10話 振り返るな![テンプレ]
「たったの500Gかよ…」
「どうすんだよ…あの調子じゃすぐ死ぬぞ、二重の意味で」
(ふむ、餓死か戦死か…うまいじゃんロナリア)くだらない感心をしていると
「気にすんじゃないよ!最初は誰だってそんなもんさ!」
とサンリーさんが言った。
「飯はくれてやる!1食100Gで借金だよ!」
またも借金が増えた。
「oh……」
その日は食事を済ませ、自室に戻った。
「いつになったら覚醒するんや!ヒロインはどこや!」
理不尽な現状に文句をぶちまけていると、気がつけば寝ていた。
「ひと狩りいこうぜ!」
「よくそんなにテンション高くなれるな」
「寝たらなんか…なんか…なんかなった」
「なんかってなんだよ!」
「まぁ、いいからいいから行こうぜ?」
「はぁ、まぁ、行くしかないか…」
ロナリアが不安そうに言う。
ギルドで昨日と同じ依頼と薬草採取の依頼を受けて、例の平原に来た。
「いやー、居ないなぁ」
「薬草採取が捗るし良いじゃないか!」
「むぅ…まぁ、そうか、報酬も割り良いし」
採取に没頭し、小一時間経った時、悲鳴が聞こえた。
「な、なんだ?」
ロナリアが怯えながら聞いてくるが、もちろん俺は知らないので
「知るか」と返す。
「そっかぁ…」
(自己完結するなら聞くなや!)と愚痴っていると、ドスン、ドスン、ドスンと足音が聞こえ始めた。
「キェェアァァアアェェェァァアアアアアァァ!!」
とてつもない爆音で咆哮が鳴り響く。
「おいおいやばくね?」
「よし、逃げよう!」
だが、もう遅かった。
関係ないので読まなくていいです。
ベッドがぶっ壊れました(泣)友達が乗った瞬間バキッていってすのこみたいな部分が落ちました。親にバレたくないぃ…今度釘で直そうと思うんですがどうすれば…