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遠回りしました。

 よろしくお願いします。

 レティが、カニの宝のことを村の人達に伝えると、皆口々に知らないと言った。

 ところが1人だけ、銛の人が進みでる。


 「おっおれ!いっいえ、ワタシが!ワタクシが採ったのです!!」


 そう言って、カニとアゴダシに向かって跪く。

 緊張しながら、話す彼の話を要約するとこんな感じみたいだ。


 嵐の次の日、潜った時に人の頭ほどの真珠を見つけたらしい。

 それを家に持ち帰ると、数日後に変な夢や、昼間から幻を見るようになった。

 しかも、それは自分だけではなく、少しずつ村の人達にも同じ事が起こり始めた。


 何かしらの病か呪いかも知れないと、ハルシュレックの呪い師に相談しようと案が出たが今年は不漁が続き、村には余裕が無かった。


 そんな時に1人の神父が、村の入り江に流れ着いた。

 その神父は、献身的に村の人の為に診察や治療の奇跡を使った。


 同じ頃に魚人を島のあちこちで、見かけるようになる。

 そこで、初めて銛の人は真珠の事を思い出し、自分に原因があるのではと恐くなった。


 そんな様子をたまたま神父が、呼び止め親身に話を聞いてくれた。

 よそ者故の安心感からか、真珠の事を打ち明ける。

 そして、神父はその真珠を預かり私が浄めましょうと言った。


 そして実際、村の人達は幻や変な夢は見なくなった。

 神父は、それは自分のお陰だとして、村に教会を建て・・・。


 「わーかったよ!まどろっこしいね。で?その神父はまだその真珠を持ってるのかい?今どこにいる?」


 つまりながらも、事の顛末を言い訳を交えつつ、最初から最後まで話そうとする銛の人に、レティが割って入って結論を急かせる。


 村の人達、皆が白い建物の方を見ると、人の頭ほどの黒い布包みをもった白い服の人が、林の方へ走って逃げていくところだった。


 カニがバチンッバチンッとハサミを鳴らすと、湖から殻の魚の人が一斉に白い服の人めがけて走り出す。

 白い服の人は逃げ切れないと思ったのか、光る人を出して戦おうとするも、圧倒的な数の前にすぐに制圧される。

 殻の魚の人が黒い布から真珠を取り出す、それを大きなカニの1匹にうやうやしく渡す。

 そのカニはハサミでそれを受け取ると、軽くアゴダシの方を向いた後、湖の中へ帰っていった。

 もう片方の大きなカニは殻の魚の人達にハサミを振り回しながら、バチンッ、バチンッバチンッと何かしらの指示を出しているみたいだ。

 殻の魚の人達が、湖の中へ入っていく。

 でも、何人かの人が残り、殻の魚の人中でも、二回りくらい大きくて口元にヒゲの様なのが生えてる人が、前に出て喋り始めた。


 「我々の宝を盗んだのハ、島の民の罪である。よって、宝を盗んだとが人の命を差し出すことを要求する」


 そう言って声高に宣言する。

 銛の人は力無く、崩れ落ち座り込んでしまう。

 が、他の魚の人達たちは動かない。


 「・・・本来であればな。しかし、宝から一時とは言え目を離したのはこちラの落ち度が無いとは言わぬ。そレに、話によるとその者の手引きのお陰でワれ等が主様は窮地を脱したとも聞いタ。よっテ、特別に恩赦を出ス。その者の罪を不問とし、宝の影響による村への被害、我等の襲撃による村への負担ヲ考慮し慰謝として少しばかリの贈り物を授ける」


 そういうと、背後から殻の魚の人達が、ザバーっと現れる。

 皆、手や口に魚を抱えている。

 それを次々置いていき、魚の小山が出来た。

 その後に、僕達の方へ来て頭を下げる。


 「これで、よろしかったですカ?」


 「あぁ、ありがとよ」


 答えたのはレティだ。


 「それでは、最後にこれをお納め下さイ」


 そういって持って来られたのは、殻の魚の人が3人係で、抱えた大きなカジキだ。

 読んで頂きありがとうございました。

 なんかサイドストーリーにしちゃえよって銛の人の武勇伝をコブン君に説明させてしまいました。

 しかもレティシアさんが途中でぶった切りました。

 哀れ銛の人。

 ちなみに大きい殻の魚の人は喋れたんですね。

 変なカタカナが入っている?

 はじめはミス変換だったのですが、語尾に付けることに・・・。

 また例の逆さ読みです。

 すみません、作者の独り言です。気にしないでください。

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