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最初に

読書感想文が嫌いだった。


読書が嫌いなわけではない。むしろ好きの部類に入る。

学生時代は家でも学校でもずっと本を読んでいた。

恋愛、ミステリー、ファンタジー、エッセイ等…種類を問わず何でも読んだ。


けれど、読書感想文だけはどうしても書けなかった。

小学校から高校の12年間のうち、多分書き上げられたのは二回くらいだろう。


と、ここまで読書感想文だけが書けなかったかのように言ってはみたが、本当のところを言うと私は“感想文”というもの全般が苦手だった。

学生時代、何か通常の学業とは変わったことをするたびに書かされた感想文。

書き上げるまで帰してもらえずに、半泣きで適当に文字数を稼いだ原稿用紙を教師に提出し、足早に席に帰った。


つらつらと書き連ねたものの、とどのつまり、私は己の感じたことや考えたことなどを文章にするのが苦手なのである。

学業を修め、労働をするようになった今だってそうだ。

面談で提出しなければならない「職場の改善すべき箇所」「あなたが頑張ったこと」「上司や同僚について気が付いたこと」等がどうしても書けず、日付が変わるまで頭を悩ますことがしばしばだ。

その理由は、他者に自分の感じたこと、考えたことを知られるのが嫌だ、という一点に収束する。


本を読んで、感想文に「主人公のこのセリフが好きだった」と書いて、それを読んだ他者に「どうしてそのセリフが好きなの?」とか、挙句の果てに「そのセリフが好きってことは、貴方はこういう思想を持っているってことだよね?」とプロファイリングのようなことをされる。


それがとてつもなく苦痛なのだ。


そんな私が何故エッセイを書こうと思ったかというと、正直言って深い意味はない。


ただ、なんとなく感じたことを書き出す場所が欲しかった。そしてあわよくばそれを誰かに読んでもらいたかった。


先述した内容と真っ向から矛盾しているが、そんなもんである。

二律背反。心は単純なものじゃない。面倒くさいね。


以下に書き記すことは、私が日々を生きていく中で、ふと思ったことだったり、誰かに話してみたいことだったり、反対に誰にも言えないような感情であったり。

そんなとりとめもない言葉たちである。

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