろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
…悲鳴が聞こえてきた。
さすがに指揮官も不審に思ったようだ。すると、ゴゴゴゴゴゴゴと音がして、気がつくと…
こんなゴミみたいな作品を読んでいただきありがとうございます。週一か隔週位の投稿になると思います。まぁ、こんなの期待する人居ないでしょうがね(苦笑)
これからも何卒お願いします