夜のお話です。
よろしくお願いします。
すみません、食事前の方はご覧にならないで下さい。
不快な表現が含まれている可能性があります。
最初に首の所にナイフを入れて、血抜きしながら作業する。
レティより大きなカエルだけど、皮は簡単に剥けた。
ヒュドラが食べたそうにしていたのであげる、しばらくガム?みたいに口を動かしていた。
たぶん、このカエルの毒に耐性があるんだと思う。
毒が内蔵のどこで作られているかわからないので、レティに燃やしてもらう。
すると、ヒュドラが食べたそうだったので、そちらも譲った。
内蔵の処理がおわったので、いったんレティに手伝ってもらって、水で洗い流し、ナイフも過熱消毒してもらう。
カエルは悪食と聞いたことがあるので、寄生虫とか居たら怖いからだ。
さらに切り分けようとして触ると、今までわからなかった合成がわかった。
きっと毒の部分が無くなったからだと思う。
そうして、合成したのはカエルの唐揚げと、カエルカレーだ。
今日は食べる人が多いので、多めに作った。
気づくと、ライシェラとチコリ、ビエラヤ達が居なくなっていた。
草の茂みから、ライシェラが呼びに来た。
隣で、テントなどの寝床の準備をしてくれていたみたい。
じゃあ、といってレティが周囲に結界を張りに行く。
カエルの晩御飯は、概ね好評だった。
ヒュドラの人にはレティの頭より大きな足一本の唐揚げをあげた。
美味しかったようで、骨までバリバリしていた。
ビエラヤの魔狼は背骨のフライが気に入ったみたいだ。
他の人達の反応は。
「やっぱ、この歯応えが・・・」
「・・・これが毒カエル、・・・な!?」
「からあげ・・・かれー・・・」
「・・・ワは、あまりお腹減ってないので・・・」
レティはカエル肉とはについて、難しい事をいっていた。
チコリは、最初おっかなびっくりだったけど、一口食べてからは、普通に食べていた。
からあげ好きのライシェラはからあげをカレーに乗せるべきかで悩んでいたみたい、結局は半分普通に食べて残りをカレーに載せていた。
ビエラヤはお腹が空いていなかったみたいで、食べなかった。
残した分はライシェラが食べていた。
結局その日は、これ以上進まず、明日に備えて早めに寝る事になった。
テントはあまり大きくないので、少し手狭だけど、皆で寝れないほどではない。
魔狼と、ヒュドラはさすがに外で寝てもらった。
夜中に頭が揺れて、目を覚ます。
どうやら、頭を蹴られたみたいだ。
ビエラヤだった。
僕に話があるとかで、テントの外に来てくれと言われた。
頭を振って目を覚まし、ついて行く。
「来たわね。お前はなんでレティシア様と一緒にいるの?」
「レティは相棒だがら・・・」
「それが!なんでかって聞いてるのよ」
つい大きい声が出たみたいで、テントの方を気にしながら、声を落とす。
「レティが森の中で倒れていたのを見つけて・・・」
「さっきのあの穴ね?ワも生まれは普通のゴブリンと同じだった。でも愚かなゴミ共は、穴から出てワの肌の色が分かると巣から追い出しやがった。確かにワも灰水共に会えたの運が良かったけどね。ワも知らなかった魔法の使い方を教えてくれたし。実力を重視するおかげで、灰水共の中ではそこそこの地位に付けた。でもね、奴らも所詮、根っこはゴミ共と同じ愚かな奴ら。魔法の知識も浅く保守的で、脳筋ばっかり、しかも・・・」
僕は、ビエラヤの言っていることが、よくわからなかった。
でも一生懸命話してくれてるから、頭をかいて聞いているような顔をしておく。
「・・・はぁ、お前よくわかってないでしょ?」
「ごめんね。難しぐで」
「所詮お前もゴミ共と同じ、大した力もない愚か者。レティシア様はゴブリンがお好きなようだからワがあの方のお気に入りになるわ。だから、邪魔しないでほしいの。あ!この事をレティシア様に告げ口しようとしても無駄よ。お前なんてワの魔法でいつでも簡単に殺せるんだから。火!ほらね!あなたにはできないでしょ。あの黒いのが居なければもっと早く・・・」
ビエラヤが手に火の玉を出したりして色々喋ってる。
うーん、たぶんビエラヤはレティと仲良くしたいから、協力してって事が言いたいんだと思う。
でもライシェラは嫌いみたい。
僕と違って、ビエラヤは発音が綺麗なんだけど、早口だし、言い回しが難しくてわかりにくい。
でもこの発音は見習わないとって思う。ゴブリンでもここまで綺麗に話せるとは知らなかった。
「・・・わかった。頑張っでビエラヤ」
「えっ!?頑張る?いや、お前全然わかってないだろ。これだからゴミは・・・」
もっと早口になった。
ビエラヤは話すのが好きだから、上手なのかもしれない。
僕は、そこまで話すの得意じゃないしな。
そんな事を考えながら、ビエラヤが満足するまで聞いていた。
読んで頂きありがとうございました。
カエルを食べる時は、事前に調べてからにしましょう。
寄生虫とか色々すごいみたいです。
きちんと過熱しましょう。
ビエラヤさん猫被ってました。
でもコブン君には伝わりませんでした。




