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『指導者と練習者』

作者: 成城速記部

 速記というものは、独習するよりも、よい指導者に指導してもらったほうが、上達するものです。

 ある指導者のもとを、練習者が訪れました。この練習者の父親は、この指導者が練習者であったころ、指導してくれた指導者でした。わかりにくい方のために言いますと、ベイダーがジェダイであったときのパダワンであったアソーカが、ジェダイとなってルークをパダワンにするというようなことです。ま、実際には、ルークは、父と同じオビ=ワンのもとで修行するわけですが、そこはいいでしょう。

 こういう関係にある指導者と練習者との間には、忖度が生じます。練習者が速記文字を覚えないと、やれ大器晩成型だと褒め、練習に時間をかけないと、本番に強いタイプだとおもね、速記を書くだけ書いて反訳しないと、速記への集中力がすばらしいと偽りを述べ、結局、この練習者の速記力は伸びませんでした。



教訓:やはり千尋の谷に落とすとか、旅をさせることが大切。


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