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たいようの きらきら

作者: 北寄 貝
掲載日:2025/12/20


はるの あさ。

たいようが のぼっていた。


たんぼに みずが はいった。

つるつるの みず。

そらが ひっくりかえって、

あしもとに あった。


あるくと、

ながぐつが ぐっ、と なる。

みずが ゆれて、

たいようが こわれる。


きらきら。

きらきら。


つかもうと したら、

にげた。

みると、

また もどってきた。


かぜが ふく。

たんぼが わらう。

そらも、

わらっている みたいだった。


きらきらは、

したに あった。




なつの ひる。

たいようが つよかった。


かわに いった。

みずが はしっていた。

たいようが のって、

めが ちかちか した。


きらきら。

きらきら。

いっぱい。


めを ほそめても、

はいってくる。

めを とじても、

まだ のこってる。


みずが はねて、

ひかりが ちらばる。

わらうと、

きらきらも ゆれた。


きらきらは、

まえに あった。




あきの ゆうがた。

たいようが ひくく なった。


もりの なか。

はっぱの すきまから、

ひかりが

ぽつん、ぽつん。


きらきら。

きらきら。


さっきより、

すくない。

あるくと、

かげが ながく のびた。


みている あいだに、

ひとつ、

また ひとつ、

きえて いく。


ぼくは

たちどまった。


きらきらは、

ななめに あった。




ふゆの あさ。

いきが しろい。


そとは

しん、と していた。

きに しろい つぶ。

じめんも しろい。


たいようが

そっと さわる。


きらきら。

きらきら。


つめたい。

こわれそう。

でも、

とても きれい。


さわらずに、

みていた。


きらきらは、

しずかに あった。



そして


また、

はるが くる。


たいようは、

いつも そこに ある。


きらきらは、

なくならない。


ぼくは、

また さがす。

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― 新着の感想 ―
 あるときは水に、あるときは霜や雪などに干渉しながら、様々な形で大なり小なりキラキラを託していく太陽と季節の光景のお話、素敵でした。
素敵な詩ですね! 合唱組曲とかになってもすごく良いだろうなと思いました!
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