随筆「不良少年とキリスト」 私の思い
「ここは小説家になろう たまには 本のことも話そうか」
「(戦っていれば、負けないのです。決して、勝てないのです。人間は、決して、勝ちません。ただ、負けないのだ〉。坂口安吾の随筆「不良少年とキリスト」の一節だ
自死した盟友太宰治への追悼文とされる。負けずに生き抜いてくれという宣言が込められている
別に勝てなくていい、負けずに耐えてくれ。人生を勇気をもらう言葉でもある
スポーツの世界では勝負は切っても切れない関係だ 勝ちがあれば負けを生む。負けがあれば勝ちが有る
時に天才といわれる人や怪物と称される人も負ける。それが現実。だから面白い
片や それを戦争に置き換えるとどうだろうか (戦っていれば、負けないのです。決して、勝てないのです。人間は、決して、勝ちません。ただ、負けないのだ〉
かつて日本軍はその言葉に何万人 何十万人の命を奪ってきたのだろうか
硫黄島の戦いでは 本土決戦に向けた時間稼ぎ 「別に勝てなくていい、負けずに耐えてくれ」 と言っていたそうだ
言葉は時として 善悪にもなることを僕たちは忘れてはならない




