王国騎士団・北方教導隊 その後1
しばらく、コブン君の話を置いておいて、その他の人の話を書こうと思います。
もしよかったら、お付き合いください。
よろしくお願いします。
冒険者をやってる、貴族のお嬢さん達と別れた。
俺の気分はだだ下がりだ。
別にお嬢さん達の事はどうでもいい、護衛なんて面倒な相手がいなくなって、せいせいしたぐらいだ。
でも、あの2人のいい女をもう拝めないのは残念だ。
もう少し時間があれば、口説く位のことはしたかったんだが。
腹いせじゃないが、村の女と遊んだのは仕方の無いことだ。
もちろん、それは俺だけに限った話ではないし、相手も楽しませたのは当然だ。
俺は隊長みたいに顔だけに女の魅力を感じるとか、初心な相手が良いとかって事はない。
どちらかと言えば遊び慣れてる相手と、お互いにしっぽり楽しむ方が性に合ってる。
まぁだからそこ、競争率が低いのかも知れないが。
なにせ、俺達は村人からすれば英雄だ。
旦那のいない相手ならだいたい落ちる。
だが、俺の顔はそこそこだ。
貴族どもの集まるこの隊では下から何番目だ。
貴族は外見も重要なステータスだからな。
話がそれたが。まぁ、そうして楽しむのも今夜までで明日には、さらに北西に調査へ向かわなくてはいけない。
飛竜か、わからないが、鳥の群れのようなものなら見たと言う証言が、取れたからだ。
任務的には確認しにいかねばならない。
正直、俺には今回の任務をさっさと終わらせて、早くあの毛皮のことを報告したいのだ。
適当に村周辺を見て回り、夜はちゃんと村で過ごして、ある程度の所で帰還して、任務を完了する。
それが俺の理想の任務の進め方だ。
もちろん、隊長にも提案しようとしたが、相談してる途中で副長が現れた。
隊長は空気の読めない男だから、副長の前でも構わんとか言う。
しょうがないから、俺も理想の任務の進め方計画を提案した。
すると、副長が怒り出して、私がこんな情報を・・・。
で、今に至る。
誰も、結果なんて求めていない任務に張り切ってどうするのか?大局が見えていない男はこれだから・・・。
はぁ、深いため息と共に、過ぎてしまったことを後悔するが、今更である。
やな事は女と遊んで忘れるに限る。
朝早くに出発し、俺は今歩いている。
馬はどうしたって?
目の良い奴3人に交代で貸してやってる。
別にそいつらが落ちこぼれで足が遅いからとか、びびりで気が弱いからとかは関係ない。
ここはひらけた草原だから、少しでも早く危険を察知するためには、高い位置に目の良い者を置く必要があるからだ。
何度も言うが、俺にとっては、極力これ以上被害を出さないことが大事なのだ。
グレートライオンをほぼ無傷で仕留めた。
ところが、ゴブリンの群れに半分殺された。
これじゃダメなのだ。
ただの笑い話だ。
だから、俺は極力1人の犠牲者も出したくないのだが、隊長がイマイチわかっていない。
功績はあるだけあった方が良いと思っている。
まぁ、野心家な人だから、かも知れないがな。
あれもこれもと手を出したって全てが手に入るわけでは無いのにな。
目の良い奴が慌てて俺を呼ぶ。
ホラミロ、やな予感しかしないぞ?
「どうした?落ち着いてでいい、ゆっくり正確に話せ」
「はっはい!とっ遠くに!ゴブリンらしき影を見た気がします。一瞬ですが・・・」
「どうした?大群か?」
「いっいえ!ワタシの様に馬のようなものに騎乗していたかも知れません」
なんでこいつは、この緊急時に、はにかんで赤面しているのかは謎だ。緊張しているのか?
「何騎いた?1騎だけか?」
「ちっ違います!3騎はいたかと、一瞬だったので定かでは無いですが」
「いや、それはいい。方角は?あっちか?」
北西だった。
最悪だ。いや、確定したわけでは無いが、最悪を想定しておくべきだ。
「よくぞ見つけてくれた。引き続き頼む、見えた方角を重点的にな」
随分高い声で返事をしてきた。
それより、隊長に報告だ。
この後のあれこれを想定し憂鬱になりつつも、足早に隊長の元へ向かう
途中ですが、いったんあげます。
話の内容がだいぶ変わりますので、読者様に楽しんで頂けているかわからないのですが。
作者的には楽しんで書いている一人です。
今後もレティシアさんとコブン君に間接的に影響される人物として書いていきたいと思っています。
・・・あれ?まだ名前考えてないや。




