嘘の影響|「純一くん。飛鳥と付き合ってるだって?」
【前回のあらすじ】
フラワーデザインで働く純一は、平凡な日々を過ごしていた。毎日の業務をこなし、夜はオンラインゲーム『シューティングトリガー』でプレイするのが日課だった。
4月になり、フラワーデザインに南海飛鳥を含む2名の新入社員が入社した。
ある日、終業後の会社で、忘れ物を取りに来た純一が、POPデザイン課課長の上田が飛鳥に言い寄っている場合に遭遇する。
上田が苦手な純一が嫌な場面に遭遇したと立ち止まると、飛鳥が純一のもとに逃げてくる。
「わたしたち、付き合ってるんです!!」
飛鳥が言い放った嘘に純一は戸惑いを隠せないでいた。
突然の出来事に、純一の心は驚きと戸惑いでざわめいた。
廊下の静寂が、彼の不安な心情を一層際立たせる。
飛鳥の微笑む表情が、彼の目にはっきりと映った。
飛鳥:「ね!?」飛鳥の言葉が浮かび上がる。彼女の瞳は、同意を求めるように純一を見つめていた。
純一:「え、あ、あぁ。上田さん、すみません。彼女困ってるんで、やめてあげてください。」
純一の言葉に上田は怒りを露わにする。
上田:「はぁ!?」
純一は飛鳥を庇うように前に1歩前に出る。
純一:「悪いですけど、自分の女に手を出されるなら、黙っていませんよ。失礼します。」
彼は飛鳥の手を握り、急いでその場をあとにする。
飛鳥の嘘に戸惑いと驚きを隠しきれない純一だったが、彼の行動に困惑する上田が、呆然と廊下に取り残された。
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帰り道、純一は飛鳥を連れ、駅近くまで歩いてきた。
顔を合わせようとしない2人。信号で立ち止まると、飛鳥が口を開いた。
飛鳥:「すみません、ありがとうございました...」飛鳥が小さな声で謝罪する。
純一:「え?あぁ、いやいや。飛鳥ちゃんは気にすることないよ!」飛鳥の問いに笑顔で返す。
純一:「上田さんは、ほんと困るよ。。はぁ」純一はため息をついた。
飛鳥:「ありがとうございます。。」飛鳥は恐縮しながらも礼を述べる。
純一:「上田さんには気を付けてね」純一は念を押す。
飛鳥は軽く頷いた。「あ、あのぉ…」飛鳥はどこか恥ずかしそうに、純一に言う。
純一:「ん?」飛鳥を心配するように、純一が顔を除く。
飛鳥は純一の顔を見ようとせず、「あの、、そろそろ手を…」飛鳥の言葉に、ハッと気づく純一。
純一:「あぁぁ、ゴメン!ごめん。」慌てて、手を離し、飛鳥に頭を下げる。
飛鳥:「あ、いえ。そ、そんな…」
飛鳥が顔を上げ、純一の顔を見つめる。
飛鳥:「もし、、なにかあったら、守ってくれますか?」彼女の声には不安が込められていた。
純一:「え、あ、あぁ。まぁ、うん。」純一は戸惑いながらも、優しく答えた。
純一:「とりあえず、帰ろうか」もう一度、純一はため息をついた。
飛鳥:「ありがとうございます!!」元気な飛鳥の声に、純一は笑顔で返した。
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翌日。
出社してきた純一に、渡辺真理と山下春奈が笑顔で近づきた。
2人を見え、キョトンとする純一は、手が止まっている。
純一:「な、なに?怖いんだけど。。」
春奈:「純一くんさ。私たちに隠してることあるかな?♪」
春奈の言い方は、全てを知っているような、不気味な笑みが含まれていた。
身に覚えのない純一は、さらに顔がキョトンとなった。
春奈:「純一くん。飛鳥と付き合ってるだって~??w」
飛鳥のセリフに純一は、驚きを隠せなかった。
C.B.と申します。
ここまで当作品を読んでいただき、ありがとうございます。
春奈のまさかの知っている発言がありました。
どうして、彼女は知っているのか、そして、今後の純一の生活にどう影響するのか、次回作もぜひご期待ください。
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※本人も読み直して、文章を直していきます。ごめんなさい。。
よろしくお願いします。




