18話 テンプレリベンジ(後編)
[テンプレ]は諸事情により廃止です。ネタ切れとかじゃないです。断じてないです。絶対に違います。
決闘が始まったようだ。クロウがこちらへつっこんでくる。武器は大剣のようだ。
「構えもしねぇで、隙だらけだぞ!」
大剣が空を切る。
「マグレだな!次こそは当ててやるぜ!」
と息巻いていたものの…
「はぁ…はぁ…はぁ…」
「あの…まだ続けます?」
「まだだぁぁぁああ!!」
20分程経っても、大剣はかすりもしない。
「すいません、攻撃していいですか?」
「んだと?さっさとしやがれ!回避出来るだけのガキの攻撃力なんてたかが知れてるぜ!」
「あ、じゃあ行きますねー」
剣を構えて、敢えて大振りにする。
「へっ!見え見えだぜ!」
と剣から逃れたように見えたが腰や腕が動きギュインと剣の軌道が変わる。
「なっ」
「ガァン」と音が鳴った。なんと大剣で剣を止めたようだ。だが
「うぐっ、なんて力だ…」
「んーと1080位ですかね」
「舐めてんのかクソガ…キ…」
遂に決着が着いた。クロウは自らの大剣で押しつぶされた。
「おぉー!なんだあの坊主!」
「あっはは!やってくれるな!」
他人事のようにシヴァさんが笑う。
「シヴァさん!なに笑ってんですか!」
「いやいや、面白くて…アハハ!」
「おい、こいつは俺の仲間だ!」
シヴァさんが宣言した。
周りから色んな声があがる
「なんだあれ…シヴァよりつよいんじゃねぇか?」
「よりにもよってシヴァさんの仲間に喧嘩売るとか…クロウもついてねぇな…」
と、クロウへの慰め(笑)と俺への興味などが挙がる
「シヴァさん…どうするんですか…これ」
「んー…置いとけ」
「いやいや、報復とか無いんですか?」
「いやいや逆にさ、今の見てて報復なんてしようとする奴いると思うか?」
「あっ…確かに」
「だろ?」
やはり人外だと思い知らされた。
数日後…
「なぁ、シヴァ…このバケモンはなんだ?」
「あら可愛いじゃない?」
「………(食事に夢中)」
「おいシヴァ…どういうつもりだよ」
ギルドでシヴァさんが質問攻めを受けていた。
「いや…その…拾ってきた」
とシヴァさんが言う。
(いや…まぁ確かに拾ったようなもんだけど…)
「こんなバケモンその辺に落ちててたまるか!」
と言い方は悪いが、ハゲたおじさんが言う。
「いやぁ…それがさぁ、たまたまフリーだったんだよねぇ」
「まぁ、連れてきた事は良しとしよう。で、パーティーに入れるというのか?」
「そうだよ」
「…とりあえずステータスを見せてもらおうか」
「大声出すなよ?」
「はっ!そんなにすげぇのか?」
スっと俺はステータスキーパーを差し出す
「んなぁっ!?…」
「ほらな?すげぇだろ?」
「本当にこいつは人間か?」
「ほれ、ギルドカードを見てみろ」
スっと俺はギルドカードを差し出す
「な…あ…本当に人間なのかよ…」
メアド復活しましたよ!嬉しいもんですね!てか22話の途中まで書いてましたよ。てなわけで一括投稿します。多少書き方とか変わってくるかもしれないですけどそこは暖かく見守ってくださいな