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始まり

この物語はフィクションです。

4月1日

 俺は高校に通う17歳。自他ともに認めるゲームオタクだ。今日は2年になった初めての日。クラス替えもあり、楽しい1日になりそうで心を躍らせている。

 「おーい、お前ら席に付けー。」

おっと、このクラスの先生が来たみたいだ。俺は友人に別れを告げ席に着いた。

 「新しいクラスになったけど、去年から引き続き委員長は(タチバナ)でいいか?」

教員が問うとスラっと伸びた綺麗な黒い髪、可愛さと綺麗さを持ち合わせた顔立ち、出るところは出て締まるところは締まっているスタイルをしている女性が席を立った。

 「はい、問題ありません。」

きっぱりと答えた彼女は『橘 リフレ』文武両道、才色兼備で1年生の頃から委員長を務めている完璧人間だ。

 しばらくしてクラス全員の自己紹介が終わり、休み時間に入った。

 「~~君、~~君、増田君!」

友人と談笑しているとさっきの女性が立っていた。

 「あなたleague of legendsが好きって本当?」

急に詰め寄られのと目の前の女性に見惚れ、言葉を詰まらせながら肯定した。

 「私もそのゲームが好きなの。もしよかったら一緒にゲームの部活動を組まない?」

驚愕した。言葉が出ない。どう返せばいいのか。考えていると矢継ぎ早に橘が口を開いた。

 「いいと思わない?部員はまだ2人だけどこれから探せば5人、そして顧問の先生も見つかるわ。そして将来的には大会にも出たいわね。」

止まらない。そして、俺もすでに部員に数えられているようだ。友人と目を合わせ、首を縦に振るしかなさそうだと観念した。

 「そうと決まればさっそく行動よ。まずは部員を探しましょう!」

 

 

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