フェザー151:採集
「なぜここにいる?いや、どうやってここにいるんだ?」
「待ちくたびれたので、昨日の夜、ファルコ・エクスプレスを呼んでここに運んでもらった。」
「・・・まじがよ?」
「ポータブルラボの準備で忙しかったので、あなたが戻った時に宿の主人に呼んでもらいました。」
「どうして来るって言わないの?」
「私は最後の瞬間に気が変わるのは、私のせいじゃない。」
「いや、それは100%お前のせい!」
「私がせっかちなのは責められない・」
こいつは・・・
「過去は過去として、私の話したいことを続けましょう」
「はあ~ぁ・・・何でしょう?」
「クローバーの正しい採集方法。」
「正しい?」
「あんた、クローバーは試したんでしょ?」
「・・・はい。 噛んでも何も感じませんでした。」
「実は、葉っぱだけでいいんだよ。」
「え?」
「茎や根が空気に触れると、水分子が離れていき、植物が枯れてしまうのです。」
「なるほど。葉っぱだけなら、枯れないん。」
「そだ。」
「つまり、アードがここに来た理由はクローバーを集めるためで、私はただのボディガードが。」
「はい。あなたのことだから、この辺りを偵察してきたはずでしょう?」
「・・・おっしゃるとおり、偵察に行ってきました。でも、山には登らず、山麓とに大量のクローバーがあるのを見つけたん。」
「山麓・・・それは不思議だ。今すぐそこに連れてって。」
「はい。」
「おぉ、山麓に一杯いるなんて信じられない。」
「まだまだあります。」
彼のリクエストで、すぐに宿を出て、山の方へ向かいました。
数時間前までここにいたのに、なんだかいつもと違う。
何かがこちらを見つめているような気がする。
「アード、スケルトンを召喚して守ってもいいか?」
「いいよ。モンスターに邪魔されないようにするためなら。」
モンスターが通常より強いので、約30体のスケルトンを召喚。
僕たちの近くに配置しつつ、自由に歩き回れるようにして、僕たちに近づくものを攻撃するようにしました。
「・・・葉が違う。」
「違う?」
「ああ、見つけたのより黒っぽいね。」
アードはハサミを取り出し、クローバーの葉を一枚切り落とし。
葉は全く枯れておらず、濃い色を保っている。
本当に、前の採集たのとは違うんです。
アードは葉を僕の手の上に置き、噛むように言った。
何の心配もなく、その葉を口に入れ、噛んだ。
食感は今までと同じだが、葉っぱから汁が出ている。
それだけでなく、脳から変な感覚が伝わってきて、筋肉が少しピクピクし始めた。
筋肉が少し強くなったような気がする。
数秒後、変な感覚は収まったが、少し筋肉痛になった。
「どうだ?」
「変な感じ。ちょっと効果が心配です。脳からの変な感覚も、筋肉への刺激も、数秒しか続かないん。」
「だから、大量に必要なんだ、何度も何度もテストして、筋肉刺激薬を完成させるんだ 体に害を与えず、1時間以上筋肉を効果的に強化するもの。」
「・・・これって、時間かかりそうですよね?」
「心配しないでください。君が手伝ってくれる限り、長くはかからないよ。」
「・・・はい。」
アードはバッグからハサミを取り出して僕に渡した。
ハサミを持って、クローバーの葉を一枚一枚ゆっくり丁寧に切っていく。
「この瓶にいれて。」
「ガお~ン!!!」。
クローバーを集め始める直前、森の中から大きな遠吠えが聞こえてきました。
振り返ると、暗い森の中から無数の赤い目が光っている。
「アード、お前は採集に専念しろ。僕はモンスターを倒す。」
「それがあなたの本来の仕事です。」
スケルトンたちに指示を出し、数人のスケルトンにアードを囲んで守らせ、残りのスケルトンに森に入ってもらい、モンスターを倒すか、森から追い出すようにさせた。
「がるー!」
「がおお~お!!」
「があーー!」
「がおおお!?」
スケルトンは森にいる者を殺し、出てきた者は僕に殺される。
たとえスケルトンが倒されても、剣にマナを注げば再び復活し、事実上、スケルトンは不死身になる。
スケルトンの力は増大することなく、変わらずにいるが、でも、数の多さは平凡なパワーに勝る。
数分後には、赤い目が完全に消えていた。
「早かったな。ただ、これはどんなモンスターなんだ?」
「ああ、あれはウルファート。」
「ウルファート?」
「ああ、狼タイプのモンスターで、個体が非常に弱いため、群れで狩りをするん。」
「なるほど。」
スケルトンに森からウルファートの死体を運ばせ。
6体、森から追い出した4体、累計せるは10体。
そのモンスターをよく見てみると、細い鼻と尖った耳から、狼というよりコヨーテのように見えて。
・・・やべい、臨也のように考え。
たまに会いに行くだけなのに、動物ドキュメンタリーを見るのは退屈。
でも、なかなか勉強になった。
「おい、早く死体を片付けろ、さもないと、もっとモンスターを呼び寄せるぞ!」
「はい。」
死体を始末するには、火葬するのが一番だ。
死体がアンデッドになるのを防げるし、病気も防げる。
しかし、ほとんどの冒険者は、死体を地面に置いたままにしておくので、時折、疫病が発生したり、アンデッドの大群が現れたりする。
そこで、火事を防ぐために、モンスターの死体が入る大きさの穴をスケルトンに掘らせた。
火魔法が使えないので、マッチを取り出して火をつけ、死体の山に向かって投げつけた。
小さな火はゆっくりと大きくなり、猛烈に燃え始めた。
「おい、終わったんだから、手伝ってくれよ。」
「でも・・・」
「火のことは心配しなくていい。どうにもならなくなったら、土をかぶせればいいんだ。」
「・・・はあ~ぁ、わっがた。」




