怪人始めました
キキーッ ドン
覆面の男1「あ、やべっ」
覆面の男2「あーあー。どうすんだよ~」
覆面の男1「どーすんだよってさぁ。つーか誰も居ないし証拠隠滅するしかないって」
覆面の男2「ちっ、しょうがねぇなぁ~」
撥ねられた男「・・ぅう・・」
覆面の男2「運の悪い奴だぜ」
______
覆面の男1・2「ただいまかえりやしたー」
ハカセ「遅かったな。お前たちは禄にお使いにもいけないのか!?」
覆面の男1「すんません。なかなか置いてるコンビニがなくて。ハカセのお気に入りのアイス」
覆面の男2「それもこいつ途中で事故ちゃったんすよー」
覆面の男1「ちょっ、おまっ、あ、ちゃんと証拠隠滅で轢いた奴連れてきたんで!」
撥ねられた男「た、たすけ……」
ハカセ「ばっかもーん!! 証拠隠滅するなら事故の跡も消して来い! 出来るまでお前らのアイスはお預けだ!」
覆面1・2「ええ~」
ハカセ「それもまだ生きているじゃないか! こっちはちゃんと処理しておいてやる! さっさとゆけぃ!!」
覆面1・2「へぇ~い」
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ハカセ「というわけでな、お前を改造してやったのだ! コレでお前はうちの者。文句あるまい」
撥ねられた男「いやいやいや、文句だらけでしょ!?」
ハカセ「喜べ! 力も1馬力はあるんだぞ」
撥ねられた男「び、微妙……」
ハカセ「変身も出来るんだぞ! これからはバンバン役立ってもらうからな!」
そうして今日から僕は怪人始めました。