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黒の森です。

 よろしくお願いします。

 ビエラヤに起こされたけど、喋って満足したのか先にテントに戻ってしまった。

 僕は日が落ちても蒸し暑いのに、わざわざテントの中に戻る気にもなれなくてキラキラを探しながら少し散歩することにした。


 グルっと頭を背中の方に回して寝ているヒュドラの所へ来た。

 ヒュドラはスースースーッと寝ている。

 体の下の方にキラキラがあったので採ってみた。

 その時、ヒュドラがすこし寝返りを打ったので、体に触れた。

 ヒュドラの鱗は少しひんやりとして気持ちよかった。

 頭の一つが僕の方へ来た。

 僕は、小声で起こしてごめんね。と伝えて鼻先を撫でる。

 すると、僕の襟を咥えて、背中の上に持ち上げてくれた。

 ヒュドラの背中もひんやりとして、居心地がよかったので、そこで眠ってしまった。



 まだ周囲が暗いうちに目が覚めた。

 ヒュドラから、そっと降りたかったけど、高すぎて頭から落ちてしまった。

 幸いヒュドラは、気付かなかったみたいでまだ寝ている。

 また、レティの結界内のキラキラを探す。

 そして、初めて黄色い木の実の名前がわかった。

 生命の木の実と言うらしい。

 集中してみると、色々と使い道が沢山ある木の実みたい。

 そう言えばこの実だけで食べたことなかったな。

 でも、一人で食べると、レティとライシェラが怒りそうなのでやめておく。


 それからしばらくして、皆起きてきたので出発した。

 そうして周囲が明るくなったころ、黒の森に着いた。

 その名の通り、木々の葉っぱが黒くなっていて、枝ぶりもおどろおどろしい。


 「ここからは、黒の森です。目的の遺跡には今日中には着けると思いますが、危険な魔物が多いので、慎重に進んでいきたいと思います」


 チコリが振り返って、地図を確認しながらそう言った。


 「わかった」


 ライシェラが、頷く。


 「そういえば、ビエラヤはここから先、詳しいのか?」


 「はい!皆さんの目的の遺跡はわかりませんが、どちらに行けば危険な魔物が多いかなどはわかります。もしそちらに向かう様でしたら、その都度お知らせします」


 ビエラヤがニコニコとレティに言う、話を振られて嬉しかったのかな?ビエラヤお喋り好きだし。


 「よろしくな。じゃあ行くか」


 こうして、僕たちは危険らしい黒の森へ入って行く事になった。

 ちなみに、ヒュドラも付いてくるらしい。

 平気なんだろうか?

 でも、彼の方が森には詳しいはずだから、平気なんだよねきっと。

 読んで頂きありがとうございました。

 蛇の体温は人より低い事が多いそうです。

 なのでヒュドラ君もそうなんだろうと思います。

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