ハロー
更新致しました!色々ありましたが、再出発の2部目です!
どうぞご覧ください!
殺るってのは何よりも最高にキモチイイ。
ドーパミンやらアドレナリンやらがドッバドバ出てきてシアワセ〜な心地。
まさに薬物中毒者の気分だ。
ハロー
「ハロー 皆様〜!」
ぶっ壊れた屋根の上からご挨拶。俺は紳士だからな。いついかなる時も挨拶はしっかりすることにしてんだ。でもアイツらは返してくれない。
オイオイそりゃあないだろ〜寂しいな〜笑
「ホラホラどうした!?ご自慢のマシンガンちゃん連れて来いよ〜〜〜!!!」
逃げ惑ってんだか武器を取りに行ってんだか分からねぇ連中を片っ端からミンチにしていく。ちょっとしたオリョーリの気分だ。
っと、タディッチはどこ行った?部屋を出たか?逃げ足速いな〜!
「奇襲だ!!全員戦闘態勢!!!」
下っ端の声が聞こえる。遅ェ〜んだよォ!
「そこかァァア!!」
鞭で壁を突っ切れば、ビンゴ!いたいたぁ声出した奴ゥ!
「ハロー!」
しっかりご挨拶。でもやっぱり返事は無い。
[ガタガタンッ!]
「礼儀知らず供がよぉおおお!!!!」
物音のした方向に鞭を少し大きめに振ってやると、
[ドガァアーーン!!!!]
建物の半分が吹き飛んだ。金をかけたくせに土くれ並みに気持ちよーくぶっ壊れる。なんか悪ィなァ〜笑
あら?アッチにいるのは....
「ハロー奥サマ〜。」
「ヒイッ!!!!」
そんなに怯えなくても良いのにねぇ〜。
だって、 そっちにダンナサマいらっしゃるじゃないですか。
「......エド、お前に一度依頼を頼んだことがあったな。」
「そうだったな。あの時はどうも。」
敵対してる組を殺してこいってやつだったな。
「.......報酬を多く取らせてやったはずだ!!」
「嬉しかったです〜。」
そうそう。コイツのおかげで女王の口紅飲めたんだよなァ。
ま、それとこれとは関係ねェ。
「撃たねぇのか?」
「.....!!!クソッッ!!構えーーー!!!!」
タディッチの合図。いつから外に出てたんだよォ〜。
ほんで離れのもう一個の小屋、あれやっぱ武器庫だったのね。無視して良かった。一気につまんなくなるとこだったぜ。
ハロー マシンガン。あらら、ライフルまであったの?
「撃ゥてェーーーーーー!!!!!!!!」
「......フッ。」
つい嗤っちまった。
遅っせぇんだよ。もう打ち込んだわ。
....隙間が無い連続の銃声 バカみてぇな弾丸の量
それら全てを攫うように、魔力の込められた鞭が全てを薙ぎ払う。
[ビュオンッッ!!!]
鞭がしなる。しなった鞭は風と衝撃波を起こし、弾丸も、奴等の持ってた武器も吹き飛ばした。
締めの鞭の弾ける破裂音が堪らない。
さぁて、 残るはコイツらだけだ!!!
1、2、3とリズムよく乱れ打つ。手元に何も残っていないのにまだ気付いていないのか、呆けた顔で、呆けた声を上げて死んでいく。下っ端を全員ぶっ殺したところで、いよいよフィナーレ。
「タディッチ、どうした?立てよホラ。」
「あぁあが、 あ、ああああ」
「奥サマ〜どうも〜。」
「あ、あぁあ、あ、やめ、やめて...」
「クソ!!クソクソクソ!!!マシンガンがなんで......」
遺言がそれかよ。
[シュパンッ!]
辺り一面死屍累々。この二人も今仲間入りを果たした。
一応気を遣ってやったんだぜ?
最期は二人一緒に、仲良くあの世行きだ。
良い最期だな。
「さようなら。」
我ながら気味の悪い、おぞましい表情をしていると思う。
でもしょうがないだろ?
俺ァ「エドワード・バンディ」。
世紀の殺し屋と呼ばれた男だ。
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