主様はとても大きいです。
短いですが、アップします。
よろしくお願いします。
僕たちは濁った水の中を進んでいく。
もちろん、どこまで行っても続く主様の体を調べるためだ。
しばらく進むと、主様の体の上に大量の岩が乗っている。
さらに土砂が積もって。まるで水中の岩山に埋め込まれたようになっている。
「これが、原因か。でもこの大量の岩はなんだ?」
この大きな主様が埋まってしまうほどだから、とても僕たちには手出しができない。
それに岩の一部は体に突き刺さているみたいだ。
とても今すぐ、動かせそうにない。
僕は主様に触れて、回復させられるものが作れるか集中する。
いたいせのギナウきんで?
手持ちの素材で1番効果の高い物を作る。
意外と水の中でも問題なく作れた。
「レティ、弱ってる原因がわがったかも」
「アゴダシの?目の前の岩じゃ無いの?」
「それもあるげど・・・魚の人さん、こごは水の上までどの位の深さなの?」
僕が上を見ても濁っていてわからない。
「我々が、40人並べる程でしょうか」
僕は次に刺さっている岩の1つに触れる。
集中する・・・。と何とか出来るかも知れない。
「魚の人さん。ごの薬をこの岩が抜けだら、傷に塗ってあげで」
僕は先程の突き刺さっている岩を指さして伝える。
魚の人は、理解が追いついてないみたいだけど、主様のためならば、いかようにも。って言ってくれた。
「コブン、もしこの岩を無くしたら土砂が崩れるかもしれないよ」
「そっが・・・」
「アタイが抑えようか?」
「レティは、僕が作っだモノを主様の口に運んで欲じい」
「人手が必要そうなので、急いで仲間を集めます」
そういってれ最初に案内してくれた魚の人が、濁った水の中に消えて行った。
色々と段取りを話しあう。
僕は先程の岩に触れ集中する。
すまりかかがィテルナペにうどうこ、間時3なうよつひにくさいせ、いかつつとひをくわうょぎさ?
「レティお願い」
レティが土砂に触れて、岩の周りを凍らせてくれる。
僕が建造すると、岩が大きく長いパイプになる。
それは、水の上まで届き。
したの部分はゆっくり曲がっている。
「レティ、ごれを主様の口まで運べる?」
「うは、結構重いな。ライシェラを連れてくるべきだったたかもね」
そんなことを言いながらも、主様の上を走って行くレティ。
魚の人達はその間に、岩が抜けたことで開いた傷口に薬を塗り込んでいく。
僕は重くなった体と、荒い呼吸を整える。
といっても、水中なので、じっとしていればそこまで変わった感じはしない。
呼吸は大量に空気を吸い込めるわけでは無いので、早く細かく呼吸する。
そうしている間にも、効果があったみたいで、ゆっくりと傷が塞がっていく。
「我々も、微力ながらお手伝いします。小さい方もお連れ致します。どうぞ我々の手を」
そう言って僕を口の方まで運んでくれる。
途中まで来ていたレティに追いつき、パイプを後から押す形で加勢している。
僕は自分で走る。
と言っても、水の中なので走っているのか歩いているのか分からない感じだけど。
皆で何とかパイプを主様の口に咥えさせることが出来た。
「レティ、外へ行ごう」
「はいよ」
僕たちは濁った水の外へ。
ちなみに、主様が横たわっていた場所は、水中から見たら切り立った断崖のようになった場所で、その崖にパイプを立てかけるようにして固定した。
僕達が外に出ると、そこには見たことも無い景色が広がっていた。
って今はそれどころじゃない。
「レティ、このパイプから水を吸い出じて空洞にしで」
「ふむ?こんな感じか?」
レティが、パイプに触れるとパイプから水が噴き出す。
水が無くなると、スースーっと空気が通り始める。
「どういうことだ?コブン」
「主様は身動きが取れなくで、窒息しぞうだったみだい」
「魚なのに?」
「うん、だぶん。これで少しは回復するど思う。あとはあの岩ど土砂をどけないと・・・」
僕は改めて、景色を見つめる。
「ここは、たぶん王国じゃないな。ずいぶん流れてきたもんだ。潮流ってのは体感よりずっと早いんだな」
魚が窒息ってっと思う方もいらっしゃるかもしれません。
アゴダシは電気ウナギに近い生き物です。
なので、自分もちょっと調べてみると、空気呼吸をするそうです。
そこから発想を得て書きました。
またこの後の展開については、大筋は考えているのですが、細かい理由付けなどにちと苦戦しているので、すこし時間がかかるかもしれません。
コブン君の意味不明の文は逆さに読むと何かわかるかもしれません。
読んで頂きありがとうございます。




