新学期
どうして私は彼を好きになってしまったんだろう…。
私は夏樹。
ごく普通の高校生!
周りからは破天荒な性格って言われてるます。
今日から2年生なのに寝癖のせいで時間ギリギリの登校↓↓
幸先悪っ!!
「夏樹っ!朝から大変そうだね」
「あっ!真由おはよぉ~」
彼女は真由私の大親友!
大親友の私が言うのも可笑しいけど真由はガラスの心の持ち主。
だからメンタル面が強くないから普段は特別扱いで別室に居る。
「ねえ、真由聞いてぇ~、今日寝癖が酷くて遅刻しそうになったのぉ~」
「それは大変だったね」
「人事みたいに言わないでよぉ~」
「だって人事じゃんっ!」
「それより夏樹、クラス見に行こっ!」
クラス名簿が貼り付けてある掲示板を見ると2-2の欄に私の名前が載っていた。
「真由っ、私2組だったよ!真由は何組?」
「私1組、クラス離れちゃったね」
「でも、隣のクラスだし、私どうせ別室だから意味ないけどねっ!」
「それじゃっもうすぐ始まるからいくね」
そう言うと真由はクラスへ行ってしまった。
そうして次に真由に会えたのは放課後の昇降口だった。
「真由、クラスには馴染めそう?」
「微妙かな、やっぱり怖いかも…」
私はそう言う真由が心配だった。
「それじゃあ、夏樹また明日!バイバイっ!」
「うん、バイバイっ」
そう言って私と真由は帰り、新学期初日は終了した。