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第十三話・リライアン

「――どうして今さらになって動くんですか?」


 朝の爽やかな空気などこの地下で感じられるはずもなく。

 密集する体臭の匂いにも慣れるほど繰り返した朝の奴隷達が採掘場へ向かう流れに乗って歩いていると、オレの隣を歩いているエリクが話しかけてきた。


「……」


「……言いよどむとは珍しい事もあるんですね」


 オレはうまい答えが思いつか頭を掻いた。


「……オルストの奴を調べる事は前々から決めていただろ?」


「それはそうですが、慎重な姿勢だったではありませんか。

 それがどうして今日になっていきなり調べるだなんて……明らかにボクの知っているリライとは思えない行動です」


「……」


「ふー……」


 痛い所を指摘されオレは黙るしかなく、そんなオレに対しエリクは仕方が無いとでも言いたげな両手を上げ。

 それに対してオレはほんの少し苛立ち、少しだけ本音を話すことにした。


「あの坊主と嬢ちゃんの潜入が成功するとは限らないだろ?

 それにオレの関与が監督官共にバレるかもしれない、それぐらいの行動を今回起こしたわけだ。

 ならばサブプランとして、今のうちにオルストを調べる事にしたんだ」


 それに対しエリクは目を丸くして酷く驚いた様な顔し、本気で心配そうにオレの顔を覗き込んでくる。


「……本当にアナタらしくない。どうしてしまったのですか?

 もしも監督官にバレたとしても問題ないよう繋ぎを作っておいたではありませんか。

 その保険があるのですから、明確にオルストと敵対する行動を取る方が何倍も危険だと気づかないアナタではないはずでしょう?」


「それは……まあ……」


 オレはこの話題をさっさと終わらせたかった。

 上手い言葉が出てこない苛立ちで歩みが速くなり、周囲の奴隷達を次々に追い抜いていく。

 そんなオレの前にエリクが回り込み、行く手を遮って来た。


「何を焦っているのですか?」


「なに……?」


 その言葉にオレはしっかりの目の前のエリクを見るが、真剣にオレの事を心配していると伝わるエリクの瞳と目が合い、そっと顔を背けてしまった。


「……はぁーわかったよ、わかった。ちゃんと話す」


 けれど、そんなエリクに対してこれ以上自己満足的なプライドを貫くことはオレには出来ず、エリクに手招きをして奴隷の流れの邪魔にならないよう道の端に移動した。


「あー何だ……たしかにオレは焦っている。それはエリクおまえの言う通りだ」


「ええ」


 覚悟を決めたけれど。

 やはり、それもエリクに話す事は恥ずかしく感じてしまい、オレは無意識に頭を掻いていた。


「でだ、その原因が何だ? って話だけど。

 ……まあ……それは、なんだ……端的に言えば…………いまさら……」


 自分らしくも無く言い淀む事に苛立ちが募り、大きく息を吸ってエリクをちゃんと見ながら一息に喋ることにした。


「――いまさらアリアの奴が心配になったんだ!」


「………………それだけ……ですか?」


 自分の頬が熱くなるのを感じ、オレはエリクか視線を逸らして道行く奴隷の波を眺める事にした。


 ……すると、時々監督官が奴隷を意味も無く虐めながら採掘場へ向かって行くのが見えた。


「そ、そりゃあボクも彼女の事は心配ですし、リライがどれほど心配しているかはわかってします。

 けれど、結局どうして今になって危険な橋を渡ろうとしているのか? という僕の問いへの回答にはなっていませんよ?」


「今になってじゃない。今になったから焦ってんだ……!」


 オレは再びエリクの顔を見つめて、少しの怒りをにじませながら真剣にそう言った。


「ここにきてどれだけの時間が経った?

 一か月、一か月だぞ!

 今、あいつがどこに居てどんな目に遭っているのかと思うとオレは……!」


「――あの子達に会ったからですか?」


「……」


「あの子達の純粋さは彼女を思い起こさせましたもんね?」


「……そんなんじゃねぇーし」


 苦し気に噛みつくオレをくすくすと静かに笑うエリク。


(だぁーくそ! だから言いたくなかったんだ!)


 こうなるだろうと分かっていたが、実際に笑われとやはり気恥ずかしさと苛立ちが湧き。

 オレが完全にそっぽを向くと、その視線の先で仲間の奴隷がハンドサインを一瞬出して通り過ぎて行く。


「それに理由はそれだけじゃない」


 それを見てオレは気を取り直し、手でエリクに付いてくるよう指示して奴隷が疎らになった通路を逆走し。

 気を取り直して真剣な話をし始めた。


「ここに来てから行っていた派閥を作りに情報も集めなどの地盤固めはあらかた終わり、現状オレ達が手に入れられないのは監督官エリアの情報だけ。

 それはまあ……当てになるかもわからん小僧頼りだ。

 そうなるとこれ以上情報を集めるには奴を調べるぐらいしかない」


「それは、まあ。ですがやはり急なのでは? もう数日でも準備をされた方が……」


「大丈夫だ。ちゃんと無策ってわけじゃない」


 オレはエリクにそう言って、通路の途中に設けられた奴隷を監視する出窓へ寄った。


「オッス。調子はどうっすか?」


「ああ? なんだよリライアンか。

 俺も暇じゃないんだ、見逃してやるからさっさと出してきな」


「アザース!」


 暇そうに頬杖をつき口では嫌そうに言いながらも、その表情は餌を待つ犬の様にギラついている監督官に、オレは懐から十枚の銀貨を取り出して格子の隙間を通して渡した。

 これでこいつは数日の酒代を手に入れ、オレとエリクは堂々とサボることができる。

 いつものやり取りだ。


「……これが作戦ですか?」


「まあまて。そろそろ来るはずだから」


 エリクが訝し気に見てくるがオレは気にせず、監視所から少し離れた位置で壁に寄り掛かって報告が来るのを待った。


「ボス」


「お、来たか。奴はどうした?」


「今回はちゃんと採掘場へ入って行きました。取り巻きも一緒に。」


「よし」


 オレはとりあえずの簡単な賭けに勝った事に膝を打ちそうになったが直前で我慢できた。


「それじゃオレらはこのまま牢に戻る。おまえ達はそのまま見張っていてくれ」


「了解」


 短く指示を出して部下が去って行くのを見送ったオレは、エリクを連れて再び通路を逆走し始めた。


「……よくもまあ。

 お金が無駄にならなくてよかったですね?」


「そういうなよ、奴のパターンを考えれば可能性はかなり高かったさ」


 オルストの行動はかなり不規則だ。

 地下から姿を消すこともあれば、地下に居ながら採掘場へ行かない事もある。

 そのため今までオルストの牢を調べる事が出来ずにいた。


 ……まあ、もっと時間をかければ安全で確実にパターンを調べる事が出来たんだが。


「ですが、これで安全になったのは確かですね」


「もしかすれば一発、とんでもない秘密を見つけられかもな?」


 オルストが地下から姿を消すという事は、もしかすれば奴は地上への秘密の抜け道を知っているのかもしれな。何て淡い期待を抱いている。

 だが、監督官に聞いてもオルストが蒸気エレベーターを使っていた様な場面は見ていないと言っていたため、本当にあり得るかもしれないと考え。

 だから今回オルスト達を調べようと思ったわけだ。


 そうしてオレらは寝泊まりをしているくそったれな牢の並ぶ部屋に戻って来てきた。


「行くぞ。覚悟はいいな?」


「ええ」


 改めて気合を入れ直し、オレとエリクは牢部屋の奥にあるオルストの牢を目指して警戒しながら進む。


「……何かモンスターでも出そうな雰囲気だな」


 じっとりとした淀んだ空気が肌に纏わりつき、ランプの灯も気持ち弱く感じられる。


「岩肌がむき出しと言うのが、どこか自然の洞窟の様に感じられるからですかね?」


「そんな冷静に分析しなくていい……」


 生真面目なエリクは時々オレの意味のない独り言にも反応する事がある。

 それが今は、少し空気が軽くなった様な気にさせてくれた。


(大丈夫だ。

 オルストが帰ってくるのは早くても昼、昼食の時間。

 それまでには五時間ほども猶予があり、監督官もこの時間には見回りにやってこない)


 完全に安全とは言い切れない。だから今までやってこなかった。


 けれど今回の作戦の成功確率事態はかなり高いと思っている。

 確実性を重視して、部下を使い直接オルストが居ない事を確認しているのだから。


 そんな作戦を構想していた時の事を考えて、手持ち無沙汰を解消していたオレは唐突に足を止めた。


 ――オルストの牢が見えたためだ。


「……あれだ」


 誰もいない事は分かっているのに、オレは小声でエリクに声をかけてゆっくりと慎重に牢に近づく。


 たった数十歩の道のりが嫌に険しく感じられ、いつの間にか流れていた汗が顎に達して地面へ滴る。

 横目で隣を歩くエリクを見ればオレと同じく珍しく緊張している様で、いつにもまして真剣な表情をしていた。


 そうして自分達の歩く音を聞きながらオルストの牢へと近づき、オレは鉄格子を掴んで中の様子を確認する。


「よし、中には誰もいない――」


「――おっとそれは早計ってもんだぜ?」


 牢の中は予想通り誰も居ない。

 そう確信した瞬間――突然オルストの声が聞こえた。


「ッ!? 誰だ!」


「リライ離れてください!」


 オレ達は素早く牢から離れると。

 前夫の通路の空間が歪んだかと思ったら、オルストを含む五人の獣人族の男達が現れた。


「な、なんだとッ!? どうして能力が使えるんだッ!?」


「くぁっはっは、理解が早くて助かるぜ!」


 この地下ではありえない光景にオレはすぐに能力によるものだと分かった。

 獣人族は自身の肉体に作用する能力を持っており、その中には透明になる能力があると聞いた事がある。

 

(だが獣人族は完全に自己完結した能力のはず……それがどうして少数とはいえ他人を透明化させてやがるんだ!

 それはオレ達人族の特徴だぞ……!?)


 この瞬間に、オレは間違いなくオルストがただ地下でお山の大将を気取っているような人物ではないと確信した。

 

(オレ達は間違いなく今とんでもない秘密を目の当たりにしている!!)


 しかしそれは、同時に特大のピンチだという事に他ならなかった。


(エリクに援軍を呼びに行かせるか? ……いや、こんな事が出来るんだ、監督官との関係はもっと深いものに違いない。

 それなら援軍は悪手。仲間と共に敵も増えかねない……)


「何を考えている? コソ泥が家主に見つかったのならやることは二つだろ?

 逃げるか。戦うか。

 くくく! と、言っても逃がす気はないんだが――なッ!」


「くッ!?」


 唐突に仕掛けられた攻撃を、オレはしゃがんで回避して風圧を共なったパンチが頭上を通過する。

 オレは一旦考える事を止めて、すぐに蹴りをオルストの腹部へと放って反動で後ろへと下がった。


「おいおいそんなに警戒するな、殺しはしねぇーからよ。

 そんなちんけな戦い方じゃおれは倒せないぜ?」


 オルストは腹部に付いた土を払いながら小馬鹿にした様な顔でオレを見下してくる。


「うっせえよ! 監督官にゴマすりをしてこんな地下で粋がるしか能のねぇテメェにちんけだなんて言われ筋合いはねぇよ!」


「て、てめぇ頭になんてことを! ゆるさねぇぞ!!」


 オレの言葉に激昂した部下の一人が飛び出してきたが、その行く手をエリクが防ぎ。

 飛び出してきた敵は攻撃目標をエリクへと変え、勢いのままに蹴りを放つ。

 けれど、その敵の足をエリクはうまく掴み、勢いを利用して相手を振り回して壁に向かって投げ飛ばした。


「――おっと! 大丈夫かハイデ?」


「お、お頭! す、すみません!」


 しかし、壁にぶつかる瞬間にオルストが素早く動いて部下を受け止め、その行動にオレは驚いた。


「……意外だな。テメェの様な奴が部下を助けるなんてな」


「おれはおれの気に入った奴しか仲間に引き入れない、節操なくその場限りの仲間を集めるお前と違ってな?

 監視役はもっと信用できる奴にしておくことを勧めるぜ、リライアン?」


「て――」


「――おしゃべりが好きなようですね!」


 得意げにオレへ言葉を吐くオルストへオレが反論しようとするより早く、低い姿勢で近づいたエリクの回し蹴りがオルストに命中した。


 けれど、オルストは痛がる様子もなく不敵に笑い。

 一本足で立つエリクに足払いをしかけ、それを飛んで回避するしかなかった所に握りしめた拳を叩き込み、何とか両手をクロスしてガードしたエリクがオレの傍まで吹っ飛ばされた。


「エリクッ!」


「大丈夫です……!

 ですがそう何発も受けるのはまずいですね……!」


 エリクは腕を振ってかなり痛そうにしており、オレも攻撃を受けないように気を引き締める。


「お前らが知りたいのは地上への道だろ?」


「……それがなんだ。教えてくれたりでもするのか?」


「くく、いや?」


 不敵に笑うオルストにオレは嫌な予感がした。


「だが一つだけ教えてやる。

 道は無いが、ここには脱出へと糸口がちゃんとあるぜ」


「なに?」


「嘘じゃない尻尾に誓ったっていい。

 ここには間違いなくお前らにとって重要な物が存在するぜ……!」


(物?)


 予想外な事に、オルストが情報を教えてくれたことにオレは驚き、そして何かあると警戒する。


 ――だが、その会話自体が罠だと気づいた時にはもう遅かった。


「――リライ! 後ろからも敵が!」


「マジかよ……!?」


 オルストとの会話の内容に気を取られてしまったオレ達は、いつの間にか背後にやって来た敵に気づかず。

 完全に退路を遮断されてしまい、エリクと背中合わせで死角を無くすしか打つ手が無かった。


「だがそれもここを切り抜けられたの話だけどな!

 ――お前ら得物がかかったぞ!

 痛めつけて捕らえろ! 決して殺すんじゃねぇーぞ!!」


「「「へいお頭!」」」


 牙を見せて笑うオルストの号令と共に。

 前面の四人、背後の五人が一斉にオレ達との距離を詰め、拳や蹴りを雨の様に放ってくる。

 そんな物量に押しつぶされるかのような攻撃だったが、フェイントなは混ぜられていないため、なんとかオレとエリクはすべての攻撃を素直に防御する事ができた。


(だがいつまでも防御していると腕が疲労する、けど回避するとエリクに当たっちまう!

 何か……何か打開の方法は無いのか……!?)


 しかしいくらガード出来ているとは言っても、獣人族の身体能力で放たれる攻撃を防御し続ければ防いだ腕や足にダメージが蓄積して行き、このままでは負けが必至なのはわかっており。

 オレは身を焦がすほどの焦燥感に蝕まれる。


 ……だがそんな状況にも関わらず、オレはどうしても気になってしまう疑問が一つあった。


(どうしてこいつらは最初みたく能力を使わないんだ? 使っていればあっさりとオレらを倒せるだろうに……)


 当たり前のことだが能力の有無は戦闘においては明確な有利不利に直結し、使えばもうすでにオレ達は地面に倒れていてもおかしくない。

 だから使わないということは、能力の使用には何らかの制限があるのではないかとオレは考えた。


「くそが! いつまでもガードばっかり!

 もう我慢でねぇ! さっさと決着をつけてやるぜ!」


 そう考えた次の瞬間、さっき能力を使っていたと思われる人物がポッケに手を突っ込むといきなり透明化した。


(なんだよ!? 使えるのかよ!?

 それなら本当にどうしてさっさと使わなかったんだ!)


 内心無駄な事を考えさせやがってという怒りが湧く――それと同時にオレはここがチャンスだと直感で理解した。


「エリク!」


 使ってくれた能力が透明化だったのが不幸中の幸い。相手の明確なミスだ。

 いくら透明化していようと、獣人族の能力なら物体をすり抜けるなんて事は無いだろうと考え。

 

 目の前のその三人が透明な奴の攻撃のために道を開けたと思しき行動をした事で、オレの考えは当たっていると確信し、オレは思いっ切り地面を踏みしめて前方へ前蹴りを放った。


「な、なん――グボェ!!」


 足の裏に明確な感触が感じ敵の驚愕の声が聞こえた瞬間、いきなり目の前に男が現れて泡を吹いて地面に倒れた。

 その光景に周りの奴らは困惑し固まってしまい。

 それを事前に予想し声を掛けていたエリクと、すぐさま次の行動に移ったオレは、共に一人ずつ近くの敵に攻撃を加えて気絶させる事ができた。


(何とか人数を減らせた……だけどまだオレらが不利なのにはかわりない)


 続けざまに二人の仲間がやられたのを見た敵はすぐに気を取り直したため、それ以上数を減らす事は出来なかった。


(……もう油断はしないだろうな、どうする……これ以上?

 チャンスがまた訪れるのを待つか?

 それとも数が減った今、攻撃に転じるべきか――)


「――リライ」


 相手の攻撃パターンを記憶して動きの癖や身体能力を測り、何とかこの場を切り抜けようと考えていた時。

 背中が越しにエリクに呼ばれた。


「ボクは何があっても君の判断を信じるよ。

 たとえそれが間違っていたとしても恨んだりしない。

 ボクとキミは一蓮托生だ。

 あの時にそう誓ったよね?」


「ああ……ああ。そうだな……!」


(何を弱気になっているんだ!

 オレらはこの程度の困難いくらでも乗り越えて来ただろ!)


 頬を叩き気合を入れ直し、考えていた賭けが混じった危険な作戦を実行に移す覚悟を決めた。


 ――その時。


「リライアンッ! ここに居るんだろリライアン!

 こんな時に限ってどうしてサボってんだよ!!」


 息せき切らして走り込んで来た予想外の人物。


「今大変なことになっているんだ――って!? ど、どうしてオルストがここに居るんだよッ!?」


 オルストに驚愕しているゲビスの声が牢部屋に響き渡った。


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