第1話
始めまして、kumasanと申します、
妄想が一杯になり、覚えられ無くなり、
書き始めたところ、今度はこんな妄想を見て頂きたく、投稿してみました、なにぶん妄想ですので、ご都合主義が多々存在します、こんな妄想を楽しんで頂ければ幸いです、長い妄想の極一部ですが、暫しお時間を頂ければ幸いです、
一人の冒険者が森を抜け、辺境の防壁都市に近づいていた、
防壁の上から見ていた衛兵が、門兵に声をかける、
門兵は武器に手を置き姿勢を正す、
冒険者が門に近づく、
一人の門兵が手を出し制止する、
「身分証の提示をお願いします」
意外に丁寧な対応に、冒険者はすぐにギルドカードを差し出す、
「冒険者ですか? ランク"F"? 一人? 」
怪訝な顔で辺りを見回す、
「はい」
「お一人ですか? 」
「そうですが・・・」
「道中かなり危険な魔獣が、いたと思いますが? 」
「はい何度か、あぶなかったです」
「どのようにして倒したのですか? 」
門兵の雰囲気がわずかに変わった、
「とんでもない、さっさと逃げましたよ」
「逃げた? 」
門兵の緊張が解ける、
「はい、私のギルドランクは"F"ですが、逃げ足だけは、"A"ランク以上と言われています」
「それに、影のマントもありますし」
「影のマント? 」
「はい、このマントは、
フードを被りマスクをすれば、ほぼ全ての気配を、消すことができます」
「それに私の魔力はたかが知れてますので、発見はほぼ不可能かと」
「なるほど、それはいいものをお持ちですね」
(確かにほとんど魔力は感じない、しかし何か違和感がある、隠蔽か・・・まぁ、この程度の能力なら心配ないだろう)
「わかりました、防壁都市アルケミへようこそ」
「今回は、どのような依頼で? 」
「はい、依頼ではないのですが、こちらでは、貴重な素材が手に入ると聞きまして」
「そうですか、確かに貴重な素材は多くありますが、危険な魔獣も多く生息しています、」
「それは来る道中、嫌っていうほど、感じましたよ、でもこの装備で、誤魔化せることもわかりましたので、慎重に行動すれば、少しは稼げるかと思います」
「そうですか・・・」
一通り確認された後、
「では、どうぞ、ああ、それと今この街には、ギルドがありませんので」
「えっ? どういうことですか? 」
思わず聞き返す、
「それは領主様からお聞きください、まずは領主様のもとに、ご報告を」
「報告? 」
「はい、現在は領主様が、ギルド代行を行っています、ですので報告は全て領主様にお願いします」
「なるほど、わかりました、それで領主様には、どちらに伺えば」
「あちらに見える丘の上に、お屋敷があります、そちらへ」
指し示す方を見る、『あれか』
「わかりました」
「では良い滞在を」
「ありがとうございます」
『まずは領主のところか、結構遠いな』
少しため息を吐き、大通りを歩き始める、
少し歩いて、気がついたことがある、
広い通りなのに人が少ない、
『この街なら、もっと人がいそうなものだが?
たまにすれ違う人々も、すぐに目をそらす、人見知りか? それともなんか俺が変なのか? それに・・・』
『店もほとんど開いていない、腹が減ったが、飯屋もない、道具屋や武具屋もほとんどない、どうなっている? 』
「こんにちは」
いきなり声をかけられ少し戸惑う
見ると若い女性が笑顔でこちらを見ている
すぐに挨拶を返し、少し微笑む
「冒険者の方ですか? 」
遠慮気味に問いかけてくる、
「はい、よくわかりましたね」
「この街は顔見知りばかりなので
「なるほど」
「どちらから来られたのですか? 」
「コボルの街から」
「えっ、街道を通ってきたのですか」
「はい」
「すごく危険だと聞いているのですが」
「ええ、ちょっと怖かったですね」
「お強いんですね」
「とんでもない、逃げるのと隠れるのが得意なだけで、強くはないですよ、戦うのは全くだめで」少し自嘲気味に答える、
「そうなんですか」
なぜか笑顔で返される
「ところで、どちらにいかれるのですか? 」
「はい領主様のところに伺います」
「それでしたら私がご案内します」
「いえ、場所はわかりますので」
女性はにっこり笑って
「私も用事がありますので、ついでです」
「そうですか、それであれば、よろしくお願いします」
「はい、では行きましょう」
しばらく無言で歩く二人
思い出したように
「すいません、まだ名乗っていませんでした、私はクーマと申します」
「私も忘れてましたねシフォンです、よろしくお願いしますね」
にっこり微笑む、
笑顔で返す、
「ところでシフォンさん、街に食事の出来る所と宿はありますか? 」
少し困った顔で
「え〜と、今はありません」
「時期的に? 」
「いえ、私の小さい頃は、まだたくさん店はあったのですが、10年ほど前に最後の宿屋が店を閉めました、ですので街に宿屋はありません」
「では食堂などは? 」
「以前はいくつかあったのですが、ギルド併設の食堂が最後でした、今はギルドも閉めてしまったので・・・」
「そうですか・・・」思わず空を見る
「すみません」
「いえ、とんでもない、あなたの責任ではありませんよ」
その後しばらく、雑談をしながら歩いていると
「見えましたあちらが、領主アルベルト・ダルクの屋敷です」
「立派ですね」
「ありがとうございます、娘のシフォン・ダルクです」
にっこり微笑んだ彼女は貴族のような、挨拶をしてくれた、
「えっご令嬢だったんですか? 」
「大変失礼致しました気づきませんでした」
「構いませんよ」またにっこり微笑んだ
屋敷からだれか、駆けてくる、
メイドさん? の姿が近づいてくる、
「お嬢様、おかえりなさいませ、探しましたよ」
「ごめんなさいね、ところでノランお客様よ」
メイドさんは姿勢を正し、こちらに頭を下げた、
失礼しました、ようこそダルク家へ、
「どうも」つられてこちらも頭を下げる、
「お父様に伝えてちょうだい、冒険者の方が挨拶に来られていると」
「冒険者の方ですか? 」
何度目かの不思議な物を見るような目、よほど珍しいと見える
シフォンが、目でメイドさんを急かしている、
失礼しました、すぐにご案内いたします、
遅れてきたもう一人のメイドさんに、ノランと呼ばれたメイドさんが指示を出す
「マーニーお客様を応接室へ、私はご主人様に報告に伺います」
「わかりました」
改めて後で来たメイドさんに、挨拶される
「メイドのマーニーと申します、ご案内いたします、どうぞこちらへ」
「ありがとうございます」
「クーマ様また後ほど」
シフォンが挨拶をして去っていく、
俺はメイドさんに案内され、屋敷の中を移動する、複数の視線を感じる悪意はなさそうだが、
「こちらでお待ち下さい」
「ありがとう」
派手な装飾はないが、
落ち着いた内装の部屋、
手入れの行き届いた応接セットがある、
その一つに案内されそこで待つ、
すぐに新しいメイドが飲み物を持ってくる、
「この香りはコーヒーですか? 」
「お詳しいのですね、あまり馴染みの無い物かと思いますが」
「ええ、なんで知っているのか」
目の前のカップにコーヒーが注がれる、
「どうぞ」
「いただきます」
少し香りを楽しんだ後、一口飲んでみる、
「うまい! 」
「喜んでいただけて良かったです」
知らないはずだが体が覚えているようだ
最近は気にしないようにしていたが
久しぶりに感じる違和感
失われた記憶のどこかで
この飲み物とは出会っていたのかも
奥の扉が開き痩身の男性が入ってきた
立ち上がり挨拶をする
「"F"ランク冒険者のクーマと申します」
「領主のアルベルト・ダルクだ、他のメンバーはどうした? 」
「いえ、私はソロですが」
「お前は私をからかっているのか? 」
「と、申しますと? 」
「"F"ランク冒険者が一人でここに来ただと、なんの冗談だ」
「お父様本当に、この方お一人でしたよ」
シフォンが部屋に入ってくる
「街でお会いしてここまで、ご案内致しました」
「本当に一人なのか? この辺りの魔獣はかなり強いはず、低ランク冒険者が倒せるような、相手ではないはずだが」
こんな感じで始めて見ました、お気づきの点やアドバイスなど、皆様の声が聞ければ幸いです、なお、誹謗中傷は極力おやめ下さい、(見ますけどね)